怖いから行動できない人の恐怖の原因と解決方法を徹底解説中!

「行動しなければ何も手に入らないとわかっているのに、怖くて動けない…」
行動したいのに行動できないと、自分を責めてしまうことも多いのではないでしょうか。
では、なぜ漠然とした恐怖で行動が止まってしまうのか?
どうすれば、怖いから行動できない状態から抜け出せるようになるのか?
この記事では、それらの疑問にお答えしていきます。
最後まで読むことで、あなたは以下のようなメリットを得ることができるでしょう。
- 行動が怖くなる詳しい原因がわかる
- 不安や恐怖を乗り越える具体的な方法がわかる
- 恐怖に負けずに行動できるようになる
- スキルやお金・パートナーなど欲しい物を手に入れられるようになる
- やりたいことに挑戦できる自分に自信を持つことができる
行動できるようになりたい!と向上心を持っている方には、必ず役に立つはずです。
この記事を書いている時点で私は、300件以上もの悩み相談に直接お答えしてきました。その知見・経験を活かして書いたブログやメールマガジンは、ありがたいことに多くの方に参考にしていただき、やりたいことが見つかった人や悩みが解決できた人がたくさんいます。
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1.行動できないときは具体的に何に恐怖を感じているのか?
怖いから行動できないとき、漠然とした恐怖感に怯えるだけでは前に進むことができません。
具体的に何を恐れているかを言語化することで、原因への対処を考えられるようになり、悩みを乗り越えられるようになります。
そこでこの章では、行動を妨げる主な恐怖をまとめました。
行動できない人が抱えている主な恐怖感は以下の3つです。
- 失敗した時に周りに笑われるのが怖い
- 多額のお金を失うのが怖い
- 他人に迷惑をかけるのが怖い
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1-1.失敗した時に周りに笑われるのが怖い
行動できない理由になる恐怖の1つ目は、失敗した時に周りに笑われるのが怖いことです。
マズローの自己実現理論(欲求5段解説)によると、ある程度の段階になると人間は承認欲求を持ちます。
承認欲求とは、簡単に言えば、他人からの称賛や高い社会的地位に関して強く固執する性質のことです。
この承認欲求は、「周りから称賛されたい!」という想いだけでなく、「周りに見下されたくない!」という想いも同時に生み出します。
さらに、人間の思考には「ネガティビティバイアス」が働き、ネガティブなことの方が頭に残りやすいという傾向があります。(参照:Baumeister, R. F., Finkenauer, C. V., Kathleen D. (2001). Bad is stronger than good. Review of General Psychology. 5, 323–370.)
そのため、本来であれば、「称賛されたい」「馬鹿にされたくない」の2つの思いが同時にあるはずなのに、いつの間にか「馬鹿にされたくない」という想いばかりが強くなり、恐怖が強くなってしまうのです。
たとえば、会社勤めを辞めてカフェを立ち上げたいといましょう。
カフェにお客さんが集まり繁盛すれば、あなたは収益を得ることができ、周囲の人から感謝されたり、以前の職場の同僚からは羨望のまなざしで見られます。
そのときあなたは、周りから認められ、とても満たされた気持ちになるでしょう。
(想像するだけでも気分が良いのではないでしょうか)
しかし、カフェの経営に失敗した場合、あなたはお金を失うだけでなく、家族やかつての同僚たちから「かわいそう」「会社を辞めるなんて馬鹿だなぁ」と哀れに思われ馬鹿にされる可能性がありますよね。
このとき、冷静に考えれば、成功してワクワクする可能性と失敗する可能性が同時にあることがわかります。
ですが実際には、失敗する可能性の方が高いような気がしてしまい、ほとんどの人がカフェ経営に挑戦できずに終わってしまうのです。
そのため、周りに笑われたり馬鹿にされたりするのが怖い場合には、承認欲求やネガティビティバイアスに正しく対処するといいですね。
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1-2.多額のお金を失うのが怖い
行動できない理由になる恐怖の2つ目は、多額のお金を失うのが怖いことです。
