仕事への熱意がなくなった場合の9つの対策|熱意がいらない人・いる人の違いとは?
「仕事への熱意がなくなったんだけど、どう乗り越えればいい?」
「そもそも、仕事に熱意って必要なの?」
「仕事で燃え尽きた情熱を取り戻す方法を知りたい」
そのような悩み・疑問・要望にお応えします。
結論から言えば、仕事への熱意がなくなったとしても、それを乗り越える方法はありますので、もう心配する必要はありません。
この記事では、
- 仕事への熱意がなくなってしまう10の原因
- 仕事に熱意は必要かどうか?
- 仕事で燃え尽きた情熱を取り戻す方法9つ
をまとめました。
最後まで読むことで、これからあなたが仕事に対してどう取り組んでいけばいいかがわかるはずです。
これで、仕事への悩みが1つ減るといですね。
この記事を書いている時点で私は、300件以上もの悩み相談に直接お答えしてきました。その知見・経験を活かして書いたブログやメールマガジンは、ありがたいことに多くの方に参考にしていただき、やりたいことが見つかった人や悩みが解決できた人がたくさんいます。
スポンサードリンク
\ すでに1,191人も参加してくれました /
/ あなたもコレでもっと \
/ 自分を知ることができるでしょう \
1.「仕事への熱意がなくなった…」その10個の原因とは?
最初は仕事への熱意があったのに、急に無くなってしまったのだとしたら、必ず原因があります。
その原因を把握しておくことは非常に重要です。
なぜなら、自分がどの原因によって熱意を失ったかがわかれば、とるべき対策もわかるからですね。
では、仕事への熱意がなくなってしまう原因とは?
それは主に以下の10個です。
- 1.成長・達成感を感じられなくなった
- 2.裁量権が失われた
- 3.給料が上がらないのに仕事の負担が増えた
- 4.頑張ってきた仕事で失敗した
- 5.リフレッシュする時間をとれていない
- 6.運動不足
- 7.合わない上司や同僚
- 8.公平な評価をされていないと感じる
- 9.自分の価値観と合わない仕事をやらされる
- 10.プライベートで悩みができた
1つずつ詳しくみていきましょう。
1-1.成長・達成感を感じられなくなった
仕事への熱意がなくなってしまう原因の1つ目は、「成長・達成感を感じられなくなった」ことです。
私たち人間は、仕事をする中で「自分が成長できた!」「目標を達成した!」と感じられると、脳内で快楽物質(ドーパミン)が出て、充実感が得られます。(参照:Wikipedia(報酬系))
得られる成長や達成感は、小さなものでも構いません。
たとえば、
- 他部署の先輩や上司と話せるようになった
- ちょっとした報告書をひとりでまとめられた
などなど。
こうしたことから充実感を得て、それが仕事への熱意に繋がっていくのです。
しかし、上司と話せるようになるとか、報告書がまとめられるようになるとか、そういうことで成長や達成感を感じられるのは最初の内だけ。
特に、仕事の内容がずっと同じで、働くメンバーもずっと同じだと、新たに覚えることも成長することも無くなり、マンネリ化して、成長も達成感も感じ無くなります。
すると、充実感がなくなり、仕事への熱意も薄れていくのです。
1-2.裁量権が失われた
仕事への熱意がなくなってしまう原因の2つ目は、「裁量権が失われること」です。
「裁量権」と言うと、仕事上での決済権や決定権を思い浮かべるかもしれませんが、ここでは「自分の行動を自分がコントロールできる割合」と考えてください。
心理学のモチベーション理論の1つ「自己決定理論」において、
『人は自分の行動を自分で決められなくなるとモチベーションが下がる』
ということがわかっています。
たとえば、プレゼン資料を作る仕事を振られたとしましょう。
資料を作るときに、あなたが
「どうすれば顧客に伝わりやすくなるかな?」
「ここでこういうグラフを入れてみたらどうだろう?」
と主体的に創意工夫をしながら取り組める場合は、そこに自分の考えを反映させる余地があるのでモチベーションが上がります。
そこでさらに自分が創意工夫した部分を褒められたら、もっと嬉しくなりますよね。
