心の成長に必要なものは3つだけ!大人や子供が精神的に成熟するために

心の成長に必要なものは3つだけ!大人や子供が精神的に成熟するために

心の成長に必要なもの

心の成長に必要なもの

 

「心の成長に必要なものは何?」
「大人になったら、もう心は成長しないの?」
「経験が心を強くすると聞いたけど、本当?」

 

心の成長が大事だとわかっていても、具体的に何をすべきかを述べられる人はそうそういません。

 

 

しかしながら、心の成長で悩む人は世の中に多くいます。

 

たとえば、大人になっても子ども時代からあまり変わっていないように感じる方、子育て中で子どもの成長に不安がある方など。

 

 

悩みは数え切れないほどあるのに、その解決方法はとても抽象的でわかりにくいものです。

 

 

そこで本記事では、自分や自分の子供の心を成長させたいと願う人に向けて、

 

  • 心の成長の本質
  • 心を成長させるために必要なもの3つ

 

を、権威のある人々の意見をもとに解説いたします。

 

心の成長に役立つ具体例も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

実績プロフィール

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この記事を書いている時点で私は、300件以上もの悩み相談に直接お答えしてきました。その知見・経験を活かして書いたブログやメールマガジンは、ありがたいことに多くの方に参考にしていただき、やりたいことが見つかった人や悩みが解決できた人がたくさんいます。

 

 

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1.心の成長とは?

 

まず、心の成長とはいったい何なのでしょうか。

 

 

「心の成長」と辞書で引いても、もちろん書いてありません。

 

そのため、一般的に広く認識されているイメージをそのまま意味だと捉えるのが、今のところは正解と言えるでしょう。

 

 

社会的なイメージとしての意味は、「心の成長=知性の成長」です。

 

 

たとえば、「知性」を辞書で調べると、以下のような説明がされています。

 

物事を知り、考え、判断する能力。特に心理学で、人間の精神の三作用のうち、感情・意志に対して、いっさいの知的作用を営む能力をいう。

 

感覚・知覚から受け取った材料に働きかけて、抽象的・概念的・総合的認識を作りあげる精神的能力。

 

引用:weblio辞書

 

 

つまり、幅広い知識を身につけ、自分の意思で学んだことから物ごとについて考えたり、判断したりするのが「知性」。

 

そして、知性を成長させると人間性も豊かになり視野の大きな人になれるため、心も成長する、と言えます。

 

 

 

2.大人でも心の成長は可能なのか?

 

心の成長に必要とされる知性は、幼少期や思春期で成長が止まると認識している方も少なくありません。

 

あるいは、大人になると知性は発達せず、心の成長は難しいと捉える方もいます。

 

 

しかし、本当に大人には成長が不可能なのでしょうか?

 

 

ここでは、大人と「心の成長」の関係性について改めて考えてみます。

 

 

 

2-1.発達心理学の観点では可能だとされている

 

実は、発達心理学の世界では、「大人でも心の成長は可能だ」と言われています。

 

 

アメリカの有名な心理学者ロバート・キーガンは、20歳以降も知性は年齢とともに向上していくと述べています。

 

人間の知性は、大人になってからも年齢を重ねるにつれて向上していく。

 

そのプロセスは高齢になるまで続く。人間の知性の発達は、二〇歳代で終わるものではけっしてない。

 

出典:ロバート・キーガン『なぜ人と組織は変われないのか――ハーバード流 自己変革の理論と実践』英治出版、2013年

 

大人になってからも知性は時間の経過とともにどんどんと成長していくんですね。

 

つまりこれは、知性を磨くことをサボらなければ、大人になってからも心を成長させることはできる、ということです。

 

 

 

2-2.大人こそ心の成長に強い関心を持つ必要がある

 

大人でも心の成長があるとはいえ、成長することに緊急性を感じている方はそこまで多くはありません。

 

 

しかし、現代は「VUCA」だと言われています。

 

VUCAとは?

 

Volatility, Uncertainty, Complexity, Ambiguity、Volatility, Uncertainty, Complexity, and Ambiguity(=不安定・不確実・複雑・曖昧、不安定性・不確実性・複雑性・曖昧性、変動性・不確実性・複雑さ・曖昧さ)

 

引用:weblio辞書

 

 

私たちのキャリアや生き方は非常に多様化しており、自由さが増すとともに、不安定さも増しています。

 

なので、この先の人生をどう生きていけるかは「自分軸」や「価値観」「信念」などを持っているかどうかで全く変わる時代なのです。

 

 

これは、心を磨かない人にとっては、不安定で、不安で、他人に振り回される息苦しい時代になってしまうとも言えるでしょう。

 

しかし逆に、責任感を持って知性につながる精神を育てていけば、VUCAの社会でも自分らしく成長しながら生きていけるとも言えます。

 

あなたは、どちらの人生を歩みたいでしょうか?

