自分が何に悩んでいるのかわからないときの不安解消法15選

自分が何に悩んでいるのかわからないときの不安解消法15選

何に悩んでいるのかわからない

何に悩んでいるのかわからない

 

「なんかよくわからないけど不安で、自分が何に悩んでいるのかわからない」
「誰かに相談したいけど、自分の感情がわからないから相談すらできない…」

 

漠然とした不安にどう対処していいかわからず、1人で抱え込んでしまう人は多いです。

 

 

しかし、自分が何に悩んでいるのかわからないときの不安は、ほとんどが以下の2つケースだとわかっています。

 

  • 実はたいした悩みや問題があるわけではなく、ただ漠然と不安を感じる
  • 自分の悩みや不安の原因を言語化できず、自分で自分を制御できないことに不安を感じる

 

 

すなわち、「漠然とした不安の解消法」「悩みや不安を言語化する方法」の2つを知れば、自分が何に悩んでいるのかわからないときの不安は解消できるのです。

 

 

そこでこの記事では、「漠然とした不安の解消法」「悩みや不安を言語化する方法」をお伝えし、あなたが自分が何に悩んでいるのかわからない不安を解消できるようにしていきます。

 

漠然とした不安を解消できれば、不安定な精神状態から脱却できるでしょう。

 

 

実績プロフィール

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この記事を書いている時点で私は、300件以上もの悩み相談に直接お答えしてきました。その知見・経験を活かして書いたブログやメールマガジンは、ありがたいことに多くの方に参考にしていただき、やりたいことが見つかった人や悩みが解決できた人がたくさんいます。

 

 

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1.自分の悩みがわからなくなる5つの原因|よくわからない不安はどこから生まれているのか?

 

そもそもなぜ、自分が何に悩んでいるのかわからなくなってしまうのでしょうか?

 

自分の悩みがわからなくなる原因がわかれば、悩みを言語化しやすくなったり、これから自分の悩みがわからなくなることを防げたりします。

 

 

自分の悩みがわからなくなる原因は、主に以下の5つです。

 

  • 1.自分と向き合うことを後回しにしている
  • 2.自分を抑えることが当たり前になっている
  • 3.脳の前頭前野の機能低下
  • 4.自分の気持ちをうまく言葉にできない
  • 5.ひとりで抱え込んでしまう

 

1つずつ詳しく見ていきますね。

 

 

1-1.自分と向き合うことを後回しにしている

 

自分の悩みがわからなくなる原因の1つ目は、「自分と向き合うことを後回しにしている」ことです。

 

何に悩んでいるのかわからないのは「自分」ですから、自分と向き合い、自分自身と深く対話をしなければ、自分の悩みを知ることはできません。

 

 

たとえば、寝る前に1日を振り返れば、その日にあった嫌だったことや嬉しかったことがわかりますよね。

 

そんな1日の振り返りを毎日続けたら、同じような悩みや不安の原因が繰り返されていることが見えてきます。

 

「職場の○○さんのことでよく悩んでいるな」
「自分の状況と周りの収入や恋愛を比べて落ち込むことが多いな」

 

などなど。

 

すると、自分が悩んだり落ち込んだりする原因がわかるんですね。

 

 

ですが、上記の1日の振り返りのように自分と向き合う時間を作らなければ、自分が何を嫌と感じて、何を不安に思ったかを忘れてしまいます。

 

38日前のお昼ごはんに何を食べたか?なんて、ほとんどの人が思い出せませんよね。

 

それと同じように、38日前の自分が何に対して不安や不満を感じていたか?なんて、メモや日記に残していなければ、ほとんどの人が覚えていません。

 

その結果、「毎日のように不安を感じるけど、何に悩んでいるのかわからない…」という状態に陥ってしまうのです。

 

 

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1-2.自分を抑えることが当たり前になっている

 

自分の悩みがわからなくなる原因の2つ目は、「自分を抑えることが当たり前になっている」ことです。

 

周りの空気を優先して自分を抑えると、自分の気持ちや意見を伝える機会が少なくなり、自分の気持ちや意見を考えること自体も減ってしまいます。

 

すると、自分の気持ちや意見を考えることをサボるようになり、次第に自分で自分の気持ちや考えがわからなくなってしまうのです。

 

 

自分の気持ちや考えがわからない状態では、不安な気持ちを整理して悩みの原因を見つけることは難しいですよね。

 

 

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1-3.脳の前頭前野の機能低下

 

自分の悩みがわからなくなる原因の3つ目は、「脳の前頭前野の機能低下」です。

 

脳の前頭前野は、感情や衝動を抑制し、推論や意思決定を行う役割を担っています。(参照:ストレスと脳-東邦大学-

 

この前頭前野の機能が低下すると、感情や衝動が抑えられなくなり、日常的に強い不安を感じるようになってしまうのです。

 

大した悩みや問題がなかったとしても不安感が強くなるので、原因不明の漠然とした不安感に悩まされる人も少なくありません。

 

 

もし仮に何か悩みがあったとしても、論理的に考える力が低下することにより、自分が何に悩んでいるのかを考えることも難しくなります。

 

 

脳の前頭前野が機能低下を起こす理由は、主に以下の2つです。

 

  • ストレス
  • 退屈な毎日(同じような毎日)の繰り返し

 

 

脳は、ストレスによって委縮してしまうことがわかっていますし、新しい刺激やクリエイティブな体験をしないと活性化しません。

 

そのため、日常的なストレスや退屈な毎日の繰り返しに心当たりがある場合には、脳の前頭前野の機能低下によって不安が強くなっている可能性があります。

 

 

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1-4.自分の気持ちをうまく言葉にできない

 

自分の悩みがわからなくなる原因4つ目は、「自分の気持ちをうまく言葉にできない」ことです。

 

