名言50選|人と比べてしまう癖をやめたいときに心に刻みたい言葉

名言50選|人と比べてしまう癖をやめたいときに心に刻みたい言葉

人と比べてしまう癖をやめたいときに心に刻みたい名言

人と比べてしまう癖をやめたいときに心に刻みたい名言

 

「ついつい人と比べてしまう。人と比べないようにしたいのに…」

 

誰だって一度は人と比べて落ち込んだことがあるのではないでしょうか?(私はあります)。

 

 

自分と他人を比べて他人を羨んだところで、自分自身も現実も変わらないとわかっているのに、ついついやってしまう。

 

 

「もういい加減、人と比べるのをやめたい!」

 

そんなときには、心に響く名言の力を借りることで、人と比べてしまう癖を直すことができます。

 

 

この記事では、人と比べてしまう癖を直す勇気やヒントをくれる名言を50個チョイスしてまとめました。

 

ひとつひとつの名言に対して解説もしていますので、名言の意味や背景もよくわかるはずです。

 

 

気に入った名言を保存して定期的にチェックすれば、

 

「今日も人と比べないように気をつけよう!」

 

と思えるので、自然と人と比べる癖が抜けていきますよ。

 

 

では、気になるところからチェックしてみてください!

 

(目次で気になる名言をクリックすると、好きなところから読むことができます)

 

 

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この記事を書いている時点で私は、300件以上もの悩み相談に直接お答えしてきました。その知見・経験を活かして書いたブログやメールマガジンは、ありがたいことに多くの方に参考にしていただき、やりたいことが見つかった人や悩みが解決できた人がたくさんいます。

 

 

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1.うるせえ。俺はこの2本の足で、自分の家を手に入れたんだ(ズラタン・イブラヒモビッチ)

 

ズラタン・イブラヒモビッチは、サッカーのスウェーデン代表で、ヨーロッパの主要リーグで得点王を4回獲得し、所属したチームを不調から救い優勝に導き、年収は超有名なメッシ、クリスチアーノ・ロナウドに次ぐサッカー選手で世界3位にまで上り詰めた超一流プレイヤーです。

 

 

しかし彼は、最初から裕福だったわけでも成功していたわけでもありません。

 

自伝では、幼い頃のことを

 

「ビールの空き缶、ユーゴの音楽、空っぽの冷蔵庫、そしてバルカン半島の戦争。うちにあったのはそれだけだった」

 

引用:I AM ZLATAN

 

と語っています。

 

 

そんな彼が、尋常じゃない努力の末、サッカー選手として大成功し、手に入れた豪邸に仲間を招待したときのこと。

 

玄関の壁にデカデカと飾られた足の写真を見て、仲間がこう言いました。

 

「何だ、この気持ち悪い足は?何でこんなクソみたいな写真をぶら下げているんだ?」

 

それに対し、イブラヒモビッチは言ったのです。

 

「うるせえ。俺はこの2本の足で、自分の家を手に入れたんだ」

 

と。

 

 

お金持ちになったら、普通は何億円もする有名な画家の絵を飾るのが普通でしょう。

 

高額な絵を飾ることで、自分はお金持ちになったんだ!とアピールする。

 

 

ですが、イブラヒモビッチは、自分が努力で磨き上げた、仲間から見れば汚い足を、誇りに思い、価値のあるものとして飾っていたのです。

 

 

『私の武器はコレだ!』

 

そう言えるものを人生で磨き上げていくことで、自分に誇りを持てるようになることを教えてくれる名言ですね。

 

 

そして彼は、自分自身のことをこう表現します。

 

「俺は誰にも似ていない、ズラタンはオンリーワンだ」

 

自分自身のことを、過去の名選手と比べて誰かに似ているなどと言わず、「俺は俺なんだ!」と言い切れる。

 

まさに、他人と比べないで自分の人生を生きているお手本ですね。

 

 

 

 

2.自己表現をし、自分に誠実であれ。成功した誰かを真似するな。自分であればいい。(ブルース・リー)

 

香港のアクションスター、ブルース・リー(1940-1973)が残した名言です。

 

上記の言葉の後には、こう続いています。

 

自己表現をし、自分に誠実であれ。成功した誰かを真似するな。自分であればいい。

 

だがそれが多くの人は(実際に本人が言ったのは「香港の人は」)分からない。いつも誰かの模倣。自分のルーツから創り出そうとしない。

 

自分らしさとは何か?大事なのは人生について考え理解することだ。

 

だが悲しいかな人間というものは表面的なものに踊らされる。日和見的に状況に流されやすい動物だ。

 

 

ブルース・リーは、1940年に香港で生まれ、18歳のときに渡米し、その後アクションスターになりました。

 

渡米した直後は俳優業だけでなく、中国武術を教えたり、哲学の講師をしたりもしていたそうです。

 

 

当時、アジアからアメリカに移り住んだからこそ、アジア人と欧米人の生き方の違いを感じ、上記の言葉が出たのかもしれません。

 

 

「誰かの真似をするな」というだけなら簡単です。

 

しかし、ブルース・リーの名言は、具体的に自分らしく生きる方法として、

 

  • 1.自分の人生に対する考え(価値観)を理解する
  • 2.価値観から自分のルーツ(生き方)を作り出す
  • 3.自分の価値観と生き方に誠実になる
  • 4.自己表現(言うべきことを言い、やりたいことをやる)をする

 

というステップを教えてくれています。

 

 

ブルース・リーの名言を参考にすれば、つい人と比べてしまったときに、自分が何を忘れてしまっていたかにすぐに気づくことができますね。

 

 

 

 

3.おごらず、人と比べず、面白がって平気で生きればいい。(樹木希林)

 

日本の女優、樹木希林さん(1943-2018)の名言です。

 

 

実はこの言葉は、希林さん本人が公の場で言ったわけではなく、娘さんに送った言葉でした。

 

希林さんが亡くなったとき、葬儀で娘さんが「母から言われた言葉」として紹介したことで世の中に広まりました。

 