 

 

先に紹介した心理学者のロバート・キーガン氏によれば、「知性は3つ段階を経て向上していくが、ほとんどの人々が大人になっても最初の段階のままで止まっている」ということもわかっています。

 

知性の3段階

  1. 環境順応型知性:世界の約70%が当てはまる。指示がないと動くのが難しいプレーヤー。
  2. 自己主導型知性:世界の20%が該当。自分の意思に基づいて人々を動かせるリーダー。
  3. 自己変容型知性:世界で10%程度しかいない。自分だけでなく周囲の価値観も認めながらよりよい状況へ導けるリーダー。

 

参考書籍:ロバート・キーガン『なぜ人と組織は変われないのか――ハーバード流 自己変革の理論と実践』英治出版、2013年

 

 

今後も複雑に変化していく社会を生き抜くためには、誰もが2つ目のステップである「自己主導型」を目指して心の成長を意識する必要があるでしょう。

 

 

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3.心の成長に必要なもの3つ

 

では、どうしたら心を成長させることができるのでしょうか?

 

 

この章では、心(知性)の成長に必要なことを3つ紹介します。

 

  • 1.自分自身や過去の経験を肯定すること
  • 2.経験から活かせるものを探すこと
  • 3.目標を持つこと

 

1つずつ詳しくみていきましょう。

 

 

3-1.自分自身や過去の経験を肯定すること

 

心の成長に必要なもの1つ目は、「自分自身や過去の経験を肯定すること」です。

 

 

心の成長を目指すにあたって、過去の自分と向き合うことは避けられません。

 

 

成長と聞くと、未来のことを考えてしまう方もいらっしゃるでしょう。

 

しかし、ただ未来を考えるのではなく、「過去」を振り返り、「過去」を経験・スキル・学びに変換し、「過去」を未来に活かせるようになる、ことが成長の本質です。

 

 

もちろん、過去のネガティブな出来事に目を向けて、感情的に落ち込むだけでは意味がありません。

 

あくまで、過去を学びに変えたり、過去と今を比べて成長を実感できたりするような振り返り方をすることが重要です。

 

 

そのためには、過去を振り返るときに感情的になるのではなく、

 

  • 自分はその出来事によってどんな経験や学び・スキルが得られたか?
  • 得られた経験や学び・スキルをこれまでどう活かしてこれたか?
  • それらを今後の人生においてどう活かしていけばいいか?

 

と、冷静に分析しながら振り返れるといいですね。

 

 

実際に、過去の経験から学ぶことは成長するために必要なことである、と述べている書籍もあります。

 

私たちが成長し、自己実現を果たすために「振り返り」は欠かせないステップです。

 

出典:永谷研一『月イチ10分「できたこと」を振り返りなさい』ダイヤモンド社、2018年

 

 

過去の振り返りを正しく行えれば、自分が嫌いで、過去にネガティブなイメージがあったとしても、弱い自分を許せるようにもなります。

 

なお、自分ではなく自分の子供に対して振り返りをしたいときは、過去にできたことについて、ひとつひとつを褒めてあげる姿勢が有効ですね。

 

 

 

 

3-2.経験から活かせるものを探すこと

 

心の成長に必要なもの2つ目は、「.経験から活かせるものを探すこと」です。

 

 

過去の自分と向き合えたら、「これまでの経験の中で未来に活かせるものがないか?」を考えます。

 

どんなに小さなことでもかまいません。

 

 

たとえば、こんな経験などでもよいでしょう。

 

  • 過去に大切な人を泣かせてしまった
  • 人からひどい悪口を言われたときがあった
  • 会社で上司から叱られたり、説教されたことがあった
  • 褒められたことがあった
  • 賞をとったり、一番になった経験がある

 

過去の失敗やうまくいった経験には、必ず未来に活かせるヒントが眠っています。

 

特に、ネガティブなものには「教訓」となるものが含まれており、それを発見できるかどうかで自分の考え方や行動も変容するでしょう。

 

 

ちなみに、アメリカの研究機関で実施された調査では、「優秀だと言われるリーダーほど過去の経験を振り返り、それを学びや新しいスキルに変えている」ことがわかっています。(参考資料:Center for Creative Leadership『How to Use Experience to Fuel Leadership Development』

 

 

ここで改めて過去を振り返り、心に残っている他人の言葉を冷静に分析してみてください。

 

きっとこれからの行動を変化させる教訓があるはずです。

 

 

 

3-3.目標を持つこと

 

心の成長に必要なもの3つ目は、「.目標を持つこと」です。

 

 

心の成長に向けて必要なものが見えてきたら、明確な目標を立てます。

 

行動計画を決めたり、新しい環境で自分を成長させるための案を考えたり、成長したい気持ちをなるべく具体的な行動に落とし込みましょう。

 