自分が何に悩んでいるかわからない人は、楽しさや悲しさなど自分の感情はなんとなく理解できても、それをうまく言葉にできない傾向があります。

 

なんとなく不安だけど、その不安が仕事から来るのか、それとも人間関係から来るのか、具体的な理由をうまく言葉にできません。

 

悩みを解決しようと思っても言葉にすることができなければ、解決策を考えたり、他人に相談したりすることは難しいですよね。

 

 

言い方を変えれば、自分のことを言語化したり客観視したりすることに慣れていない、とも言えるでしょう。

 

言語化や客観視については、苦手でできないと感じる人も多いようですが、トレーニングをすればほとんどの人ができるようになります。

 

なので、諦める必要はありませんね。

 

 

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1-5.1人で抱え込んでしまう

 

自分の悩みがわからなくなる原因5つ目は、「1人で抱え込んでしまう」ことです。

 

何に悩んでいるかわからない場合、漠然とした不安を抱えていたとしても、誰かに相談することができません。

 

自分の気持ちや考えを言語化できないので、誰に何をどう相談すればよいかわからないからです。

 

その結果、悩みをひとりで抱え込んでしまい、いつまでも解決できなくなってしまいます。

 

 

自分ひとりで考えても不安から抜け出せない場合には、他人を頼ることも大切です。

 

漠然とした状態でも相談できるような信頼できる友人を頼っても良いし、カウンセラーやコーチなどの専門家に頼っても良いでしょう。

 

まずはそういう人をひとりでも見つけられると、精神的にかなり楽になります。

 

 

 

以上の5つが、自分の悩みがわからなくなる原因でした。

 

これらの原因に対処していけば、自分が何に悩んでいるのかわからなくて不安な状態は必ず解決できます。

 

 

次の第2章で、具体的な対処方法をお伝えするので、試してみたいと感じた方法からやってみてください。

 

 

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2.何に悩んでいるかわからないときの対処法15選

 

第2章では、自分が何に悩んでいるのかわからないときの対処法を紹介します。

 

 

私はこれまで、自分の気持ちや考え・価値観などが言語化できないと悩む方、延べ2,000人以上に対してサポートしてきました。

 

サポートを受けた方々は、

 

「自分の悩みや望みが言語化できて、これから何をしていけばいいかがハッキリとわかった」
「漠然とした不安がなくなって、仕事や勉強に前向きに取り組めるようになった」
「価値観や考えを言葉にすることができ、何を辞めれば自分の嫌なことがなくせるかがわかった」

 

と喜んでくれています。

 

 

今回の対処法は、そうした経験・実績をもとに効果が期待できる方法をピックアップしました。

 

なので、いくつか試せば、実際に不安感が減少したり、悩みを言語化できたりするはずです。

 

 

その対処法は、以下の15個です。

 

  • 1.適度な運動をする
  • 2.テトリスをする
  • 3.今の不安の解決可能性を考える
  • 4.悩む時間を決めておく
  • 5.瞑想をする
  • 6.ひとりごとで心を落ち着かせる
  • 7.毎日の不安を記録する
  • 8.焦りを捨てる
  • 9.自分が落ち込む瞬間を思い出す
  • 10.エクスプレッシブライティング
  • 11.自分の行動に注目する
  • 12.本屋に行ってみる
  • 13.友人が自分と同じ状況だったらなんと声をかけるかを考える
  • 14.過去に同じ経験をしていないかを考える
  • 15.自己理解を深める

 

1つずつ詳しく見ていきますね。

 

 

2-1.適度な運動をする

 

何に悩んでいるかわからないときの対処法1つ目は、「適度な運動をする」ことです。

 

 

運動は

 

  • 不安を抑える効果
  • 考える力を上げる効果

 

の両方を兼ね備えています。

 

散歩などをしているときに、自然と心のモヤモヤが晴れたり、急にいいアイデアが思いついたりした経験がある方も多いのではないでしょうか。

 

 

実際に大学生100人を対象にした九州大学の研究では、週に2回30分程度の運動を継続できた学生は、疲労感や不安感が減少し、毎日のモチベーションがあがったことがわかっています。

 

さらに、運動することで脳の中でドーパミンやノルアドレナリンという物質が分泌されて集中力が高まるので、悩みの解決策も思いつきやすくなるんです。

 

つまり、漠然とした不安感を解消しながら、悩みの原因も見つけやすくなるということ。

 

 

また、累計4,793人を対象にして行われた運動に関する複数の研究をメタ分析した論文では、1週間に30分程度の運動を3回行うことで脳の働きが最も良くなることがわかりました。

 

そのため、運動習慣の目安としては、1回30分程度の運動を週に3回行うことを目標とすると良いでしょう。

 

 

とはいえ、今まで全く運動していなかった人がいきなり週3回の運動をするのはハードルが高い場合もありますので、その場合は週に1-2回から始めていくと良いですね。

 

 

 

2-2.テトリスをする

 

何に悩んでいるかわからないときの対処法2つ目は、「テトリスをする」ことです。

 

「不安を消す一番手っ取り早い方法は何か?」と聞かれたら、私は迷わず「何かに夢中になること」と答えます。

 

親しい友人と話をしている時やゲームに没頭している時など、何かに夢中になっている時は時間があっという間に感じて不安を感じることはありませんよね。

 

 

実際、何かに夢中になっている状態を「フロー状態」と言い、不安解消に効果があることが科学的に証明されています。

 

 

では、どうやってフロー状態に入ればよいのか?

 

一番の理想は自分のやりたいことを見つけてそれに没頭して取り組むことですが、自分が本当にやりたいことはなかなか見つからないこともあります。

 

 

そこで、このフロー状態を手軽に作ることができるゲームが「テトリス」です。

 

カリフォルニア大学の実験では、多少難易度の高いテトリスをすることで脳がフロー状態に入り、不安感が減り脳の働きも良くなったことがわかりました。(参照:A better distraction: Exploring the benefits of flow during uncertain waiting periods.

