自己肯定感が低い原因が家庭環境や親のせい【大人は手遅れ?】

自己肯定感が低い原因が家庭環境や親のせい【大人は手遅れ?】

自己肯定感が低い原因は家庭環境や親のせい

自己肯定感が低い原因は家庭環境や親のせい

 

「自分の自己肯定感が低いのは親のせいなの?」
「家庭環境のせいで自己肯定感が下がったのなら、もう上げられないの?大人は手遅れ?」

 

家庭環境や親は自己肯定感が低い原因の1つになります。

 

しかし、家庭環境や親のせいで自己肯定感が低い大人になってしまったとしても、これから自己肯定感を高めていくことは可能です。

 

 

この記事では、親のせいで自己肯定感が下がる理由を詳しく解説し、大人でも自己肯定感を上げられる方法をお伝えします。

 

 

最後まで読むことで、あなたは以下のようなメリットが得られるでしょう。

 

  • 家庭環境や親のせいで自己肯定感が下がってしまう詳しい原因がわかる
  • 大人になってからの自己肯定感の高め方がわかる
  • 自己肯定感が低い親とのかかわり方がわかる
  • 実際に自己肯定感を高めることができる
  • 自分の子供の自己肯定感を下げずに高めることができるようになる

 

自己肯定感の低さに悩むのをもう終わりしたい場合には、ぜひこのまま読み進めてみてください。

 

 

実績プロフィール

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この記事を書いている時点で私は、300件以上もの悩み相談に直接お答えしてきました。その知見・経験を活かして書いたブログやメールマガジンは、ありがたいことに多くの方に参考にしていただき、やりたいことが見つかった人や悩みが解決できた人がたくさんいます。

 

 

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1.【現実】自己肯定感が低い原因には家庭環境や親のせいもある

 

親が子供にどう接していたかによって、その子供の自己肯定感は決まります。

 

自己肯定感が下がるように接していたら自己肯定感が低い子供になるし、自己肯定感が高まるように接していたら自己肯定感が高い子供になるのです。

 

 

子供の自己肯定感を下げる親には、以下のように考える傾向があります。

 

  • 子供は、自分だけでなにもできない
  • 親の自分が正しいことを教えてあげなければいけない

 

つまり、子供を過小評価してしまうのです。

 

 

その結果、子供の想いを否定して親の考えを押し付けたり、過保護になりすぎたりするせいで、子供の自己肯定感が下がります。

 

 

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1-1.親の言動と態度が子供の自尊心・自己肯定感を下げる

 

青山学院大学教育人間科学部教育学科の古荘純一教授によると、自己肯定感に影響をあたえるのは母親のほうが強いそうです。

 

 

実際、ほとんどの子供は母親と関わる時間の方が長いですよね。

 

長く関わる人からの影響が強いのは、親子だけでなく、私たちの普段の人間関係でも同じです。

 

 

また、幸福額などについて研究している慶応義塾大学大学院の前野隆司教授は、「子供の肯定感を下げる要因は親の言葉と態度だ」と述べています。

 

 

親として、いつも口癖のように出てしまう言動が、自己肯定感が低い子供を育ててしまうのです。

 

「早くしなさい!」「ちゃんしなさい!」「勉強しなさい!」子供に向かって、毎日こんな言葉をかけてはいませんか?

 

実は、こんな何気ない言葉が、子供の自尊心をつぶしています。

 

引用:子供の自己肯定感を高める10の魔法の言葉

 

 

上記のような言葉を親に言われて育った人も多いのではないでしょうか。

 

 

もちろん、子育てをする上で、親が上記のような言葉を全く言わないのはほぼ不可能だと思います。

 

なので、実際には「どういう場面で、どういう言葉をかけているか」によって、子供への影響は大きく変わってきます。

 

 

たとえば、朝家を出る時間が迫っているのに、子供がお着替えもせずにやんちゃに遊んでいたら、「早く着替えなきゃダメでしょ!」と怒るのは自然なことでしょう。

 

子供が明らかにダメなことをしている場合には、注意することが親の役目です。

 

 