 

「おごらず」とは、ワガママ放題に振舞わないこと。

 

「人と比べずに自分らしく」なんて言うと、ワガママに生きていくことと感じる人もいるようですが、それは違うと教えてくれています。

 

 

謙虚に、だけど人と比べて自分を落とすことなく、自分の目の前のことを面白がり、細かいことは気にせずに生きていけばいい。

 

 

穏やかの雰囲気だけど、芯が強い。

 

そんな樹木希林さんだからこそ出てきた言葉なんだと感じますね。

 

 

なので、穏やかな雰囲気だけど芯を強く生きていきたい人にはお勧めの名言です。

 

 

 

 

4.他人と戦争をしているものは、自分自身との平和を築いていない。(ウィリアム・ハズリット)

 

イギリスの作家・批評家のウィリアム・ハズリット(1778-1830)の名言です。

 

 

他人と比べて落ち込むというのは、自分と他人とを比較し優劣をつけ、劣っていることを認識してしまうから落ち込むわけですよね。

 

もし、他人と比べて自分が優れていると思えたら、落ち込まないとは思います。

 

 

しかし、もし仮にその瞬間は自分の方が優れていると思えたとしても、他人と比較し優劣をつける考え方の中にいたら、

 

「もしこれから自分が落ちぶれたらどうしよう」
「もし今後、周りの人の方が能力が伸びたら・・・」

 

などと、いつまでたっても不安や恐怖が消えません。

 

 

つまり、他人と比較し優劣をつける考え方(=頭の中で他人と戦争をしている)の中にいる限り、自分自身の心に平和が訪れることはないのです。

 

 

まさに、人と比べてしまう性格の人の心情を、一言でズバッと指摘してくれている名言ですね。

 

自戒になる言葉を探している人のはピッタリではないでしょうか。

 

 

ちなみに、ハズリットは最期、自身の二人の子供に看取られながら亡くなったのですが、最後に残した言葉が、

 

「まぁ、幸せな人生だったな(Well, I have had a happy life.)」

 

だったそうです。

 

 

そう言って死んでいける人生を歩みたいものですね。

 

 

 

 

5.トマトがメロンになろうとするから不安なんです。(相田みつを)

 

日本の詩人である相田みつをさん(1924-1991)の名言です。

 

 

相田みつをさんは、他人を羨ましく思い、他人が手に入れているものを自分も手に入れようとしてしまうことを野菜で例えました。

 

野菜で置き換えて考えると、自分以外の何かになろうとすることは滑稽であり不可能であることがよくわかりますよね。

 

そりゃ、トマトはメロンにはなれないわけで。

 

 

トマトがメロンになるという不可能な目標のために頑張るのではなく、トマトはトマトとして美味しくなるために生きる。

 

人と比べずに自分らしく生きる大切さを、ユニークかつ分かりやすく教えてくれる名言ですね。

 

 

自分がトマトなのかメロンなのかレモンなのか。

 

それともオレンジなのか。

 

自分が何者かを知った上で、自分らしく生きていきたいものです。

 

 

 

 

6.自分の考えたとおりに生きなければならない。そうでないと、自分が生きたとおりに考えてしまう。(ポール・ブールジェ)

 

フランスの小説家・批評家のポール・ブールジェ(1852-1935)が残した名言です。

 

 

批評家というと現代だと「ご意見番」のような印象を感じるかもしれませんが、ブルージェは当時の文化的背景を『現代心理論集』という本で最初に理論化し、有名になったので、今で言えば「心理学者」「心理学研究家」という感じです。

 

実際、『現代心理論集』を出版した後は、男女関係の心理を描いた小説で高い評価を得ていました。

 

 

そんなブルージェの名言は、似たような表現を入れ替えただけで大きく意味が変わる、小説家らしいシンプルながら非常に奥深い言葉です。

 

 

  • 「自分が考えた通りに生きる」とは、自分の価値観や生き方に沿って生きるということ。
  • 「自分が生きた通りに考える」とは、たとえば、世の中の一般常識やレールから外れないように生きてきた人は、常識から外れないように考え続ける、ということ。

 

この2つは、全く意味が違いますよね。

 

 

人と比べてしまう癖を直すには、自分の考えた通りに生きることが大切だと教えてくれる名言です。

 

 

 

 

7.ドグマ(常識、既存の理論)にとらわれるな。(スティーブ・ジョブズ)

 

Appleの共同創業者の一人であり、同社のCEOも務めたスティーブ・ジョブズ(1955-2011)の名言です。

 

 

この言葉にはさらに前後の言葉があります。

 

あなたの時間は限られている。だから他人の人生を生きたりして無駄に過ごしてはいけない。ドグマ(常識、既存の理論)にとらわれるな。それは他人の考えた結果で生きていることなのだから。

 

 

自分の限られた時間を自分の考えで生きていくべきだ!ということを教えてくれていますね。

 

1つ上で紹介したブルージェの名言をわかりやすくしたバージョン、とも言えるかもしれません。

 

 

常識や既存の理論は全て他人の考えた結果。

 

会社のルールや地元のコミュニティの暗黙のルールも全て既存の理論です。

 

 

そう考えると、私たちが生きている今の「社会」というのは、そのほとんどが他人が考えた結果です。

 

それがあるおかげで、少なくとも今の日本では豊かに暮らせるわけですが、逆に言えば何も考えなければ、100%他人が考えた結果の中で生かされてしまうということ。

 

 

今の時代では、人と比べないようにするには、「まずは自分の考えをハッキリさせること」が非常に重要なのかもしれません。

 

 

 

 

8.最も後悔されること。それは自分に対する敬意の欠如。(ニーチェ)

 

ドイツの哲学者ニーチェ(1844-1900)が残した名言です。

 

 

ニーチェと言えば「神は死んだ」という言葉が有名。

 

彼は、幼少期は神を信じていたものの、神学や哲学を学んでいくにつれ、最終的には、

 

