自分の人生は自分で決める!その決断力を磨く5つの方法|人生を切り開く決断のコツとは?

自分の人生は自分で決める!その決断力を磨く5つの方法|人生を切り開く決断のコツとは?

自分の人生は自分で決める

自分の人生は自分で決める

 

  • 満足できる人生を歩みたい
  • まわりに振り回されずに、自分の道を選びたい

 

「自分で選択すること」は、「自由」そのもの。

 

ランチ1つとっても、誰かに指図されたものしか食べられないより、自分で決めた方が選択に満足できますよね。

 

 

しかし、進路やキャリアといった「人生の選択」は、自分の判断に不安を感じることも多いのが事実。

 

「失敗したらどうしよう」
「この選択で本当に後悔しないのか?」

 

と自信が持てなくなったり、まわりから反対されて不安が募ったりすることもあると思います。

 

 

この記事では、自己決定に関する書籍や、実際に夢を追って大きな転身を遂げた方の著書をもとに、自分の人生を自分で決めるべき理由や、充実した人生に繋がる決断のコツをご紹介。

 

大きな決断をしようとするとき・不安で踏み出せないときに、前向きな一歩を踏み出すきっかけになるはずです。

 

早速、専門家や経験者の言葉から、自分の人生を決めるヒントを探っていきましょう。

 

 

実績プロフィール

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この記事を書いている時点で私は、300件以上もの悩み相談に直接お答えしてきました。その知見・経験を活かして書いたブログやメールマガジンは、ありがたいことに多くの方に参考にしていただき、やりたいことが見つかった人や悩みが解決できた人がたくさんいます。

 

 

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自分の人生は自分で決めるべき7つの理由

 

「自分の人生は自分で決めた方がいい」と感じても、やはり不安は湧くもの。

 

 

「やっぱりまわりの言うことを聞いた方が安全なんじゃないか」

 

と、疑問を感じる場合もあると思います。

 

 

そこで最初に、自分の人生を自分で決めるべき理由をメリット・デメリットの両面から考えてみましょう。

 

  • 1.自分の人生を自分で決めないデメリット
  • 2.自分の人生を自分で決めるメリット

 

 

1-1.自分の人生を自分で決めないデメリット

 

まず、自分の人生を自分で決めないデメリットを見ていきます。

 

 

「自分の人生を自分で決めない」とは、他人軸で生きるということ。

 

自分の意見を殺してまわりの意見に従ってしまうだけでなく、無意識に世間的な常識に縛られてしまう場合もあります。

 

他人軸で自分の人生を決める場合のデメリットは以下の3つです。

 

  • 1.一向に心が満たされない
  • 2.強みが活かされない
  • 3.病気の原因になる

 

1つずつ詳しくみていきましょう。

 

 

1-1-1.一向に心が満たされない

 

どんなに地位や名誉を手に入れても、自分で納得した道でなければ、どこかに違和感が残ります。

 

「東大進学」「一流企業に就職」と聞けば、多くの人が「順風満帆で成功した人生」というイメージを抱くのではないでしょうか。

 

 

しかし、実際に「東大出身」「超一流コンサル企業マッキンゼーに入社」という華々しいキャリアからお笑い芸人に転身した石井てる美さんは、社会的な判断基準で決めた当時のキャリアを「そこはかとない違和感」「ワクワクする感覚が得られなかった」と振り返っています。

 

中高時代にそれなりにちゃんと勉強したおかげで東大に入ることもできました。そのおかげで将来の可能性が広がりました。でもずっと「自分の人生を生きていない、そこはかとない違和感」がありました。(中略)ステータス欲求が満たされていったはずなのに、いつまでたっても本当にやりたいことに近づいている感覚や、ワクワクする感覚が得られませんでした。
引用:石井てる美『私がマッキンゼーを辞めた理由 ―自分の人生を切り拓く決断力―』

 

 

偏差値が高い学校に入ったり、一流企業に勤めたりすることは、大きなステータスに繋がることは間違いありません。

 