 

 

この実験はテトリスを採用していますが、若干難易度の高いゲームであればテトリス以外でもOKです。

 

一度何かに没頭し、漠然とした不安感から距離を取ることができれば、その瞬間は不安を忘れることができるし、後の不安も軽減することができます。

 

 

不安の元になる原因が何かあればまた不安が大きくなることもあるでしょう。

 

ですが、実は大した悩みがなく、不安感だけが大きくなってしまっていた場合には、とても有効な不安解消法だと言えますね。

 

 

ただし、ずっとテトリスに夢中になっている人生というのはちょっと寂しいものなので、最終的には自分のやりたいことを見つけて、それに夢中になれるのが良いと思います。

 

 

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2-3.今の不安の解決可能性を考える

 

何に悩んでいるかわからないときの対処法3つ目は、「今の不安の解決可能性を考える」ことです。

 

自分が何に悩んでいるのかわからずに不安になっているときに、

 

  • 「どうすればいいかわからない!もう、この不安や悩みを自分は解決できないんじゃないか…」と考えてしまう
  • 「世の中には同じように悩んで解決した人もいるから、自分もマネすれば解決できるだろう」と考える

 

どちらの考えを持った方が、メンタルが安定するでしょうか?

 

 

前者のように解決が不可能だと思ってしまえば、今の不安と一生付き合い続けなければいけません。

 

そんなことは誰もが嫌ですから、心が「そんなの嫌だ!」と反発し、不安だけがどんどん増してしまうのです。

 

にもかかわらず、解決が不可能だと思っているので、問題を解決することはできません。

 

 

ですが、後者のように「解決できそうだ」と考えることができれば、たとえその瞬間は悩みや不安を抱えていたとしても、少し前向きになれます。

 

実際、2018年にサイエンス・ジャーナリストのジョン・マヌエル・アンドリオテ氏が、セルフトークに関する過去の文献をまとめたところ、解決可能性を考えることで自己否定が減少し、ストレスや不安も減少することがわかりました。

 

 

具体的に今の不安の解決可能性を考えるには、以下のような考えを持つと良いでしょう。

 

  • 同じような悩みを乗り切った人もいるから、自分も乗り越えられる
  • 多くの悩みや問題は時間が解決してくれる
  • 今の不安や悩みは人生のごく一部であり、嬉しいこと・幸せなこと・しんどくないことも普通にある

 

 

もし、すぐに今の不安の解決可能性を考えられない場合には、今の自分と同じ悩みや不安を乗り越えた人に話を聞いたり、そういう人が書いた本を読んだりするのがオススメです。

 

すると、「自分にもできるかも!」と感じられるようになっていきます。

 

 

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2-4.悩む時間を決めておく

 

何に悩んでいるかわからないときの対処法4つ目は、「悩む時間を決めておく」ことです。

 

一定時間悩んでも不安が消えない時は、「後でまた考えよう」と、一度悩みと不安から距離を取ることも効果的。

 

時間をとって頭の中をクリアにすることで、新しい解決策が思い浮かんだりしますからね。

 

 

この考え方は「思考の棚上げ」と呼ばれていて、ネガティブ思考が減り、日中もクリアな思考を保てることがわかっています。(参照:無駄に悩まない理想の自分になれる超客観力(P134)

 

 

たとえば、以下のように悩む時間をあらかじめ決めておきます。

 

  • お風呂の時間は明日の仕事でやることを考えよう
  • 夕方5時から30分は、資格のための勉強の進め方について考えよう
  • 寝る前の10分間は、よくわからない不安の原因を探してみよう

 

 

本当はたいした悩みがなく、漠然とした不安が強くなっているだけの場合には、この方法だけで不安を解消することができます。

 

何か言葉にできていない悩みがある場合にも、思考力が高まるので、自分の悩みに気づきやすくなるでしょう。

 

 

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2-5.瞑想をする

 

何に悩んでいるかわからないときの対処法5つ目は、「瞑想をする」ことです。

 

大阪大学がマインドフルネス(瞑想)に関する複数の論文をメタ分析した論文によると、瞑想を10分間するだけでも不安の減少に効果があることがわかっています。

 

そのため、悩みの原因がわからなくても、瞑想をすることで今の漠然とした不安感を解消することができるのです。

 

 

瞑想といっても、宗教における修行のような怪しいことをする必要はありません。

 

さまざまな種類の瞑想がありますが、簡単な瞑想もたくさんあります。

 

 

たとえば、目をつむり、呼吸に意識を向けて、何度か深呼吸を繰り返す。

 

これも1つの瞑想なのです。

 

 

心理学者のメグ・セリグによると、1日5回の深呼吸を3回行うだけでストレスが大幅に減ることがわかっています。(参照:Can Five Deep Breaths Really Relieve Stress?

 

深呼吸5回は、時間にすると大体1分程度なので、隙間時間に試してみると良いですね。

 

 

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2-6.ひとりごとで心を落ち着かせる

 

何に悩んでいるかわからないときの対処法6つ目は、「ひとりごとで心を落ち着かせる」ことです。

 

ひとりごとは心理学の世界でセルフトークと呼ばれていて、うまく使うことで不安を抑えて自分の気持ちを客観的に見れるようになることがわかっています。

 

そのため、自分の心を落ち着かせるひとりごとをスマホのメモなどにストックしておき、定期的に見るようにすることで、不安を軽減することができるのです。

 

 

何に悩んでいるのかわからないときの不安を軽減するには、たとえば以下のようなセルフトークが考えられます。(※社会心理学者アリス・ボイス氏の著書「Stress-Free Productivity」を参考に作成)

 

  1. 「何に悩んでいるのかわからない状況は、きっと他の誰かも味わったことある不安だよ」
  2.  

