仕事・恋愛・人間関係で取り返しのつかない失敗した私の人生のその後
「『取り返しのつかない失敗』をしてしまった・・・。こんな自分、もうダメだ・・・。」
と思うような大失敗が、私の人生には何度かありました。
その度に周りからは「後悔しても意味ないから前を向け!」「失敗から学べばいいじゃん!」と温かい言葉をもらいました。
でも私は、すぐに頭を切り替えることができず何度も自分を責めていました。
「これからどう過ごしていけばいいのだろう・・・。」
そうやって、私もひたすら悩みました。
悩んで悩んで悩んで、時間をかけて『取り返しのつかない失敗』から立ち直り、より良い人生を歩んでいこうと気持ちを切り替えることができました。
そんな経験があったから、もし今あなたが『取り返しのつかない失敗』をして落ち込んでいるとしても、今すぐ気持ちを切り替えられなくてもいいと思います。
大失敗しても、人生はそんなに悪くならない。むしろ良くなります。
この記事では私の大失敗エピソードをシェアしていきます。
あなたがこの記事を読み進めていくうちに「取り返しのつかない失敗をしても大丈夫なんだなぁ。」と少しでも心を軽くしていただけたら幸いです。
- 仕事の取り返しのつかない失敗|2億円の実験装置を私のミスで止めてしまった話
- 恋愛の取り返しのつかない失敗|大好きな人と親友を同時に失い、中途半端を辞められるようになった話
- 人間関係の取り返しのつかない失敗|「そんなことを言われるなんてショックです!」と言われて友人と縁が切れてしまった話
- まとめ
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仕事の取り返しのつかない失敗|2億円の実験装置を私のミスで止めてしまった話
私は会社員の頃、ある機械メーカーで設計エンジニアをしていました。
そんなある日、私は新パーツ評価のために実験装置の改造作業に入ることになりました。
その実験装置は販売価格にすると約2億円の価格が付くもので、その実験装置を使って毎日30人以上の人が仕事をしているものでした。
「明日もみんながこの実験装置を使って仕事をするから、必ず今日中に改造を終わらせて、通常通り動く状態にしておいてね。」
そう上司から指示を受けていました。
ガチャガチャガチャ・・・
新パーツの取り付けはすぐに終わりました。
「よし、実験装置の電源を入れて改造は終わりだ!」
そう思って、バチンッ!と電源を入れたそのとき。
シーーーン・・・。
実験装置が動きませんでした。
そのときすでに時間は21時。そこから原因のチェックと改造のやり直しが始まりました。
明日の朝には確実に実験装置を動かさないといけない。
そんなプレッシャーの中、何度改造をやり直しても実験装置が動かず、時間は朝の5時30分になっていました。
結局、家に帰れないまま朝を迎え、装置は動かないままでした。
朝に出勤してきたベテランさんに手伝ってもらい、なんとか実験装置が動いたのが昼前の11時でした。
改造が終わって、装置を使う予定だった人に謝りまくりました。
そして上司から、
「今日はさすがに帰っていいよ。」
私は前日からぶっ通しで働いていたので、帰宅許可が出て12時過ぎに帰ることになりました。
家に帰ってシャワーを浴びベッドで爆睡していると、突然電話がかかってきました。
「おい、装置が緊急停止になったぞ。」
結局私は、新パーツの取り付け改造すらもミスっていました。
あるセンサーが起動し装置が緊急停止。その時点での実験の仕事はすべてパーになりました。
私は、改造を失敗しただけでなく、2億円の装置を2日間にわたって使用停止にし、その時点での実験もすべて台無しにしました。
そして、お客さんへの実験結果の報告が遅れ、機械の受注を逃すことになったのです。
会社の売り上げを損失するような『取り返しのつかない失敗』でした。
私が任された仕事に失敗し落ち込んでいると、上司がこんな風に声をかけてくれました。
「今はたくさん落ち込んでいい。次のチャンスも必ずやるからそれまでに立ち直っとけ。」
それからの私は、納期は意識しながらも仕事をより丁寧にやるようになりました。
今までも仕事は丁寧にやっているつもりでしたが、それはやっているつもりだったことがわかったんです。
本当の意味で仕事を丁寧にやる大切さを学び、その後は上司からの評価も上がり、査定もアップさせることができました。
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恋愛の取り返しのつかない失敗|大好きな人と親友を同時に失い、中途半端を辞められるようになった話