しかし、ステータスを手に入れても、自分の思い入れがなければ「幸せな人生」は叶いづらいのが現実です。

 

 

 

 

1-1-2.強みが活かされない

 

自分の考えよりも社会的な常識・ルールを優先する場合、「自分の強みが活かされない人生」になる危険性があります。

 

 

社会的な常識はあくまで一般的なもの。

 

1人1人に合った判断軸ではありません。

 

 

そのため、「ここぞ」という場面で自分に合った選択をしないと、強みやスキルを発揮するチャンスを逃してしまうんです。

 

 

フットサル日本代表監督のミゲル・ロドリゴさんも、強みの発揮に対する決断力の重要性を語っています。

 

映像で見た日本人選手から、私は「決断する力が足りない」と感じていた。個々が持つ素晴らしい技術が、コートの上で解放されていないのである。(中略)シュートの技術がひどく低いわけではない。むしろ、シュートを打てるのに打たないシーンが目についた。あらかじめ決められていたかのように、パスをまわしている。
引用:ミゲル・ロドリゴ『日本人チームを躍動させる 決断力の磨き方』

 

強みを発揮できなければ、成果や充実感にも繋がりづらくなるでしょう。

 

 

 

 

1-1-3.病気の原因になる

 

自分の生きる目的に逆らった人生は、病気や身体的な症状の原因になることが多々あります。

 

なぜなら、心的ストレスは、体に強く影響するからです。

 

 

「病気なんて、大げさな」と感じますよね。

 

しかし、心が体に影響を与える場面は日常でもたくさんあります。

 

  • 緊張で胃が痛くなる
  • ストレスで頭痛がする
  • 恐怖で寒気を感じる

 

このような、ストレスや違和感を抱く状態が人生を通して続くとしたら、体の健康を損なうリスクもリアルに感じるのではないでしょうか。

 

 

実際にコーチングやカウンセリングといった「心へのアプローチ」で病気の改善を行っているトランスフォーメショナル・コーチの梯谷幸司(はしがいこうじ)さんは、著書の中で病気のメカニズムを以下のように述べています。

 

社会的自分によって、自分の中の奥深くに封じ込められた本当の自分が、「このまま生きる目的に向かって生きることが許されないなら、元気でいても意味がない」と、さまざまな病気をつくり出していくのです。
引用:梯谷 幸司『本当の自分に出会えば、病気は消えていく―――「あなた自身の人生」を生きていないとき、人は弱く、不調になる!』

 

自分の人生を自分で決めることは、心だけでなく、体の健康にも関わる問題なんです。

 

 

 

 

1-2.自分の人生を自分で決めるメリット

 

では反対に、自分の人生を自分で決めるメリットはなんでしょうか。

 

ここでは4つご紹介します。

 

  • 1.結果に関わらず幸せに繋がる
  • 2.自分を大切にできる
  • 3.幸せや喜びを格段に増やせる
  • 4.変化の激しい時代で生き残る力になる

 

ここも1つずつ詳しくみていきますね。

 

 

1-2-1.結果に関わらず幸せに繋がる

 

納得できる選択をすると、その先の行動も意欲的になれます。

 

 

結果、充実感や学びを得ながら前進することが可能です。

 

さらに、やってみた結果失敗しても、「次は別の選択肢にしよう」と、ポジティブに学ぶことができます。

 

 

一方、他人軸で選んだ結果失敗してしまうと、「やっぱり自分で決めればよかった」と後悔が大きくなりやすいです。

 

また、「アイツのせいだ」「責任を取ってほしい」と人を責める気持ちも湧いてきたりしてしまいます。

 

 

「自分で決めること」こそ、さまざまな経験をプラスにするカギになると言えるでしょう。

 

 

 

1-2-2.自分を大切にできる

 

自分の意志で決めることは、自分の心の声に耳を傾け、尊重すること。

 

自分に自信や安心感を与えることができます。

 

 

反対に、他人軸で考えることは、自分の心の声を二の次にするということ。

 