「世の中には唯一の真実や神が存在するのではなく、人それぞれの解釈が存在し、解釈の数だけ世界がある」

 

という考えに至りました。

 

 

解釈の数だけ世界があるからこそ、他人の解釈を尊重するのではなく、自分の解釈を尊重し、自分の解釈に敬意を持つべき。

 

そうしないと後悔するような生き方をしてしまうよ、ということですね。

 

 

実はこの名言は、より具体的なフルバージョンがあります。

 

最も後悔されることは何か?遠慮ばかりしていたこと、己の本当の欲求に耳を貸さなかったこと、己を取り違えること、己を卑しめること、己の本能を聞きわける繊細な耳を失うことである。こうした自己に対する敬意の欠如は、あらゆる種類の損失によって報復を受け、健康、快感、誇り、快活さ、自由、不動心、勇気、友情が損なわれる。

 

 

自分に対する敬意を欠如してしまうとあらゆるものが失われるので、人生を後悔することになる、ということなんですね。

 

自分を大事にすることの重要さを教えてくれる名言です。

 

 

 

 

9.私たちみんなが才能を等しく持ってはいない。しかし、自分の才能を伸ばしていく機会は等しく持てることでしょう。(ジョン・F・ケネディ)

 

アメリカの第35代大統領であるジョン・F・ケネディ(1917-1963が残した名言です。

 

ケネディと言えば、暗殺事件で有名ですね。

 

 

どんなに他人の才能を羨んだところで、その才能があなたのものになることはありません。

 

ですが、あなたには他人にはないあなただけの才能があり、その才能を伸ばしていく時間は、あなたが羨む才能がある人と同じようにあなたにも与えられているはずだ、ということ。

 

 

たしかに、私たち人間に与えられている1日の時間は、みんな等しく24時間です。

 

その24時間のうちの大部分を、他人と比べる時間に使うか、自分の才能を伸ばすために使うか。

 

どちらが有益かは言うまでもありませんよね。

 

 

他人と比べないための時間の使い方を教えてくれる名言です。

 

 

 

 

10.他人と比べるな、過去の自分と比べよ。(野田一夫)

 

日本の経営学者・事業家の野田一夫さんの名言です。

 

野田一夫さんは、立教大学教授やハーバード大学フェロー、宮城大学初代学長などを歴任し、日本の経営学の開祖として、孫正義(ソフトバンク)、澤田秀雄(HIS株式会社会長)、南部靖之(株式会社パソナグループ代表)らが師と仰ぐスゴイお方。

 

 

その名言からは、「他人と比べる暇があったら、過去の自分よりも毎日少しずつ成長し続けることが重要だ」ということがわかりますね。

 

どうしても比べる癖が抜けない場合は、この名言を参考にして、他人と比べる癖を過去の自分と比べる癖に変えてしまうのが良いでしょう。

 

 

 

 

11.私たちを苦しめる劣等感は「客観的な事実」ではなく「主観的な解釈」です。主観は、自分の手で選択可能です。(アドラー)

 

アドラー心理学の「嫌われる勇気」で有名なアルフレット・アドラー(1870-1937)の名言です。

 

 

他人と比べて落ち込んでしまうのは劣等感を感じるからですが、その劣等感は事実ではなく、ただの思い込みである、と。

 

その思い込みは、考え方次第でいつでも変えられる、ということを教えてくれています。

 

 

たとえば、大人数とコミュニケーションをとるのが苦手、という伊藤さんがいたとします。

 

そんな伊藤さんが、コミュニケーションが得意な田中さんと自分を比べてしまうと、普通は劣等感を感じるでしょう。

 

「自分は何で人前でちゃんと話せないんだ…」

 

と。

 

 

ですが、「大人数の場が苦手」という特徴は、裏を返せば

 

  • ひとりでいることが得意
  • 孤独に耐えられる
  • ひとりでコツコツ努力できる

 

という長所を持っていることが多いのです。

 

 

大人数の場が得意な人は、逆に「誰かと一緒にいないと不安」「孤独に耐えられない」という短所を併せ持つ人もいます。

 

 

そう考えると、「ひとりで過ごさなければいけない場面」で伊藤さんと田中さんを比べると、今度は伊藤さんの方が楽しく過ごせそうですよね。

 

 

こんな風に、見る角度や解釈によって優劣など簡単に変わってしまいます。

 

 

なので、人と比べて落ち込んでしまう場合には、見る角度や解釈を変えてみてみると人と比べて落ち込むことがなくなるはずです。

 

プラスになる解釈を選べるようになりたい場合には、この名言を参考にするとよいでしょう。

 

 

 

 

12.決定を下すときに、「他の人はどう思うだろうか」ではなく「自分は自分自身をどう思うのか」と問うようにしましょう。(トーマス・S・モンソン)

 

アメリカのキリスト教の宗教指導者・作家のトーマス・S・モンソン(1927-2018)の名言です。

 

 

ついつい人と比べてしまう癖があるときには、普段何かの選択をするときにも、

 

「これを選んで他人にバカにされないか」
「こんな服を着て、他人にダサいと思われないか」

 

などと周りの目を気にしてしまいます。

 

これは、結局のところ、自分の価値観や感覚よりも、他人の価値観や感覚を優先しているということです。

 

「他人の物差しで判断している」とも言えますね。

 

この状態では、人と比べてしまう癖を直すことはできません。

 

 

逆に、普段の行動や買い物で、自分の価値観や感覚を大事にし、優先して選択を繰り返していけば、自然と他人と比べる癖は直っていきます。

 

なぜなら、他人よりも自分を優先する感覚が身につくからです。

 

 

なので、ほんの些細な決定を下すときにも、この名言を思い出せるといいですね。

 

 

 

13.成功とは何か。それは、自分がやっていることに才能があること。(マーガレット・サッチャー)

 

イギリスの初代女性大統領であるマーガレット・サッチャー(1925-2013)の名言です。

 