 

頭の中でいくら「過去からこんなことを学べた!」と考えていても、それを現実で行動に反映させなければ、真に心が成長したとは言えません。

 

学んだことを行動に移せるようになることで、人間としての器が大きくなり、心に余裕が出てくるようになるのです。

 

 

新たな自分を目指して進んでいる人にこそ、チャンスは巡ってきます。

 

そのため、「現状を変えたい」「心を成長させたい」と思う気持ちをそのままにせず、現実的に追求できる目標を決めて動き始めましょう。

 

 

先の項目で、心の成長は知性の成長だとお伝えしました。

 

つまり、過去・現在・未来を通して常に自分を分析し、よりよい未来へ向けて行動していける人が、心の成長を実現できるのです。

 

 

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4.全世代OK!知性を刺激するおすすめの活動

 

心の成長に必要な教訓作りや、目標決めに役立つ活動を最後に4つ紹介します。

 

いずれも、自己成長を促すための想像力やアイデアを養えるでしょう。

 

世代を問わず有効と言えますので、お好きなものに触れて知性を刺激してみてください。

 

  • 1.芸術に触れる
  • 2.ものづくりをする
  • 3.自然と触れ合う
  • 4.共同作業をする

 

 

4-1.芸術に触れる

 

知性を刺激するおすすめの活動の1つ目は、芸術に触れることです。

 

 

自分の感情とじっくりと向き合うのが好きな方は、芸術活動がおすすめ。

 

  • 読書
  • 音楽を聴く
  • 歌をうたう
  • 美術品を鑑賞する

 

さまざまな作品に触れて、泣いたり、笑ったりしてみましょう。

 

 

 

4-2.ものづくりをする

 

知性を刺激するおすすめの活動の2つ目は、ものづくりをすることです。

 

 

黙々と没頭して自分と向き合いたい方は、ものづくり活動もよいでしょう。

 

  • 絵を描く
  • DIYで家具を作ってみる
  • 陶芸をする

 

自分の手で作った作品には、その作業工程にも多くの教訓が含まれています。

 

完成後に自分の作業を振り返って、学びとなるものを探してみましょう。

 

 

 

4-3.自然と触れ合う

 

知性を刺激するおすすめの活動の3つ目は、自然と触れ合うことです。

 

 

生き物や自然とのふれあいで、素直な自分の感情を見つめることも可能です。

 

  • キャンプ
  • 散歩
  • つり
  • 動物園や植物園に行く

 

自然には、私たちの想像をこえる大きなエネルギーがあります。

 

そんな大自然の中に身を置けば、新しいアイデアも思いつけるかもしれません。

 

 

 

4-4.共同作業をする

 

知性を刺激するおすすめの活動の4つ目は、共同作業をすることです。

 

 

人との会話やコミュニケーション力も高めたい方は、共同作業をしてみることもおすすめ。

 

  • 家族とのイベントを企画する
  • 地域行事やボランティア活動に参加する
  • 仕事で新しいプロジェクトの手を挙げる
  • チームプレイの習い事を始める

 

周囲と協力してひとつの物ごとを進めていくことで、自分にはない発想や意見を聞けるチャンスも訪れます。

 

また、これまでは知る機会のなかった文化や伝統を学べたり、それを自分のスキルに変換したりできる考え方も養えるでしょう。

 

 

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5.(まとめ)心の成長に必要なものはあなたの中にある

 

心の成長に必要なものを解説しました。

 

心の成長の核である「知性」は、単に知識を身につけることではありません。

 

自分が歩んできた人生を振り返り、それを未来に活かそうとする気持ちと、実際に行動していくことが重なって、はじめて知性は成長します。

 

ゆえに、心の成長に必要なものは、まず過去の経験を振り返る勇気を持つことから。

 

 

自分の失敗や経験を認める気持ちが持てるなら、何歳からでも心の成長は見込めると言えるでしょう。

 

ぜひ知性を刺激して、新しい自分を迎えにいってあげてください。



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この記事を書いた人

―西村敏(にしむらさとし)―

西村敏

西村敏


1986年生まれ、長野県出身、宮城県在住。
株式会社ジャストコネクションズ代表取締役。

2011年から副業でブログを開始。ブログ歴は10年。
独立後はコンサル業・通信講座事業も開始。得意の言語化力を活かし、多くの顧客の言語化力・説明力・文章力アップ、起業・副業による収入アップ、やりたいこと発見などをサポート。
2018年9月には法人化。

10年前から「自分のやりたいことで生きる」を実践。

今までの経験を通して、沢山の方の夢や目標を応援することが出来て、とても充実した日々を送れています。

私のプロフィール詳細はこちら↓↓
>>家庭崩壊、父の死、いじめ、裏切り、失敗を乗り越えた先で見つけたもの

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