他人に無視されるのも悲しいですが、自分で自分を無視することは、心の底により深い傷を作ります。

 

自分自身を大切にするためにも、自分軸で考えることが重要です。

 

 

 

1-2-3.幸せや喜びを格段に増やせる

 

楽しみや喜びは、自分で種をまいてこそ増やせるものです。

 

周囲の流れに身を任せるだけでも日々は過ごせます。

 

 

しかし、自分が行動しない限り、「こうだったらいいのにな」というイベントはなかなか起こりません。

 

 

たとえば、山積みの課題にうんざりしているだけでは、ただの苦行で終わってしまうかもしれません。

 

ですが、ご褒美のケーキを買うといった自分が幸せになるための行動を取れば、「課題が終わったら食べよう!」とワクワクを増やすことができます。

 

 

充実感のある毎日を過ごすためにも、自分の意志で幸せの種まきをすることが大切です。

 

 

 

1-2-4.変化の激しい時代で生き残る力になる

 

まわりに振り回されない決断力は、これからの時代の強みになります。

 

「変化が激しい」「予測不可能」と言われるこれからの時代は、常識だけにとらわれない柔軟な姿勢が重要。

 

 

たとえば、発達するテクノロジーの中では、世界に遅れをとらない新たなアイデアを生んだり、前例のない問題に対処したりする力が必要です。

 

また移り変わりが激しい世界では、ライフスタイルや働き方、住む場所などを状況に応じて見直す機会も増えるでしょう。

 

そのため、これまでの常識に縛られずに自分で最善の道を選択できる力は、時代の流れから見ても大きな財産になるんです。

 

 

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自分の人生を決める決断のポイント5つ

 

では、自分の人生を決めるためには、どのような決断をすればよいのでしょうか。

 

 

「自分で決めた」と思っても、実は自分の気持ちを押し殺してしまっていることもあります。

 

また、いざ自分の人生を決めようと思っても「これで本当にいいのかな」「失敗したらどうしよう「もっと他の道もあるんじゃないか」と不安になることもありますよね。

 

 

そんなときに後悔しない決断をするためのポイントを5つ解説します。

 

  • 1.ゴールを持つ
  • 2.即決する
  • 3.「やりたい・やりたくない」の軸で考える
  • 4.前向きになれる環境に身を置く
  • 5.他人の言葉を判断の軸にしない

 

1つずつ解説していきますね。

 

 

2-1.ゴールを持つ

 

自分にとって価値ある決断をするためには、理想の人生や価値観といった「ゴール」を持つことが大切。

 

理由は、自分の人生を歩むための判断基準が明確になるからです。

 

 

人生選択に関する著書を読んでみても、「自分の軸を持つことの重要性」が繰り返し書かれています。

 

「自分が人生の主役になる」ということは自分の価値基準をしっかり持つところから始まります。
引用:石井てる美『私がマッキンゼーを辞めた理由 ―自分の人生を切り拓く決断力―』

 

幸せとは、自分の価値観に合うものを現実に手に入れた状態のことである、ということは前項で述べたとおりです。したがって、幸せになりたければ、まずは自分の価値観を明確にしておく必要があるわけです。
引用:柳生雄寛『なかなか自分で決められない人のための「決める」技術』

 

 

「なにを作るか」を決めずに料理をするのは難しいように、人生選択にも目的地が必要。

 

「どんな人生を歩みたいか」というゴールを最初に把握することが大切です。

 

 

ゴールを決めるには、過去の経験から自分の価値観や理想の人生を振り返ることが有効。

 

 

以下の記事では、仕事選びに役立つ自己分析の中で、価値観を知る5つの質問をまとめています。

 

日常生活にも役立つ自分の価値観が見えると思うので、実践してみてください。

 

 

 

 

2-2.即決する

 

決断はスピード勝負。

 

やるにしろやらないにしろ、理由を持って素早く決めることが重要です。

 

 

人は迷う時間が長いほど判断力がなくなり、「とりあえず」という気持ちで現状維持を選びやすくなります。

 