 

上記の名言には、続きがあります。

 

成功とは何か。

 

それは、自分がやっていることに才能があること。そしてまだ十分でないということをわかっていること。

 

一生懸命に働き、確かな目的意識を持っていなくてはならないということを知っていること。

 

これらをすべて併せたものだと思います。

 

 

面白いことに、サッチャーは成功というものに対して、お金持ちになることや名声を得ることを含んでいません。

 

それよりも、自分が才能を持っていることに一生懸命取り組むことができ、「もっとできる部分がある」と謙虚な気持ちを持ち、目的意識を持ってやり遂げていく聡明さと覚悟を持つことが、成功なんだと言っています。

 

 

一言で言えば、「夢中になれ!」ということでしょう。

 

 

実際、心理学の研究では、

 

『何かに夢中になっているときは雑念が消える』

 

ということがわかっています。

 

 

つまり、夢中になっている瞬間は人と比べることがない、ということ。

 

なので、人と比べる暇がないほどに、自分の才能を持てることに夢中になることが大切だ、と教えてくれる名言だと言えますね。

 

 

 

 

14.他人と自分を比較することは、「無意味な劣等感」と「つまらない優越感」しか生まない(郷ひろみ)

 

歌手の郷ひろみさんの名言です。

 

 

この名言は、日本テレビの「しゃべくり007」という番組の中で、

 

「ライバルは誰ですか?」

 

という質問に対して、

 

「僕はあまり自分と他人を比較することがないんですよね。

 

他人と自分を比較することは、「無意味な劣等感」と「つまらない優越感」しか生まないので。

 

常に、「これをやった自分とやらない自分では、5年先10年先が変わってくるんだろうな」という自分の中での比較なんですよ」

 

と、郷ひろみさんが答えた言葉の一部です。

 

 

テレビなので台本があるのかもしれませんが、こうした質問に対して即答で上記のような言葉が出てくるというのは、普段から意識されているからでしょう。

 

 

『自分と人を比べることは価値がないどころか、害しかない』

 

ということをストレートに教えてくれる名言ですね。

 

 

 

 

15.できないことに気を取られず、できることをやりなさい。(ジョン・ウッデン)

 

バスケットボールの指導者としてカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)を7連覇を含む10度の全米チャンピオンに導いたジョン・ウッデン(1910-2010)の名言です。

 

 

ジョン・ウッデンは、高校の英語教師だった頃から「他者による評価」に疑問を持ち、「成功とは何か」を考え続けていたそうです。

 

その結果、英語やバスケットボール、ビジネスなどを通して、数々の名言を残しました。

 

 

「できないことに気を取られず、できることをやりなさい。」という名言は、『自分にフォーカスすること』の重要性を教えてくれています。

 

自分ができることに意識を向けていれば、人と比べることはありません。

 

しかし、人と比べ、自分が持っていない能力を羨み、その能力がないことに悩んでしまうと、自分の能力が伸びないどころか、まずます自分と他人を比べてしまいます。

 

 

自分ができることに意識を向けておきたいときには、毎日見るようにしたい名言ですね。

 

 

 

 

16.僕はジダンやラウルのような美しさはないから、ただがむしゃらに頑張るだけさ。(パヴェル・ネドヴェド)

 

「バロンドール」という世界年間最優秀選手に贈られる賞を獲得したこともある超一流のプロサッカー選手、パヴェル・ネドヴェドの名言です。

 

 

サッカー好きな人はご存じだと思いますが、

 

フランス代表のジダンは、華麗なテクニックでピッチ上の相手選手をサラッとかわし、見ている観客を魅了したスーパースターで、

 

スペイン代表のラウルは、ゴールへの嗅覚がすさまじく、数々のスーパーゴールを決め続けたストライカーでした。

 

 

そんな超一流選手の中で、ネドヴェドはピッチを泥臭く走り回り、ディフェンスもシュートもパスもとにかくガムシャラなタイプだったのです。

 

とはいえ、そんな泥臭いプレーも、他のプロサッカー選手に比べればケタ違いで、ネドヴェドも超一流だったわけですが、そんな彼でも自分と他のスターを比べると「自分には美しさはない」と言ったのですね。

 

 

ですが彼は、自分の美しさがないからといって諦めるわけではなく、自分にできることを徹底的にやり、世界一のプレイヤーに上り詰めました。

 

まさに、1つ上で紹介したジョン・ウッデンの名言「できないことに気を取られず、できることをやりなさい。」を、現実で具体的にやり切った人の言葉なんです。

 

 

おそらく、サッカーにあまり詳しくない人にはあまり響かない名言かもしれませんね(笑)。

 

ですが、背景を知っているサッカーファンなら、ジョン・ウッデンの名言よりも、具体的なネドヴェドの名言の方が心に響くでしょう。

 

 

こんな風に、

 

『名言は背景を知っている方が心に響く』

 

ので、自分が興味があるジャンルや人物の名言を探してみるのもオススメです。

 

 

 

17.百億の人間がおっても、自分は自分である。そこに自分の誇りがあり、自信がある。(松下幸之助)

 

パナソニックの創業者であり、「経営の神様」の異名を持つ、松下幸之助さん(1894-1989)の名言です。

 

 

この名言には、前後の言葉があり、フルバージョンは以下です。

 

どうしてみんなあんなに、他人と同じことをやりたがるのだろう。

 

自分は自分である。百億の人間がおっても、自分は自分である。

 

そこに自分の誇りがあり、自信がある。

 

そしてこんな人こそが、社会の繁栄のために本当に必要なのである。

 

 

経営の神様ですから、上記はもちろん、経営論を語るときに出た言葉。

 

ですが、「百億の人間がおっても、自分は自分である。そこに自分の誇りがあり、自信がある。」という部分は、人と比べてしまう癖を直す際にも非常に参考になります。

 

 

どれだけの人間がいようとも、自分は自分であると思うことができれば、自分を誇れ、自信を持つことができるようになる、と教えてくれています。

 