ですが、上司に細かい部分まで指示され、せっかく創意工夫したとしても、
「お前の考えとか工夫とかいらないから、俺が言った通りのものを作って」
と、まるでロボットに仕事を振るように、自分以外に仕事を任せても同じになるように、仕事をさせられたとしたら・・・
まぁ、やる気なんて起きませんよね。
自分の仕事・行動に対して、自分で何かを決める余地がなければないほど、その仕事に対する熱意はどんどん低下していきます。
自分の仕事に対して自分がコントロールできる割合が減る原因は、
- 環境の変化(上司が変わる・異動、など)
- 自分の意識の変化(仕事に対して主体性がなくなる、など)
です。
仕事に対して熱意がなくなってきた場合には、ここ最近で自分の仕事を自分がコントロールできる割合が減っていないか確認してみましょう。
1-3.給料が上がらないのに仕事の負担が増えた
仕事への熱意がなくなってしまう原因の3つ目は、「給料が上がらないのに仕事の負担が増えている」ことです。
人は自分がやった仕事量に対して適切な報酬が得られないと不満足が増していきます。(参照:ハーズバーグの二要因理論)
そのため、最初は仕事量と給料のバランスが取れていて熱意を持っていたとしても、そのバランスが崩れていくと熱意がどんどん失われるのです。
なお、仕事量と給料のバランスが最適になっても、仕事への熱意が大きく高まることはありません。
あくまで、バランスが崩れると不満が増し熱意が削がれるだけで、熱意を高めるにはお金以外の要素が必要になります。
1-4.頑張ってきた仕事で失敗した
仕事への熱意がなくなってしまう原因の4つ目は、「頑張ってきた仕事で失敗すること」です。
熱意を持って仕事をしていれば、
「このプロジェクトは絶対に成功させたい!」
「この仕事を無事に終わらせて会社から評価されたい!」
と主体性を持って前向きに取り組むことが多いのではないでしょうか。
このように、前向きに仕事に取り組むことはとても良いことです。
しかし、実はその裏には、
「これだけ頑張ったんだから、これくらいの成果が得られるだろう」
という『自分への期待』も含まれていることに気づいていますか?
ほとんどの人は、前向きに仕事に取り組んでいるときに、自分が失敗した姿を本気で想像することはありません。
失敗を想定することはあるでしょうが、それは基本的に「対策すればクリアできる失敗」でしかないのです。
つまり、言い換えれば、
「自分は仕事で上手くいくと自分に期待し、成功する前提で仕事を進めている状態」
だということ。
この状態から失敗したら、誰だって大きく落ち込みますよね。
その落ち込みによって、熱意も失われてしまうのです。
とはいえ、仕事をしていれば誰もが何度も失敗を経験します。
成長や充実感を求め、仕事に対して熱意を持っている人ならなおさらです。
なので、失敗から立ち直れるかどうか、失敗からの立ち直り方を知っているかどうかで、その後の働き方が大きく変わると言えるでしょう。
1-5.リフレッシュする時間をとれていない
仕事への熱意がなくなってしまう原因の5つ目は、「リフレッシュする時間を取れていない」ことです。
人間の集中力には限界がある、ということは、すでにあらゆる研究でわかっています。
なので、ずーっと仕事のことを考え続けている状態では、仕事に対する集中力も生産性もどんどん下がってしまうのです。
結果として、仕事に対して集中できず、成果が出せなくなり、仕事に対する熱意が失われていきます。
1-6.運動不足
仕事への熱意がなくなってしまう原因の6つ目は、「運動不足」です。
特に、エンジニアや事務職など座りっぱなしの人は要注意。
頭だけが疲れ、身体はほとんど疲れていない状態になると、睡眠の質が低下し、抑うつ状態になりやすくなります。
気分が落ち込むので、仕事への熱意がなくなっていくんですね。
当然、身体も不健康になっていくので、頭が働かなかったり病気がちになっていたりしたら、仕事に情熱を注ぐどころの話ではなくなるでしょう。
心身の不調は、仕事に対する熱意だけでなく生きる気力も失われていきますので、なめてかかってはいけません。
私も非常に注意しています。
1-7.合わない上司や同僚