  3. 「今の不安な気持ちをすぐに解決する必要はないよ。今こうやって悩みに関係するブログ記事を読んでいるだけでも、解決に進んでいるはずだから自分のペースで行動を起こしていこう」
  4.  

  5. 「不安は必ずしも悪いことじゃないよ。自分の中で何かを変えたいと思う時に不安になることもあるし、少しずつ自分の気持ちに向き合ってみようよ」

 

 

親しい友人を慰めるような感覚で作ると、客観的な視点で作れるのでセルフトークの効果がより高まりますよ。

 

 

 

2-7.毎日の不安を記録する

 

何に悩んでいるかわからないときの対処法7つ目は、「毎日の不安を記録する」ことです。

 

その日に不安に感じたことや嫌だったことを記録し、それを毎日繰り返していけば、自分の不安や悩みの原因を把握することができます。

 

すると、自分が何に悩んでいるのかわからない状態は脱出できますね。

 

 

具体的には、毎日寝る前に以下の内容を日記として書くのが良いでしょう。

 

  1. その日の「不安度合い」を1-10段階で評価(自分の感覚でOK)
  2. その日にあった不安に感じたことや嫌だったことを書く(何個でもOK)
  3. なぜそれを不安に感じたのか?なぜそれが嫌だったのか?理由を書く

 

 

1か月ほど続けると、不安に感じることの共通点が浮かび上がってきて、今まで気づかなかった自分の本当の悩みに気づけるはずです。

 

 

日記をつけていくときは、ノートや手帳を購入して書いていくのもアリですが、スマホのアプリに記録していくのもアリです。

 

最近は便利なアプリもたくさんあるので、アプリをダウンロードして試してみてもいいですね。

 

 

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2-8.焦りを捨てる

 

何に悩んでいるかわからないときの対処法8つ目は、「焦りを捨てる」ことです。

 

自分が何に悩んでいるかわからない状況が続くと、不安な気持ちはどんどん大きくなり、焦りに変わります。

 

焦りは冷静さと思考力を低下させるので、正確に自分の悩みを言語化するのが余計に難しくなってしまいます。

 

そのため、自分が何に悩んでいるのかわからないときこそ、焦らず落ち着くことが大切なのです。

 

 

焦りの解消方法としてオススメなのが、ガムを噛むことです。

 

ガムを噛むとセロトニンというホルモンが分泌され、焦りや不安を抑えることができるんですね。(参照:課題遂行に対するガム咀嚼タイミングが 心理・生理反応および課題成績に与える影響

 

薬局やコンビニでガムを買えば誰でも今すぐできるので、冷静さを失いがちな場合には今日からでも試してみると良いでしょう。

 

 

なお、不安や焦りを根本から解消する方法も別の記事で詳しく解説しているので、気になる場合にはあわせて読んでみてください。

 

 

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2-9.自分が落ち込む瞬間を思い出す

 

何に悩んでいるかわからないときの対処法9つ目は、「自分が落ち込む瞬間を思い出す」ことです。

 

自分がどんなときに不安や悩みを抱えやすいのか振り返ることで、漠然とした不安の原因を見つけやすくなります。

 

過去の不安や悩みを振り返ることで自分が不安を感じやすいポイントを知ることができれば、これからは何に悩んでいるかわからなくなることもなくなるでしょう。

 

 

以下の4つの視点で自分が落ち込む瞬間を振り返ると、悩みや不安の原因を分析しやすくなります。

 

  • 健康:ダイエット、見た目の変化、病気、加齢
  • キャリア:理想の仕事、出世、将来叶えたい夢
  • 人間関係:仕事における上司、同僚、部下や家族、友人、知人
  • お金:収入、借金、年金

 

 

この考え方はHARMの法則と呼ばれ、ほとんどの悩みは

 

  • Health(健康)
  • Ambitions(野心)
  • Relations(人間関係)
  • Money(お金)

 

の4つに分類することができるというものです。(参照:人を操る禁断の文章術

 

 

傾向としては、身体の変化に気づきやすい20代後半の女性は健康面で悩みを抱えやすく、年収などを周りと比較しやすい30代男性はキャリアで悩みを抱えがち。

 

また、老後に備える50代はお金の心配をすることが多くなり、人間関係は世代関係なく抱える悩みを抱えることが多いですね。

 

 

あなたの過去や現在の不安・悩みを振り返り、出てきた項目を4つのジャンルに振り分けてみましょう。

 

すると、あなたが悩みや不安を抱えやすいジャンルが明確になるはずです。

 

 

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2-10.エクスプレッシブライティング

 

何に悩んでいるかわからないときの対処法10個目は、「エクスプレッシブライティング(筆記開示)」です。

 

エクスプレッシブライティング(筆記開示)とは、頭の中で考えている事を紙に書き出すワークで、不安解消や気持ちの整理に効果があります。(参照:筆記開示の効果

 

具体的には、紙とペンを用意し、8-20分間、頭の中に浮かんだことをただ書き出すだけで漠然とした不安感を解消できるのです。

 

 

また、頭の中に浮かんだことをそのまま書き出すことで、普段は気づかずにスルーしてしまっている自分の思考・妄想を言語化することもできます。

 

そこに自分の悩みや不安の原因が隠れていることも多く、今までわからなかった悩みや不安の原因に気づくキッカケにもなるでしょう。

 

 

簡単に取り組めて、不安感を解消できて、悩みや不安の原因を言語化できる、一石三鳥の方法なので、ぜひ一度は取り組んでみることをオススメします。

 

実際に取り組んだ方からは、「自分の本当の気持ちに気づけた」「やりたいことが見つかった」と感想をいただくことが多く、寝る前のエクスプレッシブライティングが習慣になった方もいるほどです。

 

 

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2-11.自分の行動に注目する

 