人間の心理としては、「お金を失うこと=生活が脅かされる=生命の危機になる」と感じているので、多くのお金を失うことを怖いと感じてしまいます。
たとえば、日本政策金融国庫が2020年度に行った調査では、新たに事業を始める際にかかった費用の平均値は989万円でした。
そのため、起業し、事業を立ち上げるということは、潜在的に約1000万円を失うリスクを感じるということです。
それは、ほとんどの人が恐怖を感じるのではないでしょうか。
起業以外のことでも、自分のやりたいことをやるときにはお金がかかることがほとんどでしょう。
旅行に行くのだってお金がかかるし、スクールに通って勉強するのもお金がかかります。
お金をかけずに挑戦できることもあるでしょうが、それではやりたいことをやるのに過度に時間がかかってしまったり、やりたいことではなくできることしかできなくなってしまったりしてしまいます。
なので、お金を失うのが怖いからといって、お金をかけずに何かをやろうとするのは得策ではありません。
とはいえ、人間の機能として、お金を失うときに恐怖感をなくすことは不可能です。
したがって、挑戦するときに必要なお金を失っても生活が脅かされないようにしたり、他人のお金を使ったりするなど、お金を失う恐怖感を減らす工夫をすることが大切ですね。
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1-3.他人に迷惑をかけるのが怖い
行動できない理由になる恐怖の3つ目は、他人に迷惑をかけるのが怖いことです。
マズローの自己実現理論(欲求5段解説)によると、人間には「社会的欲求」というものがあります。
社会的欲求とは、「どこかのコミュニティやグループに所属していたい」という欲求のことです。
ここで言うコミュニティやグループとは、家族や友人関係・会社・学校・趣味のグループなどですね。
なぜ人に社会的欲求があるかというと、人間はマンモスを狩っていた時代には、小さなコミュニティを作って仲間と協力して外敵から身を守ったり子育てをしたりしていたので、コミュニティで仲間外れにされることは死活問題だったのです。
真夜中の明かりが一つもない所に一人取り残されてしまったら、肉食獣や毒のある動物・昆虫などにいつ襲われるかわかりません。
怖くてまともに寝れず、睡眠不足になって動きが悪くなり、狩りができず、食事がとれなくなり、弱っていくでしょう。
そういう時代を生き抜いてきたから、人間の脳には「集団を作ってその中で協力し合って生きていくべき。そうしないと早く死んでしまう」と思う機能が備わりました。
それが「社会的欲求」なんですね。
その結果、人間は今でも仲間外れにされることを極端に恐れています。
もし、今所属しているコミュニティやグループの人に迷惑をかけてしまったら、そこで仲間外れにされるかもしれません。
それが怖いから、他人に迷惑をかけることを怖いと感じてしまうのです。
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2.怖いから行動できない状態を改善できる3つの方法
第2章では、怖いから行動できない状態を改善する具体的な方法をお伝えします。
紹介する方法は、第1章でお伝えした具体的な恐怖をつぶせるモノです。
その方法は、以下の3つ。
- 小さなことから始めてみる
- 行動している人が多い環境に行く
- 行動に必要な費用を小さくする
それぞれ見ていきますね。
2-1.小さなことから始めてみる
怖いから行動できない状態を改善できる方法の1つ目は、小さなことから始めてみることです。
行動や目標を細分化して、
「これならすぐできるし、失敗なんてほどんどなさそう」
「ひとまずこのくらいの投資なら、失敗してもあまり痛くない」
と思えるようになれば、失敗して馬鹿にされる恐怖やお金を失う怖さがなくなります。
そしたら行動しやすくなりますよね。
目標や行動を細分化して進めることを「スモールステップ方略」といい、信州大学の研究で目標達成に有効であるという結果が出ています。
たとえば、スキルアップのため勉強するときには、「1か月でこの参考書を1冊やり切る」という目標は大きすぎます。
スモールステップ方略を使うなら、「問題を1日10問解く」「1日5ページ進める」というように、その日の目標まで細分化するのです。
1日の目安(1日の目標)があったほうが、毎日の勉強は間違いなく進めやすくなります。
