老後の生き方|なぜ生きていけるか不安になる?老後の幸せはどうしたら手に入る?

どーも、西村敏です。
孤独死や年金問題、高齢ドライバーによる自動車事故など、老後の生き方が不安になるニュースが次々と出てくる世の中。
そのせいで多くの人が老後の生き方に不安を抱えています。
ありがたいことに私のもとに老後の生き方について相談に来てくださる方も、
「老後のお金が本当に心配なんです。このままで大丈夫でしょうか?」
「今のままだと老後に楽しく遊べる友達がいなくて、今後のことを考えると寂しいんです」
「ホントはもっとやりたいことがたくさんあったのに…このままじゃ後悔ばかりの老後になりそうで…」
という方が本当に多くいらっしゃいます。
しかし、相談に来てくれた方に詳しくお話を聞いてみると、全然今からでも老後の人生を幸せに生きる方法がたくさんある、という方がほとんどでした。
中には「西村さんとお話していて、なんだか希望が湧いてきました!いろいろチャレンジしてみます!」と言って、相談の最後にはすごく笑顔になって帰っていく方もいらっしゃいます。
そうやってたくさんの老後の生き方の相談に乗っていく中で、私は「老後の人生を幸せに生きる法則」を見つけました。
具体的には、「ある3つの問い」に答えるだけで、自分なりの老後の幸せな生き方が見つかります。
そこで、今回の記事では
- なぜ老後の生き方に不安を感じるのか?
- 老後の人生を幸せに生きるための「3つの問い」
の2つについてお伝えしていきます。
この記事を読みながら「3つの問い」にあなたの中で答えていくだけで、老後の生き方が見えてくる方もいらっしゃると思います。
もし答えが見つからなくても、問いについて考えるだけで老後の生き方が見つかりやすくはなるはずです。(実際に「相談のときにはよくわからなかったけど、1週間考えてみたらなんかわかってきた」という方もいました。)
それでは、そろそろ本題に入っていこうと思います。
準備はいいですか?
早速、スタートです!
この記事を書いている時点で私は、300件以上もの悩み相談に直接お答えしてきました。その知見・経験を活かして書いたブログやメールマガジンは、ありがたいことに多くの方に参考にしていただき、やりたいことが見つかった人や悩みが解決できた人がたくさんいます。
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なぜ老後の生き方が不安になるのか?
「老後のお金が足りるのか本当に心配なんです。今は生活で来ていても、病気で入院とかしたら収入がなくなるし、貯金が足りないような気がして…」
以前、田中さん(仮名)という方からこんな相談を受けました。
その日は、とあるホテルのラウンジでお互いにホットコーヒーを飲みながら相談に乗っていました。
老後のお金が足りるか不安、とのことだったので、私は最初、こう言いました。
「いくら貯金があったら老後のお金が足りると思っていますか?」
すると、こんな会話が展開していきました。
田中さん:
「えーっと、普通なら3000万円くらいですかね?」
西村:
「じゃあ、3000万円貯金できるように給料が高い会社に転職するとか、副業するとか、でいいんじゃないですか?」
田中さん:
「でも、大きな病気とかしたら治療費とかかかるし、そしたらお金が足りなくなっちゃうじゃないですか。」
西村:
「じゃあ、貯金がいくらあったら老後の安心ができます?」
田中さん:
「う~ん、5000万円くらい?でも、孫とか生まれたらいろいろ買ってあげるのにお金がかかるし、家もぼろくなってきたりしたら直したりもしなきゃいけないし、なんか、いくらあっても足りなさそうです(笑)。」
西村:
「(笑)。じゃあ、必要になったときにいつでもお金を稼げるスキルを身に付けたり、助けてくれる人間関係を作っておいたりしておく、ってのはどうですか?」
田中さん:
「私にはそんな才能もないしコミュニケーションスキルもないので無理ですよ。やってみたところで出来るかどうか不安だし…」
西村:
「・・・」
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人は次から次へと不安を生みだしてしまう生き物です。
田中さんのように
お金が足りない
↓
貯金を増やせばいい