逆に言えば、他人と比べ、他人と同じようなことばかりやっていると、いつまでたっても自信は付かないし、誇れるような自分にはなれないということ。

 

 

自分を誇れるような生き方の大切さを学べる名言です。

 

 

 

 

18.他の誰かになりたがることは、自分らしさの無駄遣いだ。(カート・コバーン)

 

アメリカのロックシンガーで、「ニルヴァーナ(Nirvana)」のボーカル/ギター担当していたカート・コバーン(1967-1994)の名言です。

 

他人と比べ、他人の何かを羨んで自分もそれを手に入れようとしているときというのは、自分ではなく比べているその人になろうとしてる瞬間ですよね。

 

彼の言う通り、その瞬間に自分らしさはなくなってしまいます。

 

 

ロックスターらしく、強い言葉で他人と比較してしまうことをたしなめてくれます。

 

なので、強い言葉で自分に活を入れたい人にはオススメの名言ですね。

 

 

 

 

19.大切なのは自己志向。自分が満足して自分が納得すればいい。(美輪明宏)

 

俳優や歌手を経て、現在は執筆や講演会・お悩み相談などを行っている美輪明宏さんの名言です。

 

 

「自分が満足して自分が納得する」ことを意識すれば、自然と人と比べなくなります。

 

 

もちろん、ただワガママで自己中になればいい、という話ではありません。

 

自己志向を高めるというのは、「目的意識と決断力を高める」ということ。

 

自己志向性は「意志の力」とも言われます。

 

 

なので、美輪さんの言葉を解釈すれば、「芯を持って生きる」ということになりますね。

 

 

ちなみに美輪さんは、こんな言葉も残しています。

 

人の思惑ばかり考えていると、自分が薄まってしまう。

 

充足感がないのは、自分がはっきり見えないから。

 

大切なのは、自己分析と自己の確立。

 

 

自己分析を行い、自己をしっかりと確立すれば、自分を見失わず、充実感が得られる、ということです。

 

 

「芯を持って生きていきたい」「意志の力を高めたい」と思う場合には、美輪さんの名言を参考にするといいですね。

 

 

 

 

20.自分が持っていないものじゃなくて持っているものを好きになること。これが幸せでいる才能さ。(ウディ・アレン)

 

アメリカの映画監督・脚本家のウディ・アレンの名言です。

 

彼の言う通り、自分の持っているものを好きになろうとする努力をしていたら、人と比べてしまうことはなくなりますよね。

 

自分の持っているものを好きになろうとすることと、人と比べることは相反することですから。

 

自分を好きになって幸せにもなれる。

 

シンプルな名言ですが、人と比べる癖を直す秘訣を教えてくれる名言ですね。

 

 

 

21.「他の人より上」でなく「自分史上最高」を目指せばいいのです。(高田明)

 

ジャパネットたかたの創業者である高田明さんの名言です。

 

 

この名言には、前にも言葉が付いていて、フルバージョンは以下。

 

周囲の誰かと自分を比べても優越感や劣等感が生じて疲れるだけで何の得にもなりませんが、昨日の自分と比べると自分の成長につながります。

 

「他の人より上」でなく「自分史上最高」を目指せばいいのです。

 

 

結局のところ、他人に対して「マウントをとりたい」「マウントをとられたくない」という想いがあるから、他人の目を気にし、他人と比べてしまいます。

 

そんなことを繰り返していたら、たしかに疲れますよね。

 

 

他人と比べて疲れる状態から抜け出すには、「自分史上最高を目指せばいい」と教えてくれています。

 

ついつい他人との勝ち負けを気にしてしまう場合には、心に刻んでおきたい名言ですね。

 

 

 

 

22.天分は、持って生まれるもの。才能は、引き出すものよ。(ココ・シャネル)

 

世界有数のファッションブランド、シャネルを創設しデザイナーとして活躍したココ・シャネル(1883-1971)の名言です。

 

実は、ココ・シャネルは最初からデザイナーを志していたわけではありません。

 

 

元々は舞台で歌を歌う歌手でした。

 

ココ・シャネルは歌が好きだったのです。

 

 

しかし、歌で世間に評価されることはなく、食べていくことができませんでした。

 

 

その後、紆余曲折あり、デザインした帽子がヒットしたことで、デザイナーとして活躍していったのです。

 

 

ココ・シャネルは、歌手としての天分は持っていませんでした。

 

ですが、自らの努力でデザイナーとしての才能を引き出したのです。

 

 

そんな彼女が、「才能は引き出すもの」というわけですから、自分が持っていない他人の才能を羨むよりも、自分の才能を引き出す努力をした方が有益だ、ということですね。

 

ココ・シャネルのように、自分の才能を引き出し、伸ばしていく努力をしていたら、他人と比べる暇はなくなるでしょう。

 

 

 

 

23.自分で自分の事をどう思うか。それは他人からどう思われるかよりも、はるかに重要である(セネカ)

 

ローマ帝国の哲学者ルキウス・アンナエウス・セネカ(紀元前1年頃-65)の名言です。

 

 

この記事を読んでいる人の中に、「よく他人と比べて考える自分が好きだ」という人はいないでしょう。

 

であれば、自分のことを好きだと思えたり、自分を誇りに思えたり、自分の人生は満足できるものだと思えたりするには、どのように考え、どのように行動していけば良いでしょうか?