仕事への熱意がなくなってしまう原因の7つ目は、「合わない上司や同僚」です。
パワハラ気味の上司や性格に難がある同僚がいると、自分が仕事に集中しようと思っても邪魔されてしまいます。
頑張ろうと思っているのに邪魔されたら、当然やる気はなくなっていきますよね。
会社員の場合は、上司や同僚を選ぶことはほぼ不可能ですが、合わない人間関係を放置してしまうと、仕事への熱意が戻ることはほぼありません。
1-8.公平な評価をされていないと感じる
仕事への熱意がなくなってしまう原因の8つ目は、「公平な評価をされていないと感じること」です。
なぜなら、仕事への熱意を長く持ち続けるには、公平かつ正確なフィードバックを得られる環境が必要だからです。(参照:フロー理論)
公平かつ正確なフィードバックがあることで、今は仮に望むような成果や評価が得られていなくても、「自分が何をすれば状況を改善できるか?」がわかります。
その結果、主体的に状況改善に取り組める(=自分を成長させていける)ので、仕事への熱意を持ち続けることができるんですね。
しかし、
- 自分の方が成果を出したのに評価・ボーナス査定が低い
- 期日の延長や使用機材の融通など自分だけ認めてもらえない
といった不公平感があると、単純に不満なだけでなく、状況を改善するために自分がどうすればいいかわからない(または、自分の力ではどうしようもない)状態になります。
このような状態で仕事に熱意を持ち続けるなど、ほぼ不可能ですよね。
ですから、公平な評価をされていないと感じている状態を放置していると、仕事への熱意はどんどん失われてしまうのです。
1-9.自分の価値観と合わない仕事をやらされる
仕事への熱意がなくなってしまう原因の9つ目は、「自分の価値観と合わない仕事をやらされること」です。
人間関係において価値観が合わない人と付き合うのは非常にストレスがかかりますよね。
それは、仕事も同じです。
たとえば、あなたが住宅販売の営業マンだったとしましょう。
「家は人生の中で最大の買い物だから、お客さんが一生笑顔で過ごせるように家を売っていきたい!」
そういう想いを持って入社した。
にもかかわらず、上司から、
「お客が納得できるかどうかとかそんなのどうでもいいから、とにかく売って数字を出して。別に売った後のお客の人生とかどうでもいいから」
と、売上を出すことだけを強要されたら・・・、
そして、しぶしぶ上司の言う通りにとにかく売るための営業をした結果、自分が担当したお客さんが住宅購入で失敗し不幸になってしまったら・・・
とても後悔するでしょうし、その後の仕事も手につかなくなるでしょう。
当然、仕事に対する熱意なんて、どこかにいってしまいますよね。
もし、いつの間にか自分の価値観と合わない仕事のやり方になっている場合は改善が必要です。
1-10.プライベートで悩みができた
仕事への熱意がなくなってしまう原因の10個目は、「プライベートで悩みができたこと」です。
プライベートで大きな悩みがあれば、仕事に集中できなくなります。
たとえば、
- 健康診断の結果、よろしくない結果が出てしまった
- パートナーや子供との関係があまりよくない
- 子供が学校でいじめにあっているとわかった
という大きな問題から、
- 周りの友人が結婚・出産しているのに自分はまだ予定がない
- 孤独感がある
- 「このままでいいのか?」と漠然と将来が不安
という個人的な悩みなどなど。
これらの悩みを仕事中にもふと考えてしまうのであれば、仕事に情熱を注ぐ邪魔になっている、と言えるでしょう。
仕事の邪魔になってしまうほどの悩みを放置していると、仕事に対する熱意を取り戻すことはできません。
以上が、「仕事への熱意がなくなってしまう10の原因」でした。
あなたはいくつ当てはまりましたか?
もし当てはまった場合でも、1つ1つ解決していけば大丈夫なのでご安心くださいね。
では、これからどのように仕事に向き合っていけばいいのか?
「そもそも熱意を取り戻すべきなのか?」というところからしっかりと考えていきましょう。
(実は、ここが一番重要です)
スポンサードリンク
2.そもそも仕事に熱意は必要なのか?