実際に、毎日の買い物でも、「めっちゃ迷ったけど買わなかった」という経験は誰にでもあるのではないでしょうか。

 

 

しかし、「自分の人生」を生きるためには、自分の意志を反映させることが重要。

 

判断力がなくなる前に、「○○だからやる」「○○だからやらない」と即決するのがポイントです。

 

 

また、即決すれば、失敗したときの挽回のチャンスが増えるというメリットもあります。

 

「速く決めると、間違ったり、失敗したりすることもあるのでは?だから、じっくり考えて決めたほうがいいのでは?」そう思う人もいるかもしれません。たしかに、そういういうこともあるでしょう。それでも早く決めたほうがいいのです。なぜなら、速く決断できる人は、たとえ失敗したとしても、すぐに次の決断ができるので、挽回するのも速いからです。
引用:柳生雄寛『なかなか自分で決められない人のための「決める」技術』

 

決断には勇気がいりますが、「即決」はいつも頭の片隅に入れておきたいポイントです。

 

 

 

2-3.「やりたい・やりたくない」の軸で考える

 

自分の人生を歩むには、自分が「やりたい」と感じる選択をすることが重要です。

 

 

普段の生活でも、「自分がどうしたいか」より、「成功するか・しないか」「後悔するか・しないか」の基準で考えることはありませんか?

 

しかし、未来は誰にもわからないもの。

 

大きい決断になるほど、不安が募って決められなくなっていきます。

 

 

「自分の人生を生きる」とは「未来を予想すること」ではなく、「自分が今どうしたいか」に従うことです。

 

「やりたい」と思える選択肢を取ることが、充実した人生に繋がります。

 

変化を恐れずに前に進んでいける人は、「できる・できない」というニュアンスの言葉をほとんど使いません。(中略)いろいろな言い訳をせずに、自分が「やりたいから、やる」、「やりたくないから、やらない」という判断基準で、次々と行動していきます。
引用:梯谷 幸司『本当の自分に出会えば、病気は消えていく―――「あなた自身の人生」を生きていないとき、人は弱く、不調になる!』

 

 

 

2-4.前向きになれる環境に身を置く

 

自分の人生を歩むためには、前向きになれる環境を整えることも重要です。

 

たとえ自分の軸に沿ってワクワクする選択をしても、まわりから「そんなのムリ」「将来どうするの?」「時間のムダ」と言われてしまうと、どうしてもやる気がそがれたり不安が募ったりするものです。

 

 

環境によって、私たちのモチベーションは大きく変わります。

 

応援してくれる身近な人をはじめ、似たようなモチベーションの人が集まる勉強会やSNSでのコミュニティとの関わりを持ち、「自分の人生」を歩みやすい環境を大切にしましょう。

 

 

 

2-5.他人の言葉を判断の軸にしない

 

決断をためらう大きな要因の1つは、なんといっても他人の声です。

 

自分の判断軸を持ったとしても、他人から否定的されれば気になってしまいますよね。

 

 

しかし、否定的な言葉のせいで結果的に他人軸になってしまうと、いつまでも後悔がつきまとうでしょう。

 

そのため、周囲の反対に心が折れそうになったとしても、「他人軸にはならないように」と意識しておくことが重要です。

 

 

そもそも、他人の「そんなのムリだよ」「時間のムダじゃない?」「今さら遅いよ」といった否定的な言葉には、うらやましい気持ちや、自分の人生を歩もうとしている人に対する焦りが含まれていることもあります。

 

「そういうのやる人イタくない?「いや、ムリでしょー」と夢を妨げるようなことを言ってくる人もいました。ならば堅実な人生を肯定しているのかと思いきや、「今の会社の仕事に興味は無いけど、他にやりたいこともない」と言って自分の会社に文句を言うのです。自信がなくて不安だから、自分の世界を守りたくて決断しようとしている人を引きとめるのです。
引用:石井てる美『私がマッキンゼーを辞めた理由 ―自分の人生を切り拓く決断力―』