しかし、子供は子供なりに一生懸命お着替えをして準備をしているのに、親の自分が準備できたからと「早くしてよ!」と急かすのは違います。

 

子供からすると、「一生懸命やっているのに怒られちゃう…(=自分はダメな子なんだ)」と自己肯定感が下がるのです。

 

 

もし、あなたの親が後者のようなタイプであれば、あなたは親のせいで自己肯定感が低くなってしまったのかもしれません。

 

 

具体的にどういう言葉や態度が子供の自己肯定感を下げてしまうのか、は第2章で詳しくお伝えします。

 

 

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1-2.【自分の親は毒親なのか?】多くの親は子供の自己肯定感を下げたいわけではない

 

親を擁護するわけではありませんが、子供のことを想わない親は少ないでしょう。

 

あなたにとって【ずっと胸に引っかかっている辛い言葉】だったものは、親にとっては【あなたの将来を想って発した言葉】の可能性があります。

 

そのため、自己肯定感を下げる言葉を言う親が全て毒親なのかというと、そうではありません。

 

 

たとえば、「早くしなさい」と口ぐせのように言う親だったとしましょう。

 

親としては、「時間を守り、自主的に準備を進められる子になってほしい」と思って言ったかもしれません。

 

 

実際、私の友人もそうだったそうです。

 

しかし、子供ながらに「今やろうとしていたのに」と感じ、何度も言われることで「自分はダメな子なんだ」と感じるようになってしまったそうです。

 

 

子供の育て方は、学校などで習うものではありません。

 

そのため、母親や父親も子供ができた瞬間が「親1年生」で、手探り状態で子育てをしていて、思いとは裏腹にやっていることが裏目に出てしまうことはあるんですね。

 

しかも、大人である親も、人として完璧ではないですし。

 

 

なので、もし仮に親の子育てが悪くて自己肯定感が下がってしまったとしても、親を責めるのはやめておきましょう。

 

安易に自分の親を毒親判定し、「毒親だから自分の自己肯定感が低いのは仕方がない」と言い訳をして、自分で自己肯定感を高める努力から逃げてしまえば、本当に手遅れになってしまいますからね。

 

 

逆に、「親も、下手だったかもしれないけど、一生懸命自分を育てようとしてくれたんだな」と思えるようになると、自分の過去を受け入れられて、自己肯定感も上がります。

 

 

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2.一緒にいると自己肯定感・自尊心が下がる親がよく使う言葉6パターン

 

第2章では、子供の自己肯定感を下げてしまう親の言葉をまとめました。

 

 

ここで紹介する言葉を自分が親から言われていたら、親のせいで自己肯定感が低い人になってしまった可能性は高いと言えます。

 

また、自分が親として自分の子供にその言葉を使ってしまっていたとしたら、子供のために少しずつ控えたほうがいいかもしれませんね。

 

 

子供の自己肯定感を下げてしまう親の言葉は以下の6つです。

 

  • 「泣いたって仕方ない!」などの共感しない言葉
  • 「お兄ちゃんみたいになんでできないの?」などの兄弟と比べる言葉
  • 「あなたなら絶対に失敗しない!」などの期待しすぎる言葉
  • 「だからダメッていったじゃない!」などの失敗を否定する言葉
  • 「時間がないんだから早くして!」などの行動をせかす言葉
  • 「できないことはなんだってやってあげる!」という過干渉で過保護な言葉

 

当てはまるものがあるかどうか、チェックしながら読み進めてみてください。

 

 

2-1.「泣いたって仕方ない!」などの共感しない言葉

 

一緒にいると自己肯定感・自尊心が下がる親がよく使う言葉の1つ目は、「泣いたって仕方ない!」などの共感しない言葉です。

 

 

悲しかったり悔しかったろしたときに、泣いてしまう子供。

 

日常よくある光景ですよね。

 

 

そんな時に、「泣いたって仕方ないじゃない」という言葉は子供の自己肯定感を下げます。

 

 

子供は言葉でうまく表現できないので、代わりに泣くという表現で感情を表現しています。

 