「そもそも仕事に対して熱意を持つ必要があるのか?」
この問いに対して、100%正しい答えはないでしょう。
その人の考え方や価値観によって、答えは変わるはずだからです。
仕事に対して熱意を持ちたい!と考えてもいい。
逆に、仕事に熱意なんていらない、という考え方でもいい。
あなたが楽しく幸せに生きていけるなら、どっちの考え方を選んだっていいんです。
・・・と言われても、
「じゃあ、どっちの考え方を選べばより幸せに生きていけるの?」
と思いますよね(笑)。
私の考えは、以下です。
『仕事に対して熱意を持つかどうかはどっちでもいい。ただし、自分の人生において必ず1つ以上は熱意を持てることを持つべき』
こう考えています。
なぜなら、人は何かに夢中になっているときに、圧倒的な充実感・満足感を得られるからです。
実際、心理学者のチクセントミハイ氏の研究調査でも、「人は熱中状態にときに充実感・満足感を感じている」という結果が出ています。(参照:フロー理論)
仕事でもスポーツでもゲームでも、何でもいい。
周りのことなど気にせずに、1つのことに集中していたり、思いっきり体を動かしたり、心を許せる友人と思いっきり笑い合ったり。
そんなときに、楽しさ、面白さ、充実感、一体感、幸福感などを感じた経験は誰もが一度はあるはずです。
もちろん、私も何度もあります。
なので私は、
『充実体験を何度も何度も味わっていくことが人生を幸福にする秘訣』
だと思うんですね。
だから、究極的には、仕事も、趣味も、恋愛も、子育ても、料理も、家事も、全てのことに熱中し夢中になることができたら最高に楽しい人生になるでしょう。
そういう意味では、仕事に対して熱意を持つことは必要なこと、になります。
ですが、現実的には、いきなり全部に対して情熱を注ぐのは無理だと思うんです。
でも、何一つ熱意を持てるものがない人生というのはとても寂しく、充実感が少ないものになってしまいます。
したがって、まずは、
『仕事に対して熱意を持つかどうかはどっちでもいい。ただし、自分の人生において必ず1つ以上は熱意を持てることを持つべき』
だと思うのです。
スポンサードリンク
3.仕事への熱意がいらない人・いる人の違い
では、仕事への熱意がいらない人といる人はどう分かれるのか?
結論から言えば、以下の通りです。
- 仕事への熱意がいらない人:仕事以外に情熱を注げるものがある人
- 仕事への熱意がいる人:仕事に夢中になって生きていきたい人
もう少し詳しくみていきましょう。
3-1.仕事への熱意がいらない人:仕事以外に情熱を注げるものがある人
仕事への熱意がいらない人は、
- 仕事以外に情熱を注げるものがある人
- 仕事以外で情熱を注げるものを見つけたい人
- 仕事は仕事、と割り切りたい人
です。
仕事以外に熱中できるものがある、見つけたい、という場合には、まずは遠慮なく仕事は仕事と割り切ってプライベートを楽しんで良いと思います。
無理に「仕事にも熱意を持たないといけない」なんて考えたところで、仕事に対して熱意を持つことはできませんからね。
結局のところ、何かに対して熱意を持つには、
『自分が本心からそれをやりたい』
と感じられることが必要です。
無理に夢中になろうとしても、逆に苦しくなるだけですからそれは辞めた方がいいでしょう。
もし、プライベートも楽しみつつ、仕事にも熱意を持って取り組みたい、と思う場合には、まずは
「仕事の中で情熱を注げるポイント探し」
から始めてみるといいですね。
いきなり仕事全体に対して熱意を持てなくても、熱意を持てるポイントを探し、そのポイントだけにでも熱意を持って取り組んでいたら、次第に熱意を持って取り組める仕事が増えていきます。
3-2.仕事への熱意がいる人:仕事に夢中になって生きていきたい人
仕事に対して熱意を持った方が良い人は、
- 仕事に夢中になって生きていきたい人
- 夢中になれるような趣味がない人
- スキルアップや成長を望んでいる人
- (仕事を)どうせやるなら楽しみたいと思う人
です。
仕事は、人生の多くの時間を費やすものです。
ですから、仕事を楽しみ、仕事から充実感を得られるようになった方が人生に満足できるのは間違いありません。
なので、少しでも
「仕事を楽しみたい」
「仕事に熱意を持って頑張りたい」
と思う場合には熱意を持てるようにしたらいいし、
「他に何も夢中になれるものがない」
という場合にも、だったら仕事を楽しめるようになってみたらいいと思います。
では、どうすれば、一度無くなってしまった仕事への熱意を取り戻すことができるのか?