 

 

「ほんのちょっとしたことにも感謝できる自分を気に入っている」
「自分にウソをつかない自分を誇りに思う」

 

こんな風に思えることを積み重ねていけば、自然と人と比べてしまう癖も抜けていくでしょう。

 

 

なので、「自分で自分の事をどう思うか。それは他人からどう思われるかよりも、はるかに重要である」という名言を心に刻んでおけば、人と比べてしまう癖も直せるはずです。

 

 

 

 

24.優しくあれ。人は誰しもみな、戦っているのだから。(プラトン)

 

古代ギリシャの哲学者であり、ソクラテスの弟子にして、アリストテレスの師匠であるプラトン(紀元前427-紀元前347)の名言です。

 

パッと見は、人と比べることとはあまり関係ないように見えるかもしれません。

 

 

しかし、現代人もまた、誰しもみな何かと戦っていると私は思います。

 

ですから、1つの解釈として、

 

「自分が比べてしまう羨ましいと思う人も、睡眠時間を削って血のにじむような努力をしたり、周りに嫉妬されまくって本当の友達ができず孤独を感じていたりなど、辛い現実と戦っている(かもしれない)」

 

と考えることもできるはずです。

 

 

そしたら、

 

「私が羨む人の人生には良い面もあれば辛い面もある。私の人生のも良い面もあれば辛い面もあるな。」

 

と、考えられるわけですね。

 

 

すると、相手の人生も自分の人生もフラットに見れるようになるので、他人と比較して落ち込む回数が激減するのです。

 

 

しかも、羨んで嫉妬してキツく当たってしまっていた人にも優しくなれます。

 

なので、羨ましいと思っていた人と仲良くなれて、ずっと羨んでいた世界に自分が仲間入りできるチャンスが来る可能性が上がりますね。

 

 

決して弱弱しくというわけでなく、強く優しくあれるようにしていきましょう。

 

 

 

 

25.目標はいつも自分の中から生まれてくるべきなんだ。(タイガー・ウッズ)

 

プロゴルファーとして「史上最高の選手」と称されることもあるタイガー・ウッズの名言です。

 

 

人と比べてしまう癖がある人は、自分の目標を決めるときも他人の結果を気にしてしまいがちです。

 

たとえば、

 

「平均年収が600万円だから、自分も年収600万円くらい欲しい」
「30歳で結婚するのが普通だから、自分も30歳までに結婚したい」

 

など。

 

平均や一般常識を参考に仕事や人生の目標を決めていると、いつまでたっても、他人や世の中の平均と比べ続ける人生になってしまいます。

 

しかも、平均や普通から外れるのが怖くなる。

 

 

タイガーウッズの名言は、人と比べないようになるには、目標はいつも自分の中から作ることが大切だ、と教えてくれています。

 

 

もしタイガーウッズが、

 

「プロゴルファーになっても、一度もメジャータイトルを獲れずに引退していく人が多いんだから、一度でもメジャー大会で優勝できればいいだろう」

 

などと考えていたら、世界ナンバーワンプレイヤーといわれるほどのタイトルを獲得することはできなかったでしょう。

 

 

彼はおそらく、

 

「私は何度もメジャー大会で優勝したい!世界ナンバーワンプレイヤーになって歴史に名を残したい!」

 

と想い、その自分の想いを目標にしたんだと思います。

 

だからこそ、周りと比べることなく、周りに何かを言われても気にすることなく、「自分の目標」に向かって歩みを進めることができたのです。

 

 

こんな風に考えられたら、人と比べる癖は直りますよね。

 

 

なので、何か目標を掲げるときは、このタイガーウッズの名言を参考にしてみてください。

 

 

 

 

26.自分の適したことに能力を使えば物事はうまくいく。(空海)

 

平安時代の僧で、真言宗の開祖である空海(774-835)の名言です。

 

日本史の教科書に出てくる名前なので、見覚えのある人は多いのではないでしょうか。

 

 

空海は、自身が書いた書物の中でこのような言葉を残しています。

 

もし自分に適していることにその能力を使うなら、物事は極めてうまくゆく。

 

しかし、自分に向いていない物事に、その能力を使うなら、労多く、益は少ないだろう。

 

空海著『遍照発揮性霊集』巻

 

 

自分が持っている能力を把握し、磨き上げ、自分の能力が適する物事を探し、それに打ち込む。

 

そういう風に生きていけば、他人と何かを比べる暇などなくなるでしょう。

 

 

しかし、他人と比較し、他人を羨み、自分の能力を無視して、他人がうまくやっていることを真似してやろうとしても、大変な割に対して上手くいかないということです。

 

しかも、うまくいかなかったときには、

 

「なんであの人は結果を出せているのに、自分は結果を出せていないのだろう…」

 

とまた他人と比較してしまいます。

 

こうなるともう悪循環です。

 

 

多くの人は、ついつい「誰かが成功した方法」を探してそれを真似しようとしますが、それよりも「自分の能力をどう生かすか?」の方が大事だと教えてくれる名言ですね。

 

 

「自分の能力を考えずに、周りに求められることをやってしまう」
「ラクして成功・成果が出るノウハウをついつい求めてしまう」

 

という場合には、選択する前に「それは自分の能力が適しているのか?」と考える癖をつけると良いのではないでしょうか。

 

判断軸が自分になるので、他人と比較して判断する癖も自然と直っていくはずです。

 

 

 

 

27.人は誰でも、他人よりも何らかの点で優れていると考えていることを忘れてはならない。(デール・カーネギー)

 

日本だけで430万部、世界では1500万部以上売れた本「人を動かす」の著者、デール・カーネギー(1888-1955)の名言です。

 

 

実はこの言葉は、著書「人を動かす」の中で、人を動かすために重要なこととして語られている内容なんですね。

 

カンタンに言えば、

 

「どんなに能力がなさそうに見える人がいたとしても、人は誰でも何かは他人よりも優れた能力を持っているから、それをちゃんと見つけて、そこを褒めろ。そしたら人は動く」

 

ということ。

 

 

しかし、この言葉は、自分と他人とを比べずに、自分を動かすコツとしても使えます。

 

 

「人は何かしら他人よりも優れた点がある」ということは、『必ず自分にも優れた点がある』ということです。

 

そう考えたら、自分の良いところは必ず見つけられます。

 

 

その上で、「自分はこういうことが得意なんだ」「こういう場面で活躍できる人間なんだ」と自分を認める。

 