こんなときに、「泣きたいくらい悔しかったんだね。頑張ったね」という共感の一言があれば自己肯定感は低くならなかったかもしれません。

 

 

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2-2.「お兄ちゃんみたいになんでできないの?」などの兄弟と比べる言葉

 

一緒にいると自己肯定感・自尊心が下がる親がよく使う言葉の2つ目は、「お兄ちゃんみたいになんでできないの?」などの兄弟と比べる言葉です。

 

 

「お兄ちゃん(お姉ちゃん)はすぐできたわよ!」など兄弟と比べる言葉は、周りと比較する癖をつけてしまい、特に自分ができないことを比較して劣等感を感じることが増えてしまいます。

 

それにより、自分は相手より劣っているんだ、自分はなにもできないんだと感じて、自己肯定感が下がってしまうのです。

 

 

兄弟に対して劣等感が生まれるだけでなく、同級生やSNSの中の人などそういう人とも比較する癖がついてしまうので注意が必要です。

 

 

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2-3.「あなたなら絶対に失敗しない!」などの期待しすぎる言葉

 

一緒にいると自己肯定感・自尊心が下がる親がよく使う言葉の3つ目は、「あなたなら絶対に失敗しない!」などの期待しすぎる言葉です。

 

 

根拠もなく「あなたなら絶対に失敗しないから大丈夫よ」などの過度な期待は、子供にとって大きなストレスに感じます。

 

なぜなら、「失敗してしまったらどうしよう」と委縮し、もし失敗してしまった時にダメな人間だとより強く感じてしまうからです。

 

 

もし親に「失敗しても大丈夫。自分らしくやってきなさい。」といわれていたら、あなたが感じる気持ちは違かったのではないでしょうか?

 

 

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2-4.「だからダメだって言ったじゃない!」などの失敗を否定する言葉

 

一緒にいると自己肯定感・自尊心が下がる親がよく使う言葉の4つ目は、だからダメだって言ったじゃない!」などの失敗を否定する言葉です。

 

 

「だからダメっていってるじゃない」という失敗を否定する言葉は、子供にとっては責められて辛い気持ちになるでしょう。

 

子供の失敗を責める言葉は、自己肯定感を低くしやすいワードのひとつです。

 

 

子供の自己肯定感を上げるには、「頑張ったね」とひとこと言ってほしいところですね。

 

 

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2-5.「時間がないんだから早くして!」などの行動をせかす言葉

 

一緒にいると自己肯定感・自尊心が下がる親がよく使う言葉の5つ目は、「時間がないんだから早くして!」などの行動をせかす言葉です。

 

 

「時間がない!早くして」は、よく聞くワードです。

 

 

子供は動きが遅いものです。

 

そんな時に早く!急いで!とせかされると親のペースで動かなければいけなくなるため、自分で考えて行動することがなかなか難しくなるでしょう。

 

 

「自分のペースではダメなんだ…」と、子供の自己肯定感がどんどん低くなっていきます。

 

 

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2-6.「できないことはなんだってやってあげる!」という過干渉で過保護な言葉

 

一緒にいると自己肯定感・自尊心が下がる親がよく使う言葉の6つ目は、「できないことはなんだってやってあげる!」という過干渉で過保護な言葉です。

 

 

子供がする前になんでもやってあげる過干渉で過保護な親の場合も、子供の自己肯定感は下がりかねません。

 

親が干渉しなんでもやってしまうことで、子供は自分でできたはずのこともやらずに終わり、試行錯誤や成功体験が減ります。

 

 

その結果、学校や社会に出たときに何もできない自分を目の当たりにし自己肯定感が下がるのです。

 

 

実際、私の友人のお兄さんは、高校時代に半年くらい不登校でした。

 

その頃のお兄さんは、落ち込むたびに「俺、生きている意味あるのかな。死にたい」と言っていたそうです。

 

その友人の母親は、お兄さんに非常に甘かったそうで、過干渉を超えて依存しているほどだったと言います。

 

 

その姿を見て友人は子供ながらに、「なんでもしてあげることは子供にとって良くないことなんだな」と感じたそうです。

 

 

ほとんどの場合、子供より親の方が先に死ぬので、親が子供をずっと守ることはできません。

 