↓
貯金が増えてももっと使うかもしれないしやっぱり足りないかもしれなくて不安
↓
いつでも稼げるようになればいい
↓
自分にはムリだし、やってみたとしてできるかどうか不安
と、解決策があったとしても、次から次へと不安になるような未来を思いついてしまうのです。
その結果、一生不安から抜け出せないループに入ってしまう。
だから、
お金が足りない
↓
貯金を増やせばいい
みたいな解決法では老後の生き方の不安は何にも解決されないのです。
もしお金をたくさん稼げるようになって1億円貯金できたとしても、きっと「このお金が無くなったらどうしよう」と不安を抱えて生きることになるでしょう。
ずっと不安を抱えて生きていたら、息苦しくて仕方がありません。
それでは、老後を幸せに生きることはできませんよね。
ということは、
- お金の不安に対して、貯金や収入を増やす
- 健康の不安に対して、ウォーキングや食事で健康維持をする
- 人間関係の不安に対して、とりあえず知り合いを増やす
という解決方法では、根本的に老後の生き方を幸せにすることはできないということです。
たとえば、人間関係が不安でとりあえず知り合いを増やしても「この人たちと老後を楽しく過ごしていけるのか?」「いざとなったときに助け合って生きていけるのか?」と不安になることはできてしまう。
じゃあ、どうしたら老後の人生を幸せに生きることができるのか?
重要なのは、自分の老後の生き方をちゃんと自分で決める、ということです。
自分の老後の生き方がしっかりと決まっていれば、お金が必要な人は自分でお金を稼ぐでしょうし、お金よりも家族が大事だ!って人は家族を大事にする生活をするでしょう。
家族が大事だから家族を守るために必要なお金を稼ぐ、みたいなのはあるかもしれません。
でも、必要以上にお金が欲しい、とはならないはずです。
家族を大事にする!と生き方が決まっていれば、必要なお金を稼いだら、他の時間は家族を過ごすために時間を使うようになるでしょう。
自分の老後の生き方さえ決まっていれば、自然と自分が幸せになる選択をすることができるのです。
逆に言えば、自分の老後の生き方がちゃんと決まっていないと、お金も健康も人間関係も、どうしたらいいのかわからなくなるんですね。(以前の私もそうでした。)
ネットで情報を集めて、「お金が不安だからお金を稼ごう!」なんて思っても、老後の生き方が決まっていないと「結局、お金を稼いでなんになるのかな?」と迷い始める。
ブログやサイトを見て、「老後はこう生きるべきだ!」と書いてある情報を信じてその真似をしてみても「本当に私が望んでいる生き方はコレでいいのかな?」と思い始める。
自分の老後の生き方を自分で決めないと、ずっとブレたままになってしまいます。
だからこそ、自分の老後の生き方をちゃんと自分で決めることが大事なんですね。
というわけで、自分の老後の生き方は自分で決めないと意味がないので、この記事では「こういう老後の生き方が幸せだよ!」という具体的な話はありません。
ここからお話するのは「あなたが老後の生き方を自分で見つけられるようになる3つの問い」です。
この3つの問いは、私が数多くの老後の生き方相談に乗る中で、相談者さんが「考え方が変わりました!」と言ってくださった人が多かった問いです。
この3つの問いに答えていくだけで、あなたなりの老後の生き方のヒントは得ていただけると思います。
では次に、3つの問いをお話していきますね。
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老後の人生を幸せに生きるための「3つの問い」
老後の生き方の不安は、大きく分けると「お金」「健康」「人間関係」の3つの不安に分けられます。
この3つに対して自分の老後の生き方ベースで考えて行けるようになるのが老後の人生を幸せに生きるための「3つの問い」です。
生き方を土台に「お金」「健康」「人間関係」に対して自分がどう向き合っていけばいいかわかれば、不安は自然と軽減していきます。
- 「どういうお金の使い方をしてたらゼロになっても後悔しない?」
- 「何をやっておいたら手足が動かなくなっても後悔しない?」
- 「どういう関わりをしておいたら親や友達が亡くなっても後悔しない?」
1つずつチェックしていきましょう!