 

 

中には本当に自分のことを思ってアドバイスしてくれる人もいるでしょう。

 

しかし、あくまでもメインの軸は「自分」。

 

 

周囲の意見を参考にするときも、誰の言葉を受け入れるかは自分で取捨選択しましょう。

 

自分軸・他人軸を明確にする方法は以下の電子書籍も参考になります。。

 

 

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決断する勇気が持てないときの人生を切り開く5つのコツ

 

頭では「やりたい!」と思っていても、なかなか決断しきれないのが人生の選択。

 

ここでは迷って足踏みをしてしまうときに、一歩を踏み出すコツを5つ紹介します。

 

  • 1.ゴールを確認する
  • 2.未来のことを心配しすぎない
  • 3.いつでも方向転換できると知る
  • 4.「人間万事塞翁が馬」を思い出す
  • 5.メリットとデメリットを紙に書く

 

1つずつ見ていきましょう。

 

 

3-1.ゴールを確認する

 

決断に迷ったときは、まず価値観や人生の目的といった、「自分のゴール」を確認しましょう。

 

 

人は考えている間に本来の目的を見失ってしまうことがあります。

 

そのため、迷ったときは「なにを重視するのか?」「どうなりたいのか?」という目的の再確認が有効。

 

判断軸が明確になり、納得できる判断をスムーズに行いやすくなります。

 

 

「そもそもゴールがハッキリしない」という場合は、この機会に自分の価値観や人生の目的を見つめてみるのがおすすめ。

 

大きな選択だけでなく、日常の小さな選択にも有効な軸が持てるはずです。

 

 

 

3-2.未来のことを心配しすぎない

 

未来のことを心配すると、決断が怖くなります。

 

悪い考えは連鎖するもの。

 

ネガティブなイメージがどんどん浮かび、過大な不安や恐怖を抱きやすくなってしまいます。

 

いったんネガティブ感情に巻き込まれてしまうと、ああでもない、こうでもないと考え続けてしまう。そしてやがては、後悔が自己嫌悪に発展し、不安が不安を呼んで坂道を転がり落ちる雪玉のように巨大になっていく。
引用:藤井英雄『マインドフルネスと7つの言葉だけで自己肯定感が高い人になる本』

 

 

しかし、不安というのは単なる妄想です。

 

東大卒業・一流企業のマッキンゼー入社という超エリートキャリアからお笑い芸人の道に進んだ石井てる美さんも、「決断のときに感じた不安は、実は大したことではなかった」と振り返っています。

 

今になって思うのは、どうしてマッキンゼーにいたあのとき、お笑い芸人になる決断をするだけであんなに自分の中で大騒ぎしていたのだろう、ということです。
(中略)
人生を俯瞰して振り返ると、誰しもが「どうして当時はあんなことを気にしていたんだろう」と今になればどうでもいいことがたくさんあると思います。私も決断のときは近視眼的になって一人で大げさに考えて、どうでもいいことを考えて苦しんでいました。
引用:石井てる美『私がマッキンゼーを辞めた理由 ―自分の人生を切り拓く決断力―』

 

 

私たちが今抱いている圧倒されるような不安も、人生全体で見たら実はほんのちっぽけなのかもしれません。

 

未来の恐怖にとらわれる必要はないと知るだけでも、軽やかに一歩踏み出すきっかけになります。

 

 

 

 

3-3.いつでも方向転換できると知る

 

「1回決めたら、2度と後戻りできない」と考えるとどうしても決断が怖くなりますよね。

 

 

しかし、人生はいくらでも方向転換可能。

 

むしろそのときの状況や価値観に合わせて方向転換を繰り返すことで、本当の幸せに近づくことができます。

 

自分の成長の段階、ライフステージによってやりたいことは変わります。価値観も変わるので、生きている限り根本的な働き方や生き方は「上書き」を繰り返していきます。
引用:和田 直也『自分軸で生きるための教科書: Live your own AXIS.』