【子供を信じて見守る】という選択肢をもってくれると嬉しいですよね。

 

 

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3.親の自己肯定感が低いと、子供の自己肯定感も低くなりやすい

 

そもそも、親の自己肯定感が低いと、子供の自己肯定感も低くなりやすくなります。

 

親が自分の自己肯定感が低いせいで、自分の子育ても子供自身も信じることができず、目の前の結果や世間体に執着してしまうからです。

 

 

すると子供は、世間のレールに乗った自分や結果を出した自分しか認めてもらえず、自分自身を認めてもらえていないと感じます。

 

その結果、「道を外れた自分はダメだ」「結果を出せない自分はダメだ」と、自己肯定できなくなるのです。

 

 

自己肯定感の重要性や高めかたを企業や学校に伝える活動している一般社団法人日本セルフエスティーム普及協会も、自社サイトのコラムで以下のように述べています。

 

親の自己肯定感が低いと、分かりやすい尺度である子供の学校の成績や、進路、就職先など、成果や優劣が一目で分かるもので、親自身の自己価値にすり替えてしまうのです。

 

また、親の過去の後悔や悔しさ、挫折を挽回したいという思いが、子供に親のエゴを押し付けてしまうケースもあります。

 

引用:一般社団法人日本セルフエスティーム

 

 

もし、自分の親が自己肯定感が低いタイプであれば、その影響を受けにくくするためにできれば離れて暮らした方がいいですね。

 

 

これは別に、親と絶縁しろ、という話ではありません。

 

自己肯定感が低い人と一緒にいると自分の自己肯定感を高めにくくなるので、自己肯定感を高めている間はあまり会わない方がいいという話です。

 

 

また、自分が親として子育てする場合には、子供の自己肯定感を高める子育てをしたいならまずは自分の自己肯定感を高めると良いでしょう。

 

 

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自己肯定感が低すぎる親との接し方【実家・親といると自己肯定感が下がる場合の対策】

 

もし、あなたがもう大人で、自己肯定感が低い親に会うたびにげんなりするということであれば、アクティブ・コンストラクティブ・レスポンスという方法がおすすめです。

 

アクティブ・コンストラクティブ・レスポンスとは、【相手の関心があるものに興味をもって一緒に楽しみながら話をする】というものです。

 

 

たとえば、料理が好きな親だったら「この料理の作りかた知りたいから一緒に作ろう!」と誘うのも良いでしょう。

 

自己肯定感が低い親だったとしても、好きなものに相手が興味を持ってくれるのは嬉しいもの。

 

会うたびに繰り返していくと、少しずつ親の反応が明るくなっていくはずです。

 

 

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4.【日本人は自己肯定感が低い】あなたやあなたの親の自己肯定感が低くても特別おかしいことではない

 

「わたしだけなんでこんなに自己肯定感が低いのだろう」

 

そう感じているかたも多いかと思います。

 

 

しかし、自己肯定感が低いのはあなただけではありません。

 

 

実際、日本は他の国と比べても自己肯定感が低いことがわかっているのです。

 

日本の若者で、自分自身のイメージの中で、「自分自身に満足している」と「自分には長所があると感じている」に「そう思う」又は「どちらかといえばそう思う」と回答した者の割合は、それぞれ45.1%と62.3%であったが、この割合はいずれも同様の回答をした諸外国の若者の割合と比べて低かった。

 

出典:内閣府|我が国と諸外国の若者の意識に関する調査 (平成30年度)

 

 

自分に満足していると答えた中でいちばん高いのが、アメリカで87%。

 

日本は45.1%で、調査対象だった韓国・アメリカ・イギリス・ドイツ・フランス・スウェーデン・日本のなかで最下位だったのです。

 

 

なので、「自分だけが自己肯定感が低いんじゃないか…」とは悩む必要はないですね。

 

 

それに、自己肯定感が低い自分を否定せず、「今の自分は自己肯定感が低いんだなぁ」と自己肯定感が低い自分すらも肯定することが、本当の自己肯定感です。

 

 

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5.大人が手遅れにならず自己肯定感を高めるに本質的に必要なこととは?