何に悩んでいるかわからないときの対処法11個目は、「自分の行動に注目する」ことです。

 

 

たとえば、しっかり8時間睡眠をとった次の日は、仕事もやる気があって人との会話もスムーズにできますよね。

 

逆に、寝不足だと仕事に集中できなかったり、人との会話も上の空になってしまったりする人が多いでしょう。

 

このように、行動が変わるだけで自分の考え方や気持ちに大きな差が出てしまいます。

 

 

つまり、漠然とした不安感は、単純に睡眠不足や運動不足、生活のマンネリなどから発生している可能性もあるのです。

 

そのため、普段の自分の行動・生活を振り返り、不規則・不摂生な部分などを改善することも、漠然とした不安感の解消に繋がります。

 

 

具体的には、以下のようなポイントをチェックすると良いでしょう。

 

  • 7時間以上の睡眠を確保できているか
  • 栄養のある食事を取れているか
  • 適度な運動をしているか
  • 親しい人と定期的にコミュニケーションを取れているか
  • 趣味はあるか
  • スマホを触る時間が長くないか
  • 仕事にやりがいを感じているか

 

 

できていない項目があれば、そこを改善するだけで漠然とした不安感が減っていくはずです。

 

もし、できていない項目が複数ある場合は、同時にすべてをやろうとするとうまくいかないので、優先順位をつけて1つずつ改善していきましょう。

 

 

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2-12.本屋に行ってみる

 

何に悩んでいるかわからないときの対処法12個目は、「本屋に行ってみる」ことです。

 

本屋に行ってさまざまな本のタイトルを眺めることで、「自分の悩みはこれかもしれない」と自分の悩みの原因が見つかることがあります。

 

少しでもタイトルが気になった本に関しては、目次まで読んでみることで今の自分に必要かどうかがよりわかるはずです。

 

 

自分の悩みを言語化したいと思っても、自分ひとりで考えているだけでは難しい場合もあります。

 

煮詰まってしまった場合には、本屋に行くなどして外部からの刺激・情報を取り入れ、脳を活性化させることが大切ですね。

 

 

 

2-13.友人が自分と同じ状況だったらどう声をかけるかを考える

 

何に悩んでいるかわからないときの対処法13個目は、「友人が自分と同じ状況だったらどう声をかけるかを考える」ことです。

 

267人を対象にしたウォータールー大学の研究では、自分で悩みを解決しようとするよりも、他人にアドバイスをする感覚で解決策を考えた方が正確な判断ができる、ことがわかりました。

 

 

たとえば、自分がパートナーと喧嘩したときには、意地を張ってしまい素直に謝るという判断ができないことがあります。

 

ですが、友人がパートナーと喧嘩した相談にのったときには、「それは素直に謝ったほうがいいよ」と冷静にアドバイスできたりしますよね。

 

 

そのため、自分が何に悩んでいるのかわからない状態のときには、

 

「友人が何に悩んでいるのかわからないと悩んでいるとして、そのときにどんなアドバイスをするか?」

 

と考えてみることで、今の状況を改善するための正確なアドバイスを、自分で自分に対して行うことができるのです。

 

 

 

2-14.過去の悩みや不安を乗り越えた経験について考える

 

何に悩んでいるかわからないときの対処法14個目は、「過去の悩みや不安を乗り越えた経験について考える」ことです。

 

過去に悩みや不安を乗り越えた方法は、今の悩みや不安に対しても活用できる可能性があります。

 

そのため、過去に悩みや不安を乗り越えた方法を棚卸し、何に悩んでいるのかわからない悩みを解決できそうな方法を探すことも、現状を打破する1つの方法です。

 

 

具体的には、以下の手順で検討していくと良いでしょう。

 

  1. 過去に抱えていた悩みや不安を書き出す(大きなことでも小さなことでもOK)
  2. それぞれの悩みや不安に対して解決した方法を書く
  3. 今の何に悩んでいるのかわからない悩みや不安に対して使えそうな解決方法をピックアップする
  4. ピックアップした方法を実践する

 

 

たとえば、以下のようなイメージです。

 

  1. コロコロ指示が変わる上司が本当に嫌で、仕事に行きたくないと悩んでいた
  2. 仕事を辞められる状況を作るために副業に没頭した
  3. 「やりたいことor今の生活を変えられることに没頭する」という方法は今回も使えそう
  4. やりたいことを見つけて、それに没頭するために行動し始める

 

事例なので悩みを1つしか出していませんが、複数の悩みや不安に対して上記のように過去の棚卸をすれば、自分がやってきた多くの悩みの解決方法が見つかります。

 

しかも、今まで自分がやった方法なので、「こんな方法なんて自分にはムリ!」と思うことなく取り組める方法が見つかるというのも非常に優れたポイントです。

 

 

 

2-15.自己理解を深める

 

何に悩んでいるかわからないときの対処法15個目は、「自己理解を深める」ことです。

 

人は、自分の性格・性質・価値観とズレたことをやっているときには息苦しさを感じ、自分の性格・性質・価値観と合うことができているときには幸福感や充実感を得ることができます。

 

 

ですが、多くの人は正確に自分の性格・性質・価値観を把握できていません。

 

そのため、気づかぬうちに自分の性格・性質・価値観からズレた働き方や生き方をしてしまい、息苦しくなってしまうのです。

 

 

実際に良くある話としては、「親や友人に認められるから名の知れた企業に入社したけど、しんどくなってきた」というケースです。

 

自分の価値観としては「給料はそこそこでいいから仕事以外も充実させたい」と考えているのに、名の知れた企業でたくさんの給料を貰えるけど仕事がハードだとしたら、ほとんどの人が「これは自分の理想の生き方ではない!」と感じるでしょう。

 

このとき、自分の価値観がハッキリしていれば、周りの声など気にせず転職したり社内での働き方を変えたりすることで、モヤモヤを解消できます。

 