仕事も順調にいくようになり、そろそろ彼女が欲しいなぁなんて思っていた頃、親友レベルの同期から合コンに誘ってもらいました。
親友レベルの同期を風間くんとしておきましょう。
風間くんとは3か月間毎週のように合コンをしていました。
すると、あの子はかわいかった!あの子は性格良さそうだった!なんて反省会で言い合うようになるわけですが、こういうのってたいがい狙いが被ります(笑)
私と風間くんは同じ人を好きになりました。
同じ女を取り合う、くらいだったら風間くんとの関係は壊れなかったでしょう。
しかし私は、大きくやらかしてしまったのです。
私と風間くんが好きになった子はまみちゃんでした。
そのまみちゃんと一緒に合コンに来ていたさきちゃんは私のことを気に入ってくれていました。
まみちゃんはさきちゃん応援。
私がまみちゃんと付き合うのはノーチャンスでした。
私は妥協して、さきちゃんと付き合うことにしました。
この時点で人として最低だったのですが、当時の私はさらに最低でした。
私はさきちゃんとのことを相談すると言って、まみちゃんとも関係を持ちました。風間くんとまみちゃんが付き合っているのを知っていて。
結局私は、まみちゃんが好きな気持ちがありながら妥協しとても中途半端なことをしてしまいました。
その関係がバレた結果、さきちゃんもまみちゃんも風間くんも全てを失うことになりました。
なんてことをしてしまったんだ・・・と3か月以上悩み続けるほど『取り返しのつかない失敗』でした。
もう、好きだった人も毎週のようにバカ騒ぎしていた親友も戻ってくることはありません。
そんなとき、仲の良かった同期の女の子からこんなことを言われました。
「恋愛でゴチャゴチャするときくらいあるさ。でも次は、そこまで本気で好きになるならマジで口説けよ。」
そう言われても当時の私は「こんなに好きになる人、これから先できないかもしれない。」と思っていました。
ですがその3年後、私に運命の出会いがありました。
その女性は明らかに高根の花って感じでしたが、後悔しないくらいマジになることで口説き落とすことができました。
私は、あのときの恋愛で『取り返しのつかない失敗』をしてなかったら、そこまでマジで口説けなかったと本気で感じています。
3年してやっと、昔の大失敗も乗り越えることができました。
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人間関係の取り返しのつかない失敗|「そんなことを言われるなんてショックだわ!」と言われて友人と縁が切れてしまった話
以前の私は結構な毒舌でした。
思ったことはすぐに口に出し「仕事おせぇ!」「バカなんじゃないの!?」なんて言っていました。
そんなある日、私は友人から「仕事がうまくいかないんだよね・・・」と相談を受けました。
そこで私は取り返しのつかない一言を放ってしまいました。
「お前さ、自分の人生に責任持ってないんだよ。いつまで子供みたいなこと言ってんの?」
友人は「そんなことを言われるなんてショックだわ!」と言い、その後は私と目すら合わせてくれなくなりました。
当時の私は、人間関係の距離感がわからず、ただただ言いたいことを言っている人間でした。
私の方が子供だったんですね。
しかも私は、自分が取り返しのつかないことをしたにもかかわらず、友人が離れていくことにショックを受けていました。
なんであんなことを言ってしまったんだろう。
何度後悔しても消えることない一言を、何度も何度も後悔し続けました。
そんなときに、別の友人がこんな一言をくれました。
「俺はそんなずっと暗い奴と付き合い続けたくないな。失敗を忘れろとは言わないけど、今残っている友人を大切に、その友人と楽しく過ごそうとすることが大事なんじゃない?」
確かに私は、すべての友人を失ったわけではありませんでした。これから新しい友人を作っていくこともできました。
友人からの一言でそう気付くことができ、大きく救われました。
それからは、目の前にいる人を大切にすることで、新しい友達を増やしていけています。
まとめ
『取り返しのつかない失敗』をしたから得られるものもある、ことを私は時間をかけて学びました。
恋愛での最低な大失敗なんて、乗り越えるのに3年もかかりました。
でもそんな経験をして思うのは、
【人は必ず失敗を乗り越えられる】
ということです。
時間はいくらかかってもいい。ゆっくりでもいい。
今すぐには乗り越えられなくても、いつか乗り越えられるときが来ると信じるだけでいいのです。
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