次の章で詳しくお伝えします。
スポンサードリンク
4.仕事で燃え尽きた情熱を取り戻す方法9つ
仕事で燃え尽きた情熱を取り戻す方法は以下の9つです。
- 1.リフレッシュする
- 2.運動を習慣化する
- 3.(自分の中で)裁量権を取り戻す
- 4.自分の価値観や自分軸を明確にする
- 5.理想の働き方・具体的な目標を定める
- 6.公平な評価・フィードバックが得られる環境を作る
- 7.一緒に働きたい同僚・上司・取引先を作る
- 8.転職する
- 9.プライベートの悩みを解決する
1つずつ具体的にお伝えしますね。
ぜひ、あなたがやりやすいと思うものから取り組んでみてください。
4-1.リフレッシュする
仕事で燃え尽きた情熱を取り戻す方法の1つ目は、「リフレッシュすること」です。
東京成徳大学の研究調査により、積極的休養(体を動かすタイプのリラックス)をとることで、やる気の回復・集中力アップ・作業効率アップの効果を得られることがわかっています。
積極的休養(体を動かすタイプのリラックス)は、具体的には以下のような休み方が当てはまります。
- 旅行
- マッサージ
- ストレッチ
- 入浴
- ペットとしゃべる
- 夢中になれることをやる
- ウォーキング
など。
体を動かすタイプのリラックスと言うと運動を思い浮かべる人が多いと思いますが、運動以外の休み方もたくさんあります。
イメージとしては、
- 体内の血液循環を促す(温める・ほぐすなど)
- 積極的に何かに触れる(動物・景色・新しいものなど)
というものも積極的休養に当てはまると考えると良いですね。
やる気が回復することによって、仕事への熱意も戻ってきます。
4-2.運動を習慣化する
仕事で燃え尽きた情熱を取り戻す方法の2つ目は、「運動を習慣化すること」です。
運動をすることで、脳の側坐核という部分が活性化されます。
活性化した側坐核からはドーパミンという物質が排出され、このドーパミンが気持ちを元気にし、やる気を高めてくれるのです。
実は側坐核は身体を動かさないと活性化されません。
つまり、脳の仕組みから言えば、身体を動かさないとドーパミンの排出量が減り、勝手にやる気や熱意が下がってしまうんですね。
なので、運動をすることでドーパミンを排出し、やる気や熱意を取り戻すことができ、習慣化することで取り戻したやる気や熱意を維持できるようになります。
運動は、あなたが続けやすいものなら何でもOKです。
- ウォーキング
- ランニング
- ヨガやストレッチ
- テニスやフットサル
- クライミング
などなど、始めるハードルが低いものか、自分が楽しんで取り組めるものだと習慣化しやすいのでオススメです。
ちなみに私は、フットサルやテニスをやっているときが楽しいので、仙台でそれらをやっている・やりたいという人はぜひ誘ってください!(両方とも素人ですが(笑))
4-3.(自分の中で)裁量権を取り戻す
仕事で燃え尽きた情熱を取り戻す方法の3つ目は、「自分の行動における裁量権を取り戻すこと」です。
なぜなら、自分の行動を自分で決められていると思えれば思えるほど、物事に対するやりがいや熱量が高まるからです。(参照:自己決定理論)
もちろん、会社員であれば、販売戦略や開発の方向性などを自分が決めるのは不可能でしょう。
他にも、自分では決められないことも多いはずです。
ですが、自分の行動に関しては考え方をちょっぴり変えるだけで裁量権を取り戻すことができます。
たとえば上司に仕事を大量に振られたときに、