そしたら、自信がつくし、得意な場面になったときにはやる気が自然と上がり行動できるようになるのです。

 

 

なので、自分の長所や才能を見つけたいときや自信をつけたいときには、カーネギーの言葉を思い出してみると良いでしょう。

 

 

 

 

28.本当の自由とは、自分のルールで生きるってことなんだよ。(ドラゴン桜)

 

TBSでドラマにもなったマンガ「ドラゴン桜」の中に出てくる名言です。

 

 

この名言の「自分のルールで生きる」というのは、社会のルールを無視してワガママ放題に生きる、ということではありません。

 

マンガの中では上記の名言に合わせて、以下のようなセリフもあります。

 

今あるルールを詳しく知り、そのルールの中で、工夫を重ねるうちに独自の発想は生まれる。

 

引用:ドラゴン桜

 

ルールをはなから無視しているやつは、ただ何も考えてないだけだ。(たとえば)研究の時に基礎を無視するやつの発想は所詮的はずれ。

 

引用:ドラゴン桜

 

自由に生きたいと思うなら、ルールの内側へ入り、ルールを作る側に回って自分の力で環境を変えるんだ。

 

引用:ドラゴン桜

 

 

つまり、

 

  • まずは社会や会社のルールを忠実に守り、
  • ルールを理解しつつその中で工夫を重ね、
  • 最終的には社会や会社のルールを含んだ「自分のルール」を作る
  • この「自分のルール」で生きると本当の自由を得られる

 

ということです。

 

 

「自分のルール」があれば、イチイチ人と比べずに済みます。

 

人と比べないで、自分のルールと照らし合わせてあらゆる判断をしていけばいいからです。

 

 

なので、人と比べてしまう癖を直すために、ドラゴン桜の名言を参考に「自分のルール」を作り上げていくのも良いですね。

 

 

 

 

29.他人(ひと)の世界を、うらやんでいても仕方ない。自分の世界は、自分で変えなければ。(のだめカンタービレ)

 

フジテレビでもドラマ化されたマンガ「のだめカンタービレ」の中に出てくる名言です。

 

他人を羨んでしまう気持ちをズバッとたしなめてくれる言葉ですね。

 

自分と他人を比べてしまうだけでなく、ついつい相手の方を上に見て羨望や嫉妬を感じてしまう場合には、この名言をいつも見える場所に書いておくといいですよ!

 

 

 

 

30.いちばんいけないのは、じぶんなんかだめだと思いこむことだよ。(ドラえもん)

 

知らない人はほとんどいないマンガ・アニメの「ドラえもん」の中で出てくる名言です。

 

実はこれ、ドラえもんがのび太に言ったのではなく、のび太がドラえもんに向けて言った言葉。

 

ドラえもんには片思いしていた猫がいたんですが、友達になりたいものの、照れて気弱になり一歩踏み出せずにいたところに、のび太が言ったのです。

 

 

「自分なんかダメだと思って、自分の望みを我慢してはいけない」

 

ということでしょう。

 

 

自分に自信がなくてついつい人と比べてしまい場合には、心に刻んでおきたい名言です。

 

 

 

 

31.何がきみの幸せ、何をして喜ぶ、わからないままおわる。そんなのはいやだ!(アンパンマンのマーチ)

 

有名なアンパンマンのマーチの中の一説です。

 

 

自分にとって何が幸せで、何をしたら自分が喜べるか。

 

それがわからないまま生き、死んでいくのは誰だって嫌ですよね。

 

 

逆に、自分にとって何が幸せかわかっていて、何をしたら自分が喜べるかわかっていて、それらを自分で自分にしてあげられるのなら、人生は幸福感あふれるものになるのではないでしょうか。

 

人生の本質を教えてくれる一節だと思います。

 

子供の頃に聞いていたときには、こんなに深い歌詞だとは思ってもいませんでしたけどね(笑)。

 

 

「自分にとって何が幸せで、何をしたら自分が喜べるか」に意識を向けていたら、他人と比較する機会は激減するはずです。

 

自分にとっての幸せも喜びも、他人と比較して見つけるものではなく、自分と向き合って見つけるものですからね。

 

 

本質的に幸せも喜びも他人と比較して得られるものではありません。

 

他人と比較して得られるプラスっぽいものは、優越感だけです。

 

 

人と比べてしまう癖を直すだけでなく、幸せも喜びも得られる生き方を意識していきたい場合にとても参考になる一節ですね。

 

 

 

32.自分を知ることは、すべての知恵の始まりである(アリストテレス)

 

古代ギリシャの哲学者で、西洋最大の哲学者の一人と称されるアリストテレス(紀元前384-紀元前322)の名言です。

 

アリストテレスは、当時の哲学を倫理学や自然哲学・生物学などに分類し、それぞれの学問を体系化したことから「万学の祖」とも呼ばれています。

 

現在の学問の始まりに当たる人、と考えたらすごいですよね。

 

 

そんなたくさんの知識・知恵があったアリストテレスが、自然を解き明かすことが知恵でも、人間を解き明かすことが知恵でもなく、

 

「自分を知ることが、すべての知恵の始まり」

 

と言ったのです。

 

 

たしかに、言われてみれば、

 

  • 自分がわからないから平均や一般常識を参考にするしかない
  • 自分をよく知らないから他人と比較して判断するしかない
  • 自分がわからないから自分がうまくいく方法がわからない

 

という状態に陥っている可能性は高いのかもしれません。

 

 

逆に、自分を知ることができれば、

 

  • 自分を基準にいろんな物事の判断ができる
  • 自分に合う方法やノウハウがわかる
  • 自分が活躍できる場所や能力が活きる仕事がわかる

 

ということが可能になります。

 

つまり、いろんな知恵が使えるようになるワケですね。

 

 

そう考えると、自分をもっと知っていくことで、人と比べてしまう癖は自然と直ると言えそうです。

 

 

「自分のことがまだよくわからない」
「自分の気持ちや考えを言語化するのが苦手」

 

という場合には、このアリストテレスの名言を参考にするといいですね。

 

 

 

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人と比べてしまう癖をやめたいときに心に刻みたい名言|残りの18個は一気に!