「今日はこのくらいでいいか」「あと20日もあるし」などとサボってしまい、残り数日になってから「間に合わない…」とならずに済むのです。(まるで夏休みの宿題みたいですね(笑))
その結果、毎日の目標を達成し続けることで、最終的に「1か月でこの参考書を1冊やり切る」という大きな目標も達成することができるんですね。
また、大きな目標から逆算して1日の目安を決めることで、明らかにキャパオーバーな目標設定をしてしまうことも防げます。
もし仮に先ほどの参考書がとても分厚いもので、1日の目安を考えたら1日50問もの問題を解かなければいけなかったとしたら、それをこなすのは難しいでしょう。
そしたら大きな目標自体を修正し、「2か月でこの参考書をやり切る」などと無理のない目標に設定し直せば、現実的にやり切ることができるはずです。
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2-2.行動している人が多い環境に行く
怖いから行動できない状態を改善できる方法の2つ目は、行動している人が多い環境に行くことです。
行動している人が多い環境に行くことで、
- 周りに倣って自分も行動しやすくなる
- 行動している人がいるグループに所属でき、他のグループで仲間外れになる恐怖が大幅に減る
という効果があり、行動できるようになるのです。
日本のことわざには、「朱に交われば赤くなる」という言葉があります。
このことわざの意味は、「人は周りの人々に影響を受け、同じような性格・思考回路に変化していく」というものです。
実際に、ベトナムの中小企業の社員を対象に行われた研究によって、「人間の思考は周囲の人々の思考に影響を受け、似通ってくる」ことが証明されています。(参考:RIETI - ランダム化比較試験によるピア(仲間)効果の識別と分解)
人間の性格や思考は環境によって作られ、環境を変えれば性格や思考も変えられるものです。
なので、行動している人が多い環境に行くことはとてもオススメですね。
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2-3.行動に必要な費用を小さくする
怖いから行動できない状態を改善できる方法の3つ目は、行動に必要な費用を小さくすることです。
行動に必要な費用が小さくなれば、お金を失う恐怖を大幅に和らげることが可能だからです。
行動に必要な費用を減らす主な方法は以下の3つです。
- まずは最低限の投資から始める
- 生活コストを減らし、お金を使っても生活が揺るがない状態を作る
- 助成金や給付金を貰って自分のお金を減らさない
小さく始めるのは、目標と同じくお金でも同じですね。
また、生活コストを減らして、挑戦することにお金を使っても生活は大丈夫にしておくこともかなり効果的です。
要は生活が揺らいでしまい生命の恐怖を感じるからお金を失うのが怖くなるので、「お金を失っても生活は大丈夫」と思えていれば恐怖感は大幅に減ります。
なので、生活に必要なコストを下げた上で、このくらいならお金を使っても大丈夫だという計算をすればかなりこうどうしやすくなります。
助成金や給付金については、各自治体でやっていることが変わるので、お住いの地域で貰えるものがないか調べてみてください、
以下では、具体例として社会人の進学と地方移住の際に必要な費用を小さくする方法を紹介します。
2-3-1.教育訓練給付金等の活用
一般企業に勤める社会人が大学院に進学したり、大学に編入する際には一定の条件を満たすことで行政から授業料などの給付を受けることができます。(参照:教育訓練給付制度|厚生労働省)
また、看護師や理学療法士といった専門的な資格を取得するために学ぶ場合であれば、通常の給付金よりもさらに高い額のお金を補助する制度も存在しています。
それに加え、学校によっては社会人向けに授業の減免制度を設けているところもあり、何かを学ぶために必要な費用は意外と小さいことも多いのです。
2-3-2.自治体独自の支援金の活用
都市部から地方への移住を考えている人であれば、移住先の自治体が実施している独自の支援金制度などを受給することで移住に必要な費用を減らすことができます。
支援の対象となる経費や世帯は自治体によって様々で、住宅購入の補助金、移住者に対する一律の給付金、子供の医療費の無料化、都市部への通勤にかかる交通費の補助、などがあります。(参照:下関市移住者向け住宅購入支援事業について)