しかし、自分の価値観を自分でわかっていなければ、「なんで自分は、名の知れた企業には入れて給料も満足いくほど貰っているのに不満を感じるんだろう?」などと、不満を感じる理由がわからなくなってしまうのです。

 

その結果として、「自分が何に悩んでいるのかわからない…」となってしまうわけですね。

 

 

したがって、まずは自分の性格・性質・価値観を自分で把握しなければ、ズレた生き方や働き方を修正することができません。

 

だからこそ、悩みや不安を解消するために、自己理解を深めることが重要なのです。

 

 

自己理解を深めるには、自分の性格・性質・価値観を言語化できる質問に答えるのがいちばんの近道。

 

ここでは、組織心理学者ターシャユーリック氏が、著書「insight」にて紹介していた「自分の価値観を深める6つの質問」を紹介します。

 

 

「価値観」を探る問い

 

  • あなたはどんな価値観で育てられましたか?自分のいまの思考体系は、それらの価値観を反映しているものですか、それとも育てられたものとは違う視点で世界を見ていますか?
  •  

  • 幼い頃や思春期における最も重要な出来事および経験はなんですか?それらが自分の世界にどう影響を与えましたか?
  •  

  • 職場や私生活で、どんな人たちを一番尊敬していて、その人たちのどんなところを尊敬していますか?
  •  

  • 一番尊敬していないのはどんな人で、なぜそんな風に思いますか?
  •  

  • これまでで最高(最悪)の上司は誰ですか?そう思うのは、その上司が何をしたからですか?
  •  

  • 自分の子どもを育てたり、他人を指導するにあたり、一番伝えたいのはどんな行動で、一番伝えたくないのはどんな行動ですか?

 

引用:insight

 

 

さらに自分の性格・性質・価値観を明確にしたい場合は、「DISCOVERY Method」に取り組むのもオススメです。

 

 

自分を知るための15の質問が掲載された電子書籍で、すでに1500人以上の方が参加されており、参加された方からは、

 

「自分の本当の気持ちに気づけて漠然とした不安感もなくなり、毎日が楽しくなった!」

 

などの感想が届いています。

 

DISCOVERY Methodはこちらから(先着1000名まで無料)

 

 

自分の性格・性質・価値観を自分で把握できたら、あとは自分の性格・性質・価値観に合わせて生き方や働き方を整えていけると良いですね。

 

すると、漠然とした不安感はほとんどなくなるはずです。

 

 

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3.何に悩んでいるかわからないときにやってはいけない5つのこと

 

第3章では、何に悩んでいるかわからないときにやってはいけないことをお伝えします。

 

何に悩んでいるかわからない人ほど間違った対処をしてしまい、自分で不安を大きくしてしまいがちです。

 

その間違った対処法を避ければ、悩みや不安が今よりも大きくなってしまうことは防げます。

 

 

何に悩んでいるかわからないときにやってはいけないことは以下の5つです。

 

  • 自分と向き合うことを避ける
  • 自分は弱いと考える
  • 自分の時間を確保しない
  • 人生が悪い方向に向いていると考える
  • 長時間スマホを触る

 

 

3-1.自分と向き合うことを避ける

 

何に悩んでいるかわからないときにやってはいけないこと1つ目は、「自分と向き合うことを避ける」ことです。

 

悩みの原因がわからないからといって自分と向き合うことを避けてしまうと、問題は解決しないまま自分自身のこともわからなくなってしまいます。

 

 

今の時点で不安の原因がわからなくても、具体的な対処法を知っていれば何も怖くはありません。

 

自分に合いそうな対処法を少しずつ実践して、自分と向き合ってみてくださいね。

 

 

 

3-2.自分は弱いと考える

 

何に悩んでいるかわからないときにやってはいけないこと2つ目は、「自分は弱いと考える」ことです。

 

真面目で完璧主義な人ほど、不安な状態が続くと「なんで自分はこんなに心が弱いんだ」と自分を責めてしまいます。

 

その結果、自己効力感が低下し、やるべきことから逃げてしまいやすくなるのです。

 

 

逃げ癖がついてしまったら、悩みや不安を解消することも難しくなりますよね。

 

 

少なくとも、この記事を読んで今の悩みや不安を解消しようとしているあなたは、自分を変えようと思う前向きさや勇気を持っています。

 

その前向きさや勇気を持っていることを自分で認めてあげることがとても大切ですね。

 

 

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3-3.自分の時間を確保しない

 

何に悩んでいるかわからないときにやってはいけないこと3つ目は、「自分の時間を確保しない」ことです。

 

自分の悩みについて考える時間を作らないと、今の悩みや不安に向き合うことはできません。

 

 

一般的に多くの人は、仕事や人間関係を優先して、自分のことを後回しにしてしまいがちです。

 

ですが、それでは自分の現状を変えることはできないので、まず10分でもいいから自分の時間を確保しましょう。

 

 

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3-4.人生が悪い方向に向いていると考える

 

何に悩んでいるかわからないときにやってはいけないこと4つ目は、「人生が悪い方向に向いていると考える」ことです。

 

何に悩んでいるかわからない状況を悪いことだと捉えてしまうと、今の状況に不満を感じたり、自己嫌悪になってしまったりする可能性があります。

 

そうなると、自分の気持ちや今の環境に向き合って悩みを解決することは難しくなりますよね。

 

 

何に悩んでいるかわからない状態は必ずしも悪いものではなく、自分に何か変化を起こしたい、もっと人生を良くしたいと考えているサインでもあります。

 

なので、マイナス思考はやめて、自分を変えるチャンスやより良い生き方に変えるチャンスだと思って、今の課題に向き合えると良いですね。

 

 

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3-5.長時間スマホを触る

 

何に悩んでいるかわからないときにやってはいけないこと5つ目は、「長時間スマホを触る」ことです。

 