 

人と比べてしまう癖を直していくために参考になる名言は、ここまで紹介した以外にもたくさんあります。

 

言いたいことは同じでも、言い回しや使う言葉が違うだけで、「自分の心にはこっちの方が響く!」という名言もあるでしょう。

 

 

なので、ここからは解説はナシで、人と比べてしまう癖をやめたいときに心に刻みたい名言を紹介していきます。

 

一気に18個紹介していくので、ぜひ最後まで見ていってくださいね。

 

 

33.自分のことを、この世の誰とも比べてはいけない。

 

それは自分自身を侮辱する行為だ。

 

ビル・ゲイツ

 

34.どんな人も美しくなれるし、才能を持っているのよ。

 

自分は美しい、才能があると、そう思うことが大事です。

 

宇野千代

 

35.私が弱点や欠点だと思っていたものは、他の人はなんとも思ってなかったということが分かりホッとしたの。

 

今は欠点も好きよ。

 

サンドラ・ブロック

 

36.自分をその人より優れているとも、偉大であるとも思わないこと。

 

また、その人を自分より優れているとも、偉大であるとも思わないこと。

 

そうした時、人と生きるのがたやすくなる。

 

トルストイ

 

37.他人と比較して、他人が自分より優れていたとしても、それは恥ではない。

 

しかし、去年の自分より今年の自分が優れていないのは立派な恥だ。

 

ラポック

 

38.才能で負けるのはまだ言い訳が立つ。

 

しかし誠実さや、勉強、熱心、精神力で負けるのは人間として恥のように思う。

 

他では負けても、せめて誠実さと、精神力では負けたくないと思う。

 

武者小路実篤

 

39.人はみなそれぞれ違った魅力と才能を持っています。一人として同じではありません。

 

だから特定の人を他人と比較してはなりません。

 

ジョセフ・マーフィー

 

40.私は立派な女優になれるとは思ってもいなかった。どうせ三流だと思っていた。自分の才能など安っぽい服を着ているに等しいようなものだった。

 

でも本当に学んで、変わって、そして向上したかったの。

 

マリリン・モンロー

 

41.私は自分がどの様な境遇にあろうと、明るく幸せに過ごそうと心に決めています。

 

なぜなら、幸せや不幸は自分の性格によるところが大きく、境遇のせいではないことを自分の経験から学んだからです。

 

マーサ・ワシントン

 

42.あなたは、「劣って」はいない。 あなたは、「勝って」もいない。

 

あなたは、ただ「あなた」であるにすぎない。

 

マクスエル・マルツ

 

43.才能があるかどうかと言うのは、青い目を持っているかどうかというのと同じ。

 

目が青いというだけでその人を尊敬するわけではない。

 

私は、自分の才能で何かを成し遂げる人を尊敬する。

 

アンソニー・クイン

 

44.俺の場合、人があれこれ登ったとか高グレードがどうのとかまったくといっていいほど興味がない。

 

そんなことより次に自分が何をするかの方が大切なのだ。

 

(奥村 晃史)

 

45.ねたみは無知であり、人まねは自殺行為であること、

 

良かれ悪しかれ、自己は受け入れなければならないこと、

 

世界は広く、善きものであふれているが、自分に与えられた土地を耕さないかぎり、身を養ってくれる一粒のトウモロコシでさえ、自分のものにはならないこと

 

ーー教育を受けているうちに、私たちはこうしたことを悟っていく。

 

『自己信頼』(ラルフ・ウォルドー・エマソン)

 

46.残念ながら過去に戻ることはできません。

 

しかし、未来の自分はコントロールできます。

 

それならば、前に向かうしかありません。

 

松井秀喜

 

47.私には限界がないって気づいたの。

 

限界というのは、いつだって外部からの、自分自身や自分の能力を信じていない人たちからの影響なのよ。

 

マドンナ

 

48.お前の道を進め、人には勝手なことを言わせておけ。

 

ダンテ

 

49.誰にも出来る事とできねェ事がある。

 

お前にできねェ事はおれがやる。

 

おれにできねェ事をお前がやれ!!!

 

ワンピース

 

50.やりたいことが見つからないなら、嫌じゃないことから始めてみたら?

 

俺の話は長い

 

 

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まとめ

 

この記事「名言50選|人と比べてしまう癖をやめたいときに心に刻みたい言葉」では、他人との比較をやめるために参考になる名言を50個紹介しました。

 

 

ぜひ気に入った名言を、ノートやスケジュール帳にメモしておいたり、スマホの待ち受け画面に入れたりして、できる限り自分の目に触れるようにしてみましょう。

 

すると、人と比べてしまう癖を直すために大切なことを常に意識できるようになりますよ。

 

 

名言の力を借りて、人と比べる癖を直せるといいですね!



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この記事を書いた人

―西村敏(にしむらさとし)―

西村敏

西村敏


1986年生まれ、長野県出身、宮城県在住。
株式会社ジャストコネクションズ代表取締役。

2011年から副業でブログを開始。ブログ歴は10年。
独立後はコンサル業・通信講座事業も開始。得意の言語化力を活かし、多くの顧客の言語化力・説明力・文章力アップ、起業・副業による収入アップ、やりたいこと発見などをサポート。
2018年9月には法人化。

10年前から「自分のやりたいことで生きる」を実践。

今までの経験を通して、沢山の方の夢や目標を応援することが出来て、とても充実した日々を送れています。

私のプロフィール詳細はこちら↓↓
>>家庭崩壊、父の死、いじめ、裏切り、失敗を乗り越えた先で見つけたもの

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本やセミナーでのもし〇〇だったら?という質問で興味関心が見つかったとしても、それがあなたのやりたいことです!みたいなのはどうも腑に落ちなくて、その理由がわかった気がします。
川村様
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