このように行動するためにかかる費用を小さくする仕組みは多様なため、自分が使えるお得な制度や補助金がないか、行動する前に一度調べてみるのがおすすめです。
貰うためのハードルが少し高かったり、書類申請が面倒だったりしますが、それをクリアするだけでお金がもらえるんなら間違いなくやったほうがいいですね。
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3.恐怖を乗り越えて行動することのメリット
ここまで、行動に対する具体的な恐怖やその恐怖を乗り越える方法をお伝えしてきました。
すでにお伝えしてきた方法でも十分行動できるようになるはずです。
それでもさらに行動しやすくなるのように、最後に恐怖を乗り越えて行動するメリットを紹介します。
メリットをしっかりと言語化・認知しておくことで、ネガティビティバイアスに振り回されず冷静に物事を判断できるようになります。
3-1.自分に自信が持てるようになる
様々な障壁を乗り越えて行動することで、自分に自信が持てるようになります。
もしかすると、
「失敗したらむしろ自信は失われるんじゃないの?」
という思うかもしれません。
しかし、失敗した場合でも、「行動することができた」という事実が新たに生まれます。
その事実は行動の結果に関係なく生じるものであり、行動していない人には絶対に得ることができない貴重なものです。
「行動することができた」という事実は、あなたに「自分は挑戦できる人間なんだ」というセルフイメージを与えてくれるでしょう。
3-2.新たな知識を得ることができる
行動することによって、それまでの自分にはない新たな知識や技術を得ることができます。
たとえば、ある地域で自分と同じ趣味を持つ仲間のコミュニティをつくる場合を考えてみましょう。
コミュニティをつくる前には、メンバーを集める方法や参加費用の適切な価格設定、コミュニティの宣伝の仕方などを学ぶことができます。
また、実際にコミュニティを運営する過程では、参加メンバーを引き付けるための話術、くり返し参加してもらうためのセールス力などを実践の中で身に着けることが可能です。
このように、行動することによって多くの知識や技術が身に着き、自分の能力が向上していくことが分かります。
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まとめ
行動に対する具体的な恐怖やその恐怖を乗り越える方法をお伝えしてきました。
具体的には以下でしたね。
行動できないときは具体的に何に恐怖を感じているのか?
- 1.失敗した時に周りに笑われるのが怖い
- 2.多額のお金を失うのが怖い
- 3.他人に迷惑をかけるのが怖い
怖いから行動できない状態を改善できる3つの方法
- 1.小さなことから始めてみる
- 2.行動している人が多い環境に行く
- 3.行動に必要な費用を小さくする
行動でいない怖さは、具体的な原因を理解し、怖さを軽減するための対策を行えば、意外と簡単に乗り越えることができるようになります。
今はまだ怖くて行動できていなかったとしても、「行動できるようになりたい!」と向上心を持って学んでいるあなたなら絶対に大丈夫です。
ぜひ、ここで紹介した方法を試して、今よりも行動できるようになっていってくださいね。
【次ページ:1,191人が学んだ「やりたいこと発見メソッド」を、今だけ無料公開しています】
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この記事を書いた人
1986年生まれ、長野県出身、宮城県在住。
株式会社ジャストコネクションズ代表取締役。
2011年から副業でブログを開始。ブログ歴は10年。
独立後はコンサル業・通信講座事業も開始。得意の言語化力を活かし、多くの顧客の言語化力・説明力・文章力アップ、起業・副業による収入アップ、やりたいこと発見などをサポート。
2018年9月には法人化。
10年前から「自分のやりたいことで生きる」を実践。
今までの経験を通して、沢山の方の夢や目標を応援することが出来て、とても充実した日々を送れています。
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>>家庭崩壊、父の死、いじめ、裏切り、失敗を乗り越えた先で見つけたもの
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