大学生537名を対象にして行われた筑波大学の研究では、スマホの利用時間が長い学生ほど、集中力が乱れやすく、不安や抑うつ状態になりやすいことがわかりました。

 

そのため、漠然とした不安感が強い状態で長時間スマホを触っていると、さらに不安感は大きくなってしまうのです。

 

 

なので、自分の悩みを言語化したり、漠然とした不安感を解消したりするには、長時間のスマホ利用は避けたほうが良いですね。

 

ついついSNSを見たりスマホゲームをしたりしてしまう場合には、アプリそのものを削除することをオススメします。

 

 

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4.【実例】何に悩んでいるかわからなかった人が原因を見つけて不安を解消できた話

 

私の元にはこれまで何通も、

 

「自分が何に悩んでいるのかわからなくて、これから自分がどう生きていけばいいかもわかりません…」
「自分の本当の気持ちがわからず、ただただ自分の将来やお金の不安ばかりが大きくなってしまいます…」

 

という相談メールが届きました。

 

 

相談メールが届くたびに、その人にあった対処法をアドバイスしていたのですが、数か月すると多くの人から、

 

「自分が不安になる原因が判明しそれを変えることができたので、とても快適に過ごせるようになりました!」
「自分のやりたいことがハッキリし、今では自分史上最高に楽しい毎日を過ごせています!」

 

という感謝のメールが届くようになったのです。

 

 

なぜ、そんな風に不安を解消し、人生を変えていける人がたくさんいるのか?

 

 

実例を1つお話ししましょう。

 

 

以前、武田さんという方が相談に来てくれました。

 

彼は最初、私にこんな相談をしたのです。

 

「今のままの人生が続くのは嫌だ!ということはハッキリしているんです。

 

でも、自分が本当は何に不満を感じているのか、どうすれば自分が納得できる人生にできるのかが全くわかりません。

 

今の状況では、仕事や人間関係を変えたとしても同じことを繰り返してしまいそうで…。

 

どうすればこの不安感を解消できるでしょうか?」

 

 

そんな武田さんに対して私は、まずは漠然とした不安感を解消するために、

 

  • 軽い運動を始めること
  • エクスプレッシブライティングをやること

 

をお伝えしました。

 

その上でさらに、「自己理解を深めるワーク」を紹介し、自分が本当に望んでいることを自分で見つけられるようにアドバイスしたのです。

 

 

すると武田さんは、まずは軽い運動とエクスプレッシブライティングから始め、少しずつ暗くなりがちな雰囲気が改善していきました。

 

本人も自分が前向きになれてきたことを感じたようで、「最近は落ち込む機会が本当に減りました!」と何度も言っていましたね。

 

 

自己理解を深めるワークにはじっくり取り組んだため、自分の性格・特性・価値観を明確にするために数か月かかったのですが、最終的には自分の働き方や生き方を定めることができました。

 

具体的には、特に働き方について、「相手から直接感謝をされるような仕事をしたい!」という軸が明確になったのです。

 

逆に言えば、それまでの仕事はお客さんとの距離が遠く、頑張っても頑張っても自分の仕事が誰かの役に立っていると感じられなかったのが、仕事で虚しさを感じる原因だとわかりました。(これは自己理解を深めるまで全くわからなかったことです)

 

 

結果として武田さんは、自分が理想とする働き方ができる仕事に転職し、やりがいを感じながら働けるようになりました。

 

全てがうまくいくようになった後、武田さんからは以下のようなメールが届きました。

 

「こんなにも人生が好転するとは思いませんでした。

 

転職して仕事もとても楽しいですし、前向きになれたおかげで周りとの関係もとても良くなりました。

 

娘からは「最近、パパが楽しそうだから嬉しい!」なんて言ってくれます。本当に幸せです。

 

半年前、自分がどうしたらよいかわからず漠然と悩んでいたのがウソのようです。

 

西村さんに出会えなかったら、こんなにも変われることはなかったと思います。

 

いろいろと教えてくださり、本当にありがとうございました!」

 

 

たまたま、武田さんだけが人生を変えられたわけではありません。

 

本当に多くの方が人生を変えたり自分を変えたりできており、正しいことを学び正しく実践すれば、誰でも人生や自分を変えていけるんだなと感じています。

 

 

もちろんあなたも、正しいことを学び正しく実践すれば、自分が何に悩んでいるのかわからない状況を改善することができるでしょう。

 

 

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5.自分の悩みや不安の原因がわからない人にオススメする本3選

 

第5章では、何に悩んでいるのかわからない悩みを解消できるオススメ本を紹介します。

 

以下の3冊です。

 

  • 1.夢をかなえるゾウ0(ゼロ)
  • 2.Think Clealy
  • 3.無(最高の状態)

 

1冊ずつ紹介していきますね。

 

 

5-1.夢をかなえるゾウ0(ゼロ)ガネーシャと夢を食べるバク

 

何に悩んでいるかわからないときに読んでほしい本1冊目は、「夢をかなえるゾウ0(ゼロ)」です。

 

この本は特に「悩みの原因と対処法がわからず、不安の対処を諦めてしまっている人」に読んでほしい本です。

 

 

ごく普通の主人公にゾウの神様が人生のアドバイスを送る物語形式なので、本が苦手な方でも読みやすいかと思います。

 

 

主人公の悩みは、

 

  • やりたいことがない
  • 会社が辛い
  • 行動を起こすのが怖い

 

など私たちに馴染みのあるものが多く、共感できる部分がたくさんあります。

 

また、職場の人間関係など話に出てくる場面もイメージしやすく、その中でゾウの神様が的確なアドバイスをくれるので、きっとあなたの心に刺さる話も多いはずです。

 

 

ゾウの神様は悩みを抱えている主人公に対して

 

「人が生きる上で一番大事なことはな、本当につらい時に『助けて』と言えることやねんで」

 