「この仕事を全部やらないといけないのか・・・」
と考えてしまうと、自分の行動を他人に決められている感覚が強くなってしまいます。
しかし、
「私は振られた仕事の中からどの仕事を優先し、どの仕事をやらないかを選ぶことができる。どれを優先して、どれを手を抜くか~」
と考えたら、自分の行動を自分の意志で決めることができます。
このように、
『自分が決められる部分にフォーカスし、自分の意志や考えを元に行動を決める』
と、自分の行動の裁量権を取り戻すことができるのです。
その結果、自分の人生を自分でコントロールできている感覚を取り戻すことができ、仕事だけでなく人生全体に対して前向きさを取り戻すことができます。
当然、仕事に対する熱意も戻ってきますね。
4-4.自分の価値観や自分軸を明確にする
仕事で燃え尽きた情熱を取り戻す方法の4つ目は、「自分の価値観や自分軸を明確にすること」です。
人は自分の価値観や考え方に合わないことをやらされると、熱意を失うだけでなく大きなストレスを感じます。
だから、自分の価値観や考え方に合うことをやっていくことが、熱意を維持していくためには非常に重要です。
しかし・・・、
自分の価値観や考え方を、自分でしっかりと言語化し認識していなければ、価値観や考え方に合う仕事や働き方を選ぶことはできません。
なので、まずは、
『自分の価値観や自分軸をキチンと言語化することが非常に重要』
です。
その上で、自分の価値観や生き方に合う仕事や働き方を選ぶと、仕事に対する熱意を取り戻すことができます。
\ すでに1,191人も参加してくれました /
/ あなたもコレでもっと \
/ 自分を知ることができるでしょう \
4-5.理想の働き方・具体的な目標を定める
仕事で燃え尽きた情熱を取り戻す方法の5つ目は、「理想の働き方・具体的な目標を定めること」です。
なぜなら、理想の働き方・具体的な目標を定めることで、目指すべきゴールができ、ゴールに向かっていくことで成長や達成感を味わうことができるからです。
人は、成長や達成感が得られると、脳内で快楽物質(ドーパミン)が出て、充実感が得られます。(参照:Wikipedia(報酬系))
その結果、「もっとやりたい!」という気持ちが出てきて、仕事に対する熱意を取り戻すことができるんですね。
成長や達成感を得るためには、理想や目標を設定し、それを達成することが一番シンプルかつ簡単です。
特に、自分の価値観や生き方に合う理想や目標だとより熱意が湧いてくるようになります。
なので、
- 価値観や自分軸の言語化
- 理想と目標の設定
はセットでやっておくとより効果的です。
4-6.公平な評価・フィードバックが得られる環境を作る
仕事で燃え尽きた情熱を取り戻す方法の6つ目は、「公平な評価・フィードバックが得られる環境を作ること」です。
なぜなら、心理学のフロー理論において、
「正確な評価・フィードバックにより、より良い結果を出すための改善を行えること」
が情熱を維持するための条件だと定めされているからです。
なので、可能な限り公平で正確な評価やフィードバックを得られる環境を作れるように働きかけることが、仕事への熱意を維持することに繋がります。
たとえば、もし仮に不公平な評価をされていると感じるのであれば、上司に、
- 会社としてどういう評価基準で評価しているのか?
- 具体的に評価されている人と自分の差はどういう部分なのか?
- どういう成果・スキルを身に付ければ自分も評価されるのか?