 

そもそも自己肯定感を正しく理解できている人は、意外と多くありません。

 

 

辞書で調べると以下のように出てきます。

 

自分のあり方を積極的に評価できる感情、自らの価値や存在意義を肯定できる感情などを意味する語。

 

自己否定の感情と対をなす感情とされる。

 

引用:実用日本語表現辞典

 

 

簡単に言えば、「どんな自分でも肯定する力」です。

 

 

私はこれまで、多くの人の相談にのってきましたが、自己肯定感が上がらずに悩む人のほとんどが、自分の良い部分を探してそれを肯定しようとしていました。

 

そこで、「自分には長所も得意なこともほとんどないし…」と悩んでいたのです。

 

 

この考え方は、実は得意なことなどが少ない自分を否定してしまっているんですね。

 

自己肯定感とは、自己否定と反対の感情ですから、自分でも気づかぬうちにこっそりと自己否定をしていたら自己肯定感は高まりません。

 

 

本来の自己肯定感とは、「自分のできない部分も含めて、自分を肯定すること」です。

 

たとえば、もし仮に親のせいで自己肯定感が低い人間に育ってしまったとしても、「それでも頑張って生きてきたなぁ」とか「おかげで同じことで悩む人の相談に乗れるなぁ」と自分の人生を肯定できるようになると、自己肯定感は高くなります。

 

 

なので、自己肯定感を高めたいなら、自分の良い所を探すだけでなく、今の自分も受け入れてあげることが大切です。

 

 

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5-1.自己肯定感を高めるには「2つの自己肯定感」を高めるべし!

 

実は、自己肯定感は2種類あります。

 

それが、

 

  • 絶対的自己肯定感
  • 社会的自己肯定感

 

の2つです。

 

 

「絶対的自己肯定感」とは、自分の行動や言動、長所や短所、考え方や生き方、過去や未来などその全てを認める感覚のこと。

 

ネガティブなこともポジティブなことも受け入れて自己受容していく感覚です。

 

先ほどお伝えした「本当の自己肯定感」と同じですね。

 

 

対して、「社会的自己肯定感」とは、周りからの評価、出した成果、周りと比較して優れていることを認める感覚のことです。

 

出した結果や自分の優れたところを周りから褒められたときに、「ありがとうございます!」「嬉しいです!」と素直に受け入れる感覚ですね。

 

 

周りから褒められたときに、「大した結果じゃないし…」「私なんてそんな…」と強く謙遜しすぎると、社会的自己肯定感は上がりません。

 

結果や優劣しか認められなくなるのはダメですが、結果や優劣をちゃんと受け入れられないのもダメだということですね。

 

 

この2つの自己肯定感を意識して、両方を高めていくようにすると、より効率的に自己肯定感を高めていくことができます。

 

 

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5-2.家庭環境や親のせいにして自己肯定感が低いままだと不幸になる

 

自己肯定感が低いまま生きるというのは、デメリットしかありません。

 

具体的には、精神的に落ち込むことが増え、うつになりやすくなる・良い人間関係が作れない・他人に振り回され続ける、といったことになるでしょう。(これもデメリットのほんの一部)

 

 

不登校や引きこもりを引き起こしやすくなることもあります。

 

立命館大学教授の心理学者である高垣忠一郎先生は、ひきこもりをする心情について以下のように話しています。

 

自己否定にとらわれると「ダメな自分」をますます人前に出せなくなり一層社会からひきこもることになる。

 

「出て行かねばならない」と思いながら出ていけない葛藤の泥沼にはまり込んで身動きつかぬ自分を「どうしようもなくダメな奴」とさらに否定するという自己否定の悪循環に陥っていくことになる。

 

引用:私の心理臨床実践と「自己肯定感」高垣忠一郎

 

 

自己肯定感が低くて良いことなどほとんどないので、できる限り早く自己肯定感を上げてしまった方がいいですね。

 

 

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6.家庭環境や親の影響を抜け出し自己肯定感を高める方法3選

 