引用:夢をかなえるゾウ0(ゼロ)

 

とアドバイスしています。

 

 

「人に悩みを打ち明けること」は、何に悩んでいるかわからない状況を解決する上で非常に重要な考え方です。

 

自分よりも他人の方が悩みを客観視することができ、自分よりも冷静な判断をしてくれることが多いですからね。

 

 

夢をかなえるゾウ0(ゼロ)」を読めば、上記以外にも漠然とした不安感の対処法をゾウの神様が教えてくれるので、悩みを解決するヒントが見つかるでしょう。

 

 

 

5-2.Think Clealy

 

何に悩んでいるかわからないときに読んでほしい本2冊目は、「Think Clealy」です。

 

この本は特に「不安と向き合う方法や考え方についてたくさん知りたい人」に読んでほしい本です。

 

 

著者のロルフ・ドベリ氏は、「今の状況を改善する方法は無数にあり、方法を1つに限定しないことが重要だ」と主張しています。

 

何に悩んでいるのかわからない現状も、解決策は一つだけでなく、たくさんの方法があるはずです。

 

 

本書では現状をよくするためのヒントが52個記載されています。

 

たとえば以下のような言葉。

 

人生において自分が何を求めているか知るには、何かを始めてみることが一番だ。
(中略)
考えているだけでは良い人生は手にはいらないということだけは常に頭に入れておこう。

 

引用:Think Clealy

 

この考え方は、何に悩んでいるかわからない時に非常に役に立ちます。

 

 

原因がわからない悩みを、自分の頭の中だけで考え解決するのは非常に難しいことです。

 

頭の中で考えるだけでなく、対処法を実践することで悩みの解決に大きく近づくことができます。

 

 

Think Clealy」では、心理学の観点から現状を良くする方法が記載されているので、あなたの今の悩みに関するヒントも見つかるはずです。

 

 

 

5-3.無(最高の状態)

 

何に悩んでいるかわからないときに読んでほしい本3冊目は、「無(最高の状態)」です。

 

この本は特に「とにかく今の不安を解消したい人」に読んでほしい本です。

 

 

著者の鈴木祐さんは、「人が抱える苦しみには共通する部分があり、その共通部分に合わせた対策をすることで不安を解消できる」と主張しています。

 

 

本書に記載されている不安を取り除く方法の中で、私が一番効果を実感したのが「弾丸のメタファー」です。

 

これは、頭の中で不安や悩みをあらゆるものに例えてメンタルを安定させる方法です。

 

 

具体的には、以下のような手順で行います。

 

  1. 自分の不安や悩みの感情が弾丸に変わることを頭の中でイメージする
  2. 頭の中で不安の弾丸を銃にセットして、海に向かって打つところをイメージする
  3. 弾丸の威力が弱まり、深海に沈むところをイメージする

 

上記の1-3の手順を行うことで、不安の感情が弱くなることをより具体的にイメージすることができます。

 

 

実際、どんなにすごい銃でも、海に向かって打てば次第に弾丸の威力はなくなりますよね。

 

私は今でもこの手法を良く使っていて、疲れやストレスが溜まったら頭の中でその感情を弾丸に変えて海に打ちまくっています。(笑)

 

 

このように不安を解消できるテクニックが丁寧に解説されているので、「不安に飲まれることはもうなくしたい!」と思う場合には、必読の一冊です。

 

 

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まとめ

 

この記事では、自分が何に悩んでいるかわからないときの対処法を中心に情報をシェアしました。

 

まとめると以下の通りです。

 

何に悩んでいるかわからないときの対処法15選

  1. 適度な運動をする
  2. テトリスをする
  3. 今の不安の解決可能性を考える
  4. 悩む時間を決めておく
  5. 瞑想をする
  6. ひとりごとで心を落ち着かせる
  7. 毎日の不安を記録する
  8. 焦りを捨てる
  9. 自分が落ち込む瞬間を思い出す
  10. エクスプレッシブライティング
  11. 自分の行動に注目する
  12. 本屋に行ってみる
  13. 友人が自分と同じ状況だったらどう声をかけるかを考える
  14. 過去の悩みや不安を乗り越えた経験について考える
  15. 自己理解を深める

 

 

まずは、自分が試してみたいと思った方法を1つか2つから試してみてください。

 

1つずつ試していくことで、漠然とした不安感が減少し、自分の悩みや不安の原因が少しずつ言語化できてくるのを感じられるはずです。

 

そして最終的には、漠然とした不安感から完全に開放され、前向きに明るく毎日を過ごしていけるようになるといいですね。



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この記事を書いた人

―西村敏(にしむらさとし)―

西村敏

西村敏


1986年生まれ、長野県出身、宮城県在住。
株式会社ジャストコネクションズ代表取締役。

2011年から副業でブログを開始。ブログ歴は10年。
独立後はコンサル業・通信講座事業も開始。得意の言語化力を活かし、多くの顧客の言語化力・説明力・文章力アップ、起業・副業による収入アップ、やりたいこと発見などをサポート。
2018年9月には法人化。

10年前から「自分のやりたいことで生きる」を実践。

今までの経験を通して、沢山の方の夢や目標を応援することが出来て、とても充実した日々を送れています。

私のプロフィール詳細はこちら↓↓
>>家庭崩壊、父の死、いじめ、裏切り、失敗を乗り越えた先で見つけたもの

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聞いていると、もうこれは自分だなってなりました。今まで行動はしたものの、なにか違う、ピンと来ない、燃え尽きるということばかりだったので、自分の常識だと思っていたことがみるみる破られていく感じでした。
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本やセミナーでのもし〇〇だったら?という質問で興味関心が見つかったとしても、それがあなたのやりたいことです!みたいなのはどうも腑に落ちなくて、その理由がわかった気がします。
川村様
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