「どういうお金の使い方をしてたらゼロになっても後悔しない?」
お金を貯めよう!稼ごう!と増やす方向に考えたとしても、やっぱりお金が減っていく不安はなくなりません。
だから逆に考えるんです。
「もしお金がゼロになってしまうとして、今あるお金をどう使っていたら後悔せずに済むか?」
って。
私はどうお金を使ったら後悔しないか?を考えたときに「美味しいものを食べておきたい!」と思いました。
別に何十万円もするお寿司とかホテルの高級ディナーが食べたいワケではありませんでした。
値段だけ気にして吉野家の牛丼や神田屋の立ち食いそばで安く済ませるんじゃなくて、普通の定食やちょっといいランチを食べて美味しく健康的に食事をしたいと思ったんです。
なので、そう思ってからは、ランチ営業している夜はちょっといいお店でランチしたり、夜も定食などが食べれるお店に入るようになりました。
その上で、たまには少し贅沢してお鮨やお肉などを食べに行くようにしました。
確かに食費は少し高くなりました。
でも、「たまにはうまいもの食べたいなぁ」「お金持っている人はいいもん食べてんだろうな、ちくしょー!」とかは思わなくなりました。
もし、吉野家の牛丼や神田屋の立ち食いそばばかりを食べていたら、「いつかはお金持ちになってお金を気にせず旨いランチを食べれるようになるぞ!」「いつかはお金持ちになって高級焼肉三昧してやるからな!」とずっと思っていたと思います。
実際、吉野家の牛丼や神田屋の立ち食いそばばかり食べていた頃は本当にそう思ってましたしね(笑)
でも、別にお金持ちにならなくたって美味しい食事やちょっとした贅沢なら今すぐにでも出来たんです。
いつかは~、なんて言ってないで今すぐやっちゃう。
そうしたら、仮に貯金がゼロになって収入が減ったとしても、食事に関してはほとんど後悔しないなって思えるようになりました。
お金の後悔を減らすってこんな感じです。
今あるお金で出来るなら「いつかはやってみたいこと」をやってしまえばいいんです。
「いつかはやってみたいこと」をいつかのままにしておくから、「私、やりたいことをやれないまま死んだらどうしよう…」と不安になってしまうってことなんですね。
なので、
「もしお金がゼロになってしまうとして、今あるお金をどう使っていたら後悔せずに済むか?」
を自分に問いかけて、後悔しないお金の使い方をしましょう。
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「何をやっておいたら手足が動かなくなっても後悔しない?」
「老後は旅行に行ってその土地を歩いて見て回りたいけど、足腰が悪くなったら歩き回れないかも…」
「ずっと手芸をやりたいと思ってたけど、老眼になって細かい作業が出来なくなったら無理かも…」
もしかしたら、老後はやりたいと思っていた夢や目標も諦めなきゃいけないかもと感じていたら、やっぱり老後の生き方は不安になっちゃいますよね。
全部諦めて何もしない日々を過ごすなんて辛すぎます。
だから、いつかやるんじゃなくて「今やる」んです。
「何をやっておいたら手足が動かなくなっても後悔しない?」
そう自分に問いかけてみてください。
そして、お金のときと同じように、「今やりたいことで今できることは今やる」んです。
老後は、老後の体でできることをやりましょう。
身体が動くうちにやりたいことをやりきっておけば、ムダに老後に張り切り過ぎることもなくなります(笑)
特に体が動きにくくなると出掛けるのが億劫になっちゃうので、体が動くうちに旅行に行っておくのは最優先にするのがオススメです。
そしたら、体が動かなくなった後も、その思い出話をして楽しむことができますからね。
「どういう関わりをしておいたら親や友達が亡くなっても後悔しない?」
さて、「3つの問い」の中で一番重要な部分がやってきました。
人間関係の後悔。
これはお金・健康に比べると本当に後回しに出来ないことです。
お金や健康の後悔を減らす行動は多少「後でやろう」と思ってしまったとしても、なんだかんだできます。
急に貯金がゼロになったり、急に手足が動かなくなったり、はあまりないからです。(とはいえ、そうなる可能性はゼロではないので、出来るだけ早く行動に移しましょう。)
ですが、人間関係だけは別です。
それを実感したのは、こんなことがあったからでした。