などを聞いてみると良いでしょう。
できる限り評価ポイントを項目化・数値化してもらい、自分がどうすれば評価を高められるのかがわかることが重要です。
4-7.一緒に働きたい同僚・上司・取引先を作る
仕事で燃え尽きた情熱を取り戻す方法の7つ目は、「一緒に働きたいと思える同僚・上司・取引先を作ること」です。
「この人と一緒に働きたい!」
「今の上司をもっと出世させたい!」
「○○さんにはお世話になったら恩を返したい」
そういった想いがあると仕事にも前向きに取り組めるようになりますよね。
実際、熱量や気持ちというのは周りの人から伝染する、ということがわかっています。(参照:日本語版情動伝染尺度(大阪大学))
周りに前向きに働く人や尊敬できる人がいれば、自然と自分も前向きな気持ちで働くことができるのです。
私が会社員だった頃のあるひとりの上司は、何人もの部下から、
「この人を早く出世させたい。そうすれば会社はもっと良くなるはず」
と言われ、周りからとても尊敬されていました。
私がミスをしても上司としてかばってくれましたし、他部署の人からもその人の悪い話を聞いたことが一切ありませんでした。
だからなのか、その人が上司だった頃は部署の雰囲気がとても良かったし、周りの同僚も(他の部署や会社に比べれば)イキイキ働いているように感じてましたね。
実際、上司が変わったら雰囲気も全然変わっちゃいましたし(笑)。
結局私は、自分で独立・起業する道を選んだので会社は辞めちゃいましたけど、その上司のことだけは今でも尊敬しています。
そんな風に思える人と出会ったり、社内や取引先の人と積極的に関わって関係を作ったりすると、仕事への楽しさを取り戻すことができますね。
4-8.転職する
仕事で燃え尽きた情熱を取り戻す方法の8つ目は、「転職すること」です。
あなたが仕事への熱意を取り戻すために積極的に行動したとしても、会社の方針や上司の性格によって、
- 自分の行動に対する裁量権を取り戻すことができない
- 自分の価値観や考え方に反する仕事のやり方を強要される
- 理想の働き方を実現するのが不可能な環境
- 評価やフィードバックの基準があいまいなまま
- 一緒に働きたいと思える人を作れない
などの状態が続くのであれば、今の職場で仕事への熱意を取り戻すことは非常に難しくなるでしょう。
そのため、今の職場で我慢し続けるよりは、転職した方が仕事への熱意を取り戻せる可能性が高いはずです。
もちろん、転職先の環境が、仕事への熱意を持つために良い環境かどうかは実際に入ってみなければわかりません。
ですが、社内の雰囲気や一緒の働く人がわからなくても、評価基準や会社の方針などは面接時に聞けばある程度わかります。
なので、転職活動をする際には、
「私が(転職先の会社を)見極めてやる!」
くらいの主体性を持って進めていくと、入社後に仕事への熱意を持てる会社を選べる可能性が上がるでしょう。
4-9.プライベートの悩みを解決する
仕事で燃え尽きた情熱を取り戻す方法の9つ目は、「プライベートの悩みを解決すること」です。
仕事中でもどうしても気になってしまう悩みがなくなれば、再び仕事に熱意を向けられるようになります。
悩みは人それぞれさまざまだと思いますが、
- 解決方法をネットで検索する
- 誰かに相談する
- 実際に解決に向けて行動する
などして、悩みを解決してしまいましょう。
もちろん、すぐに解決できる悩みばかりではないし、解決に向けて時間が過ぎるのを待つしかない場合もあるとは思いますが、悩みに対して主体的に解決しようとする姿勢が、悩みを早く解決する秘訣です。
以上が「仕事で燃え尽きた情熱を取り戻す方法9つ」でした。
基本的には、上から順番にやっていくのが一番効果的になるように並べました。
ですが、あなたが気になる項目・やりやすいと思う項目から取り組んでいただいても全然構いません。
1つか2つやってみるだけでも、仕事への熱意が戻ってくることを感じられるはずです。
まずは1つか2つでいいのでぜひやってみてください。
\ すでに1,191人も参加してくれました /
/ あなたもコレでもっと \
/ 自分を知ることができるでしょう \
5.まとめ:仕事への熱意がなくなったことは人生を見直す良い機会
今回の記事「仕事への熱意がなくなった場合の9つの対策|熱意がいらない人・いる人の違いとは?」では、以下のことをお伝えしました。
仕事への熱意がなくなる10の原因
- 1.成長・達成感を感じられなくなった
- 2.裁量権が失われた
- 3.給料が上がらないのに仕事の負担が増えた
- 4.頑張ってきた仕事で失敗した
- 5.リフレッシュする時間をとれていない
- 6.運動不足
- 7.合わない上司や同僚
- 8.公平な評価をされていないと感じる
- 9.自分の価値観と合わない仕事をやらされる
- 10.プライベートで悩みができた
- Q:仕事に熱意は必要か?