親のせいで自己肯定感が低い人間になってしまったとしても、大人になってから自己肯定感を高めることは十分に可能です。

 

 

この章では、今すぐできる自己肯定感を上げる方法を紹介します。

 

その方法はは以下の3つです。

 

  • 一日の最後に今日良かったことを3つ思い出す
  • ネガティブな感情を受け止める
  • ポジティブ心理学を学ぶ

 

では、ひとつずつみていきましょう。

 

 

6-1.一日の最後に今日良かったことを3つ思い出す

 

家庭環境や親の影響を抜け出し自己肯定感を高める方法1つ目は、一日の最後に今日良かったことを3つ思い出すことです。

 

 

寝る前に、今日よかったことを3つ書き出しましょう。

 

なかなか書くのが難しければ、思い出して声に出すだけでも十分です。

 

 

この方法は幸福学研究者で慶應義塾大学教授の前野隆司先生が提唱している方法です。

 

良かったことに気づくと、小さいことにも幸せを感じられる人になっていきます。

 

 

1日の中でビッグニュースになるような嬉しいことやよかったことはそうそうありません。

 

しかし、小さな嬉しいことやよかったことはたくさん転がっています。

 

そういった小さなところから幸せを感じることで、自己肯定感がアップするのです。

 

 

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6-2.ネガティブな感情を受け止める

 

家庭環境や親の影響を抜け出し自己肯定感を高める方法2つ目は、ネガティブな感情を受け止めることです。

 

 

自己肯定感が低いとネガティブな発想になりませんか?

 

 

でも、ネガティブな気持ちになってしまったからといって、その気持ちを否定する必要はありません。

 

そういう日もあるよね。とネガティブな感情をしっかり受け止めてあげましょう。

 

 

自分を責めず受け止めてあげることで、自己肯定感は上がってきます。

 

 

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6-3.ポジティブ心理学を学ぶ

 

家庭環境や親の影響を抜け出し自己肯定感を高める方法3つ目は、ポジティブ心理学を学ぶことです。

 

 

ポジティブ心理学とは、【幸せになる方法を科学的に検証し学ぶ】もの。

 

大手企業のGoogleやマイクロソフトなどもこのポジティブ心理学を取り入れています。

 

 

自己肯定感が低い人は無意識に自分を責めがちです。

 

しかし、「自分は自分。いいところも悪いところも含めて価値がある」と自分を責めることをやめると自己肯定感はあがってきます。

 

 

 

もし、心理学や脳科学を使ったメソッドで自己肯定感を高めたい場合には、「DISCOVERYメソッド」もおすすめです。

 

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まとめ

 

この記事では、家庭環境や親のせいで自己肯定感が下がる理由と大人になってから自己肯定感をあげる方法をお伝えしました。

 

親の言動や態度によって子供の自己肯定感が下がってしまうのは事実です。

 

しかし、そのように育てられたとしても、大人になってから自己肯定感をあげることは十分に可能。

 

 

今からでも自己肯定感を高めたい場合には、以下の方法を試してみてください。

 

  • 一日の最後に今日良かったことを3つ思い出す
  • ネガティブな感情を受け止める
  • ポジティブ心理学を学ぶ

 

 

自己肯定感が低くなったのは過去の親の些細な言動だったかもしれません。

 

しかし、過去を変えることはできません。

 

ぜひ今回お話しした自己肯定感をあげる方法を試して素敵な毎日を過ごしてくださいね。



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この記事を書いた人

―西村敏(にしむらさとし)―

西村敏

西村敏


1986年生まれ、長野県出身、宮城県在住。
株式会社ジャストコネクションズ代表取締役。

2011年から副業でブログを開始。ブログ歴は10年。
独立後はコンサル業・通信講座事業も開始。得意の言語化力を活かし、多くの顧客の言語化力・説明力・文章力アップ、起業・副業による収入アップ、やりたいこと発見などをサポート。
2018年9月には法人化。

10年前から「自分のやりたいことで生きる」を実践。

今までの経験を通して、沢山の方の夢や目標を応援することが出来て、とても充実した日々を送れています。

私のプロフィール詳細はこちら↓↓
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