 

 

キャリアも同様に移り変わるものです。

 

漫画原作者の小池一夫さんも82歳で出版された著書の中で「人生に夢は1度きりというのは思い込み」と語っています。

 

人生のステップは何段階もあり、二毛作、三毛作が可能だと理解している人にとっては、一つのキャリアの終わりは次に向けてのステップです。(中略)特に若い人に言いたいのは、夢や希望が打ち砕かれたら、さっさと次の人生を生きるのです。人生で夢が一回きり、一度だけというのは思い込みです。
引用:小池一夫『人生の結論』

 

決断が怖くなってしまうこともありますが、「あくまでも幸せへの階段のうちの1段なんだ」と思えると、安心して前を向けるようになってきます。

 

 

 

 

3-4.「人間万事塞翁が馬」を思い出す

 

「人間万事塞翁が馬(にんげんばんじさいおうがうま)」とは、「物事の良し悪しは見かけでは判断できない」という意味です。

 

決断した結果失敗したとしても、それが本当に悪いことかはわかりません。

 

 

実際に生活の中でも「最悪!」「失敗した!」と落ち込むようなことが、めぐりめぐって幸福に繋がるという出来事はたくさんあります。

 

  • 第一志望の大学に落ちたけど、滑り止めの大学で親友ができた
  • 大好きなオムライスが品切れだったけど、仕方なく頼んだチャーハンがすごくおいしかった

 

 

決断に不安はつきもの。

 

しかし、「悪いことでも、結果的によい結果に繋がることもある」、「なにがどう繋がるかわからないのが人生」と考えると、悩むよりまず前に進もうという気持ちが湧いてきませんか?

 

 

結局、幸せな人生を歩む方法は、「今、最善だと思う選択をすること」と言えそうです。

 

 

 

3-5.メリットとデメリットを紙に書く

 

モヤモヤと思考が渦巻いてしまうときは、紙に書くことが効果的です。

 

見えない考えが可視化されるので、頭がクリアになり、客観的に判断しやすくなります。

 

 

特にメリットとデメリットを並べて書くと、比較がしやすく判断が簡単。

 

私自身も、紙に書いたことでメリットの方が圧倒的に多いことに気づけ、判断がスムーズになった経験があります。

 

モヤモヤした思考は、ぜひ紙に書きだして整理してみてください。

 

 

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自分の人生を決める「決断力」の鍛え方

 

自分の人生を決めるときになって、いきなり自分軸になるのは難しいことです。

 

ここからは、決断力を鍛えるために日ごろからできることをご紹介します。

 

 

毎日は決断の連続。

 

決める力がアップすることを1つ1つ実践することで、日常の充実度も高くなっていくはずです。

 

  • 1.いろいろな価値観に触れる
  • 2.ポジティブで自信がある人と関わる
  • 3.小さなことを理由を持って決める
  • 4.ポジティブなセルフイメージを持つ

 

 

4-1.いろいろな価値観に触れる

 

他人の意見や一般論といった、自分以外の価値観に触れると、自分の価値観を知るきっかけになります。

 

 

「サッカーは好きですか?」という質問に対し、多くの人は「好き」や「まぁまぁ」と言った自分なりの答えを出すことができると思います。

 

しかし、「クロスミントンは好きですか?」と聞かれても、初めて聞く人にとっては答えづらいですよね。(クロスミントン:ドイツ発祥のテニスとバドミントンを合わせたような競技)

 

 

実際に見たり経験したりしないと、物事は判断できません。

 

価値観も同じように、実際に経験してはじめて、自分に合うか・合わないかがわかります。

 

 

たとえば、身近な人との会話や書籍、SNS、映画などを通して、世界の常識や他の人の価値観に触れることが有効です。

 

いろいろな価値観に触れる方法

  • 身近な人との会話
  • 書籍
  • SNS
  • 映画 など

 

さまざまな価値観に触れることで、自分の軸が磨かれていくでしょう。

 

 

 

4-2.ポジティブで自信がある人と関わる

 