- A:仕事に対して熱意を持つかどうかはどっちでもいい。ただし、自分の人生において必ず1つ以上は熱意を持てることを持つべき
仕事への熱意がいらない人
- 仕事以外に情熱を注げるものがある人
- 仕事以外で情熱を注げるものを見つけたい人
- 仕事は仕事、と割り切りたい人
仕事に対して熱意を持った方が良い人
- 仕事に夢中になって生きていきたい人
- 夢中になれるような趣味がない人
- スキルアップや成長を望んでいる人
- (仕事を)どうせやるなら楽しみたいと思う人
仕事で燃え尽きた情熱を取り戻す方法9つ
- 1.リフレッシュする
- 2.運動を習慣化する
- 3.(自分の中で)裁量権を取り戻す
- 4.自分の価値観や自分軸を明確にする
- 5.理想の働き方・具体的な目標を定める
- 6.公平な評価・フィードバックが得られる環境を作る
- 7.一緒に働きたい同僚・上司・取引先を作る
- 8.転職する
- 9.プライベートの悩みを解決する
どれも、仕事に対する熱意を取り戻すためには非常に重要な内容です。
人生において、仕事に費やす時間は、起きている時間の約50%にも上ります。
人生の半分を使うわけですから、どうせなら楽しく熱中して働けた方がいいですよね。
仕事への熱意を取り戻すことができれば、仕事から充実感が得られるだけでなく、スキルアップや昇進・給料アップなど現実的なメリットもたくさん得られます。
ただ熱意を取り戻すだけでなく、仕事もプライベートも豊かにしていけるといいですね!
それでは、最後まで読んでくださりありがとうございました!
【次ページ:1,191人が学んだ「やりたいこと発見メソッド」を、今だけ無料公開しています】
スポンサードリンク
この記事を書いた人
1986年生まれ、長野県出身、宮城県在住。
株式会社ジャストコネクションズ代表取締役。
2011年から副業でブログを開始。ブログ歴は10年。
独立後はコンサル業・通信講座事業も開始。得意の言語化力を活かし、多くの顧客の言語化力・説明力・文章力アップ、起業・副業による収入アップ、やりたいこと発見などをサポート。
2018年9月には法人化。
10年前から「自分のやりたいことで生きる」を実践。
今までの経験を通して、沢山の方の夢や目標を応援することが出来て、とても充実した日々を送れています。
私のプロフィール詳細はこちら↓↓
>>家庭崩壊、父の死、いじめ、裏切り、失敗を乗り越えた先で見つけたもの
お仕事の依頼はこちらから↓↓
>>サービス・仕事の依頼について
電子書籍「DISCOVERYメソッド」を無料プレゼント中!
自分のやりたいことや自分軸の見つけ方がわかります。
「DISCOVERYメソッド」で学ぶことで、自分のやりたいことや自分軸の正しい見つけ方がわかり、もう他人に振り回されることがなくなり、自分がすべきことを自分で決断できるようになるでしょう。
先に参加した方々からは、以下のような感想も届いています。
重要で濃い内容を教えて頂きありがとうございました!憂鬱だった日々の自分が心の底から湧き上がってくる衝動に戸惑うぐらい効果があってほんとすごいなって思います。毎回楽しみです!
聞いていると、もうこれは自分だなってなりました。今まで行動はしたものの、なにか違う、ピンと来ない、燃え尽きるということばかりだったので、自分の常識だと思っていたことがみるみる破られていく感じでした。
本やセミナーでのもし〇〇だったら?という質問で興味関心が見つかったとしても、それがあなたのやりたいことです!みたいなのはどうも腑に落ちなくて、その理由がわかった気がします。
右手で書いた方がきれいな字が書けるのに左手で書こうとしている、という例えは非常に分かりやすくしっくり来ました。今やりたいことはいくつかあるのですが、私は右利きなのにどれのこれも左手でやろうとしているから上手く行かないことに気付きました。正直、半信半疑で登録しましたがここまでためになる話が聞けるとは思っていませんでした。登録して本当に良かったです。
ぜひあなたも、自分に対する理解がどんどん深まってく楽しさを体験してみてください。
5秒で登録完了。配信解除はいつでも可能です。