数年前、大学の同級生の訃報が突然届きました。
そいつは大学の卒業旅行でカナダに一緒に行って、バンクーバーの山で一緒にスノーボードをしてきたほど仲が良かった奴です。
卒業後はそいつは奈良で私は仙台で距離が離れてしまい、ほとんど会うことができませんでした。
29歳でした。
朝起きたら亡くなっていたのを家族が発見されたそうです。
寝ている間に脳出血になり、ベッドの上で寝たように亡くなっていたそうです。
大学を卒業してから何度も、「大学メンバーでスノボー旅行でもしようぜ!」なんて話がありました。
まぁ、タイミングが合えばいつでもできるでしょって思ってました。
でも、一生出来なくなってしまったんです。
大学メンバーでスノボー旅行は出来るかもしれませんが、仲の良かったアイツはそこにいません。
こんなことになるなら一度はスノボー旅行を計画しておけばよかった…と、その彼のお葬式のときにずっと後悔していました。
こんな風に、人間関係の後悔は一生残ります。
あのときやっておけばよかったなんて絶対に通用しないのです。
- 会いたい友人がいるなら遠方に住んでいても会いに行く。
- 面倒だと思っても昔の仲間が集まる旅行や飲み会を開いて定期的に会えるようにする。
- 親が元気なうちに親孝行をしておく。
- パートナーにいつも「ありがとう!」と伝える。
- 子供に常に愛を持って丁寧に接する。
「どういう関わりをしておいたら親や友達が亡くなっても後悔しないか?」
を、あなたの周りの人間関係ひとりひとりに対して考えてみてください。
そして、飲みたいなと思ったら会いに行って飲みに行ったり、感謝の想いとプレゼントを渡したいと思ったら渡してみてください。
そうやって、もう一度周りの人と真剣に付き合ってみると、自分には多くの人が関わってくれていたことに気付き、孤独じゃないってことに気付くことができるはずです。
老後の生き方では、孤独になる不安にどう対策するか?もよく相談される悩みです。
でも、孤独への不安も
「どういう関わりをしておいたら親や友達が亡くなっても後悔しないか?」
というたった1つの質問で解決できてしまうのです。
人間関係には本当に後悔しないように生きてみると孤独が消えていきますよ。
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\ すでに1,191人も参加してくれました /
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まとめ「老後の生き方|なぜ生きていけるか不安になる?老後の幸せはどうしたら手に入る?」
ここまでお読みいただきありがとうございました。
今回の記事「老後の生き方相談に乗ってわかった「老後の人生を幸せに生きる法則」」では、
- なぜ老後の生き方が不安になるのか?
- 老後の人生を幸せに生きるための「3つの問い」
をお伝えしました。
3つの問いを自分に投げかければ、どういう老後の生き方を選べばいいかが自然と見えてくるはずです。
もしこの記事を読みながら、コレをやろうかな~、なんてことが思い付いていたら、まずはその思い付いたことをやってみてください。
まずは1つやってみるだけで、自分の老後の生き方がより見えてくるようになるんじゃないかと思います。
私もまだまだ自分の生き方を模索中です。
日々試行錯誤しながら生きているので、これから共に自分のピンとくる生き方を見つけていけたらいいですね。
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この記事を書いた人
1986年生まれ、長野県出身、宮城県在住。
株式会社ジャストコネクションズ代表取締役。
2011年から副業でブログを開始。ブログ歴は10年。
独立後はコンサル業・通信講座事業も開始。得意の言語化力を活かし、多くの顧客の言語化力・説明力・文章力アップ、起業・副業による収入アップ、やりたいこと発見などをサポート。
2018年9月には法人化。
10年前から「自分のやりたいことで生きる」を実践。
今までの経験を通して、沢山の方の夢や目標を応援することが出来て、とても充実した日々を送れています。
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