「自分の人生を生きたい」と思っても、親や友人から否定的な言葉を浴び続けると、どうしても行動しづらくなってしまいます。

 

せっかく一歩を踏み出そうとしているのに、まわりの心無い一言でチャンスを逃すのはもったいないこと。

 

そのため、一歩踏み出そうとするときこそ、自分軸で生きているポジティブな人と関わることが大切です。

 

ネガティブな言葉から距離をとり、まわりのポジティブなエネルギーをもらうことができます。

 

自信は伝染します。それを忘れないでください。自信は何をするにも重要です。ですから、自信のある人や自信を与えてくれる人とつきあい、働くべきなのです。
引用:ボブ・トビン『10年後、後悔しないための自分の道の選び方』

 

自分の人生を歩むためにも、身近な人付き合いを見直してみるとよいでしょう。

 

 

 

 

4-3.小さなことを理由を持って決める

 

日常の小さな選択を理由を持って行うことで、「自分軸で考える」ことを習慣化できます。

 

居酒屋で料理を注文するという日常の場面においても、なんとなく決めるのではなく、明確な理由とともにすぐに決める訓練をしていくことで、決める力はどんどんアップしていくのです。
引用:柳生雄寛『なかなか自分で決められない人のための「決める」技術』

 

 

日常の小さな選択例とは、たとえば以下のような場面です。

 

  • レストランでなにを注文するか
  • なに色の服を着るか
  • お菓子を食べるか、ガマンするか
  • 起きるか、二度寝するか
  • どの仕事から手を付けるか

 

 

「どっちでもいい」と人任せにしたり、「なんとなく」という理由で決めたりしているだけでは、「自分の人生」に繋がりません。

 

毎日の小さな判断から自分の意見・理由を持つことで、人生においても納得できる判断ができるようになります。

 

 

 

4-4.ポジティブなセルフイメージを持つ

 

セルフイメージとは、自分に対する印象や考えのこと。

 

たとえば、「私はラッキーな人間だ」「自分はバカな落ちこぼれだ」といったものがあります。

 

 

そして重要なのは、持っているセルフイメージによって人生が大きく左右されること。

 

日ごろから自分の人生にネガティブなイメージを持っていると、悪いイメージが現実化してしまいます。

 

思い込みやセルフイメージに合った形で、現実がどんどん強化されていくのです。たとえば、「人生は思い通りにいかない」と思い込んでいれば、物事がうまくいきそうになると、「人生が思い通りになるはずがない」と、無意識にうまくいかなくなるような行動を取ったりします。
(中略) シンプルに説明するなら、その人にとって人生の前提以外のことは存在しないので、それ以外の発想が出てこないのです。そのため、人生の前提以外のことは起こり得ないのです。
引用:梯谷 幸司『本当の自分に出会えば、病気は消えていく―――「あなた自身の人生」を生きていないとき、人は弱く、不調になる!』

 

 

逆にポジティブなセルフイメージを持っていると、それだけ充実した人生を送るエネルギーになります。

 

日ごろから自分を褒めたり、「大丈夫」「できる」といったポジティブな言葉を自分にかけたりして、セルフイメージを高くしていきましょう。

 

 

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自分の人生を切り開く勇気がもらえる名言

 

最後に、自分の人生を決めるときに背中を押してくれる名言を紹介します。

 

踏み出す勇気をもらい、早速自分の人生を自分で選択していきましょう。

 

自分の決断が成功することを常に心に留めておくことは、何よりも重要である。
エイブラハム・リンカーン(アメリカの第16代大統領)
出典:名言の旅e.j.quotes『迷う心の、決断力を鍛える偉人たちの座右の銘・名言(英語&日本語)』

 

不決断こそ最大の害悪。
ルネ・デカルト(フランスの哲学者)
出典:『決断 名言』

 

夢、これ以外に未来をつくり出すものはない。
ヴィクトル・ユゴー(フランスの作家)
出典:ひすいこたろう『3秒でハッピーになる 超名言100』

 

私はよく人から成功する秘訣を教えてほしいとか、どうすれば夢を実現することができるのかと尋ねられます。その答えは「自分でやってみる」ことです。
ウォルト・ディズニー(起業家・映画製作者)
出典:ひすいこたろう『3秒でハッピーになる 超名言100』

 

迷った時ほど遠くを見よ。近くを見れば見るほど船酔いする。あらが見えてくる。遠くまで見てみると、実はそんなものは誤差だとわかる。
孫正義(実業家)
出典:ひすいこたろう『3秒でハッピーになる 超名言100』

 

自分の人生の目的にかなう活動をせよ。
レオナルド・ダ・ヴィンチ(芸術家)
出典:ひすいこたろう『3秒でハッピーになる 超名言100』

 

悩んだ末に出た答えなら、15点だとしても正しい
桜井和寿(ミュージシャン)
出典:ひすいこたろう『3秒でハッピーになる 超名言100』

 

将来夢を追いかけられるように、今は好きでも無いことを一生懸命にやっているという人もよく見かけますが、自分が永遠に生きられると思っているのでしょうか?
出典:ボブ・トビン『10年後、後悔しないための自分の道の選び方』

 

あなたが望む働き方に近づく決断をすれば、ある種の喜びが生まれます。そして、決断してしまえば、前進できるのです。
出典:ボブ・トビン『10年後、後悔しないための自分の道の選び方』

 

 

 

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自分の人生は自分で決める:まとめ

 

自分の人生を自分で決めることは、自分の満足度だけでなく、時代の流れのうえでも重要なことです。

 

そして、「自分の人生」を作る決断には、価値観や判断軸を持つことが不可欠。

 

 

「なかなか決断できない」「本当に自分にとって最善の道なのか分からなくなってきた」というときは、ぜひ価値観を確認するところから取り組んでみてください。

 

世界には、自分の決断によって幸せな人生を切り開いた人が沢山います。

 

私たちも強い判断軸を持ち、他でもない「自分の人生」を楽しみながら作っていきましょう。



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この記事を書いた人

―西村敏(にしむらさとし)―

西村敏

西村敏


1986年生まれ、長野県出身、宮城県在住。
株式会社ジャストコネクションズ代表取締役。

2011年から副業でブログを開始。ブログ歴は10年。
独立後はコンサル業・通信講座事業も開始。得意の言語化力を活かし、多くの顧客の言語化力・説明力・文章力アップ、起業・副業による収入アップ、やりたいこと発見などをサポート。
2018年9月には法人化。

10年前から「自分のやりたいことで生きる」を実践。

今までの経験を通して、沢山の方の夢や目標を応援することが出来て、とても充実した日々を送れています。

私のプロフィール詳細はこちら↓↓
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先に参加した方々からは、以下のような感想も届いています。

今野様
重要で濃い内容を教えて頂きありがとうございました!憂鬱だった日々の自分が心の底から湧き上がってくる衝動に戸惑うぐらい効果があってほんとすごいなって思います。毎回楽しみです!
利英様
聞いていると、もうこれは自分だなってなりました。今まで行動はしたものの、なにか違う、ピンと来ない、燃え尽きるということばかりだったので、自分の常識だと思っていたことがみるみる破られていく感じでした。
皆川様
本やセミナーでのもし〇〇だったら?という質問で興味関心が見つかったとしても、それがあなたのやりたいことです!みたいなのはどうも腑に落ちなくて、その理由がわかった気がします。
川村様
右手で書いた方がきれいな字が書けるのに左手で書こうとしている、という例えは非常に分かりやすくしっくり来ました。今やりたいことはいくつかあるのですが、私は右利きなのにどれのこれも左手でやろうとしているから上手く行かないことに気付きました。正直、半信半疑で登録しましたがここまでためになる話が聞けるとは思っていませんでした。登録して本当に良かったです。

ぜひあなたも、自分に対する理解がどんどん深まってく楽しさを体